アルフェイムでは小内海こそが世界の中心であり、その沿岸地域――即ち中央世界――に存在する国、住まう者のみが“文明国”“文明人”とされている。
 その他は全て辺境であり、夷狄戎蛮の棲まう地である。ましてや遠い東の果て極東など、蛮族とはいえもはや人の住む地ではない。その様な辺境中の辺境の国家である清華に“列強”の称号を与えるなど、“常識”では考えられなかった。

しかし、9大列強の1国に清華が数え上げられているのは、まさしく清華が常識外の巨大国家だからである。


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最終更新:2007年09月11日 09:07