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{2009年10月19日 締 切 新聞論評 学籍番号 1814079 氏名 加川恭平}
1.新聞情報:
2.要約
カタログ通販のニッセンホールディングスは出版取次大手の日本出版販売と組み、書店で電子看板を利用した広告事業に参入する。21日からまず首都圏50店舗で始め、5年後に全国1500店舗に拡大し、年間15億円の広告収入を目指す。(110文字)
3.論評
近年の各種メディアの広告収入の減少をはじめ、広告業界は苦しい状況が続いている。そんな厳しい状況の中、広告事業に参入するニッセンホールディングスは、この広告手法にそれなりの自信を持っているとうかがえる。今回ニッセンホールディングスが行う広告手法は、数ある手法の中で最も注目されているといっても過言ではない、デジタルサイネージを用いたものである。従来の広告を打ち出すだけのものとは違い、詳細な売り上げデータの分析も可能となる。また時間帯に応じて打ち出す広告を変更することもでき、より消費者にマッチした広告になることが期待できる。近年の広告主は、無駄打ちの多い広告を嫌い、より消費者にマッチしさらに広告を打ち出した後の効果が詳細にわかるものを好む。つまり、限られた資金でどのように広告を出し成果を上げるか。これが重要になってくる。
ニッセンホールディングスは、全国の書店に通販カタログを置いているため書店とのネットワークがある。このネットワークを広告事業に活用したことは、非常に素晴らしいと思う。今後ニッセンホールディングスの電子看板が私たちの町にも設置される日を願っている。(484文字)
4.コメント
{2009年10月19日 締 切 新聞論評 学籍番号 1814079 氏名 加川恭平}
1.新聞情報:
- 見出し:ニッセン、書店に電子看板設置、書籍・化粧品を広告、5年で1500店に
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2009年10月18日
- 面数:5面
2.要約
カタログ通販のニッセンホールディングスは出版取次大手の日本出版販売と組み、書店で電子看板を利用した広告事業に参入する。21日からまず首都圏50店舗で始め、5年後に全国1500店舗に拡大し、年間15億円の広告収入を目指す。(110文字)
3.論評
近年の各種メディアの広告収入の減少をはじめ、広告業界は苦しい状況が続いている。そんな厳しい状況の中、広告事業に参入するニッセンホールディングスは、この広告手法にそれなりの自信を持っているとうかがえる。今回ニッセンホールディングスが行う広告手法は、数ある手法の中で最も注目されているといっても過言ではない、デジタルサイネージを用いたものである。従来の広告を打ち出すだけのものとは違い、詳細な売り上げデータの分析も可能となる。また時間帯に応じて打ち出す広告を変更することもでき、より消費者にマッチした広告になることが期待できる。近年の広告主は、無駄打ちの多い広告を嫌い、より消費者にマッチしさらに広告を打ち出した後の効果が詳細にわかるものを好む。つまり、限られた資金でどのように広告を出し成果を上げるか。これが重要になってくる。
ニッセンホールディングスは、全国の書店に通販カタログを置いているため書店とのネットワークがある。このネットワークを広告事業に活用したことは、非常に素晴らしいと思う。今後ニッセンホールディングスの電子看板が私たちの町にも設置される日を願っている。(484文字)
4.コメント
- 論評お疲れ様です。
伊藤君が言っていた電子看板が見れる日がついに・・・
「売り上げデータの分析まで可能となる」というところに広告業界の救世主となることを期待しちゃいますね。
また、mixiニュースで以下のようなことを目にしました。
■米国のニューヨークタイムズが「広告収入の急激な落ち込みから破綻寸前」。
■米国のメディアの動きは3年後の日本に反映される。
つまり、広告業界の一端を担ってきた新聞業界も、あと数年で大きな再編に迫られる可能性があります。
そうなってくると広告業界全体にも影響が出てくるのではないでしょうか。
と、話は少しそれましたが(ごめん~)「書店で電子看板を利用した広告事業」が他の面でも利用されることに期待したいです。
以上
-- (後藤光信) 2009-10-24 02:42:13