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{2009年10月19日 締 切 新聞論評 学籍番号 1814039 氏名 山崎良介}
1.新聞情報:
2.要約
NECは2010年3月期中に情報システム構築とソフトウエア開発のコストを前期比で300億円(連結ベース)削減する。所属企業に業務を集中的に発注し、1社当たりの発注額を大幅に増やしながら発注単価を引き下げる。(91文字)
3.論評
NECは下請け会社への発注の集中や、海外へのソフト開発委託などをしてシステム構築・ソフト開発のコストを300億円削減する。所属企業に業務を集中的に発注することで、発注単価を引き下げる。これによって、コストが約200億円削減された。さらに、中国を中心に海外へのソフト開発委託を加速することで、100億円の削減を目指している。NECは品質の維持・向上に向け、人材育成や品質管理など6つの分野で勉強会の設置を行った。コストを削減しても、品質の維持・向上にはこれまでどおり力を入れていくつもりである。
システム構築・ソフトウエア開発のコスト削減はこれからも必要となってくることだろう。ほとんどの企業がシステムを入れているからこそ、低コストのシステム構築が必要となってくる。だが、そのために、海外へのソフトウエア開発はいいとは私は思わない。同じやるのであれば、下請け会社で全て統一するなど国内で作業をしてほしい。安価を求め、海外で物を発注すれば、日本は今以上に不況となるだろう。これはシステムだけの話ではない。こういうところも考えて欲しいところだ。(452文字)
4.コメント
{2009年10月19日 締 切 新聞論評 学籍番号 1814039 氏名 山崎良介}
1.新聞情報:
- 見出し:システム構築。ソフト開発 コスト300億円削減 NEC下請け発注を集約
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2009年10月17日
- 面数:13面
2.要約
NECは2010年3月期中に情報システム構築とソフトウエア開発のコストを前期比で300億円(連結ベース)削減する。所属企業に業務を集中的に発注し、1社当たりの発注額を大幅に増やしながら発注単価を引き下げる。(91文字)
3.論評
NECは下請け会社への発注の集中や、海外へのソフト開発委託などをしてシステム構築・ソフト開発のコストを300億円削減する。所属企業に業務を集中的に発注することで、発注単価を引き下げる。これによって、コストが約200億円削減された。さらに、中国を中心に海外へのソフト開発委託を加速することで、100億円の削減を目指している。NECは品質の維持・向上に向け、人材育成や品質管理など6つの分野で勉強会の設置を行った。コストを削減しても、品質の維持・向上にはこれまでどおり力を入れていくつもりである。
システム構築・ソフトウエア開発のコスト削減はこれからも必要となってくることだろう。ほとんどの企業がシステムを入れているからこそ、低コストのシステム構築が必要となってくる。だが、そのために、海外へのソフトウエア開発はいいとは私は思わない。同じやるのであれば、下請け会社で全て統一するなど国内で作業をしてほしい。安価を求め、海外で物を発注すれば、日本は今以上に不況となるだろう。これはシステムだけの話ではない。こういうところも考えて欲しいところだ。(452文字)
4.コメント