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2009年12月21日 締 切 新聞論評 学籍番号1914083 氏名 須賀亮治
1.新聞情報
2.要約
第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)は、先進国が2020年までに約束する温暖化ガスの削減目標の設定を見送る見通しとなった。また、日本が掲げる20年に1990年比25%削減する目標は約束として明記されない方向だ。(100文字)
3.論評
17日からコペンハーゲンにおいて第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)が行われている。今回の最大の焦点である温暖化ガスの排出削減目標では、先進国と新興・途上国の間の対立が激しく、具体的な数値を設定しないもようだ。首脳級会合は世界的な排出削減に取り組む枠組みで、京都議定書について13年以降を第2約束期間として延長することを軸に、同議定書で削減義務を負わない米中などに別の枠組みで参加を求める案を並列して議論した。今回合意に至らなくても、この枠組みを継続して協議するほか、主要国が共通の条件で参加する新たな枠組みづくりも模索する方向となっている。
私は今回の会合で先進国が具体的な排出削減目標を設定しなかったことに怒りを隠せない。本当に環境のことを思っているのならば、削減目標などすぐにでも設定できる。どの国もけん制し合って具体的な削減目標を出さないのだと思うが、環境を守るのに政治的な思惑など必要ない。環境は未来にも続いていくものである。先進国には未来を見据えた政策を考えてほしいものだ。(441文字)
4.コメント
2009年12月21日 締 切 新聞論評 学籍番号1914083 氏名 須賀亮治
1.新聞情報
- 見出し:COP15、温暖化ガス削減、新目標設定先送りへ、日本「25%」義務負わず。
- 発行日:2009年12月19日
- 新聞社:日本経済新聞(朝刊)
- 面数:1面
2.要約
第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)は、先進国が2020年までに約束する温暖化ガスの削減目標の設定を見送る見通しとなった。また、日本が掲げる20年に1990年比25%削減する目標は約束として明記されない方向だ。(100文字)
3.論評
17日からコペンハーゲンにおいて第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)が行われている。今回の最大の焦点である温暖化ガスの排出削減目標では、先進国と新興・途上国の間の対立が激しく、具体的な数値を設定しないもようだ。首脳級会合は世界的な排出削減に取り組む枠組みで、京都議定書について13年以降を第2約束期間として延長することを軸に、同議定書で削減義務を負わない米中などに別の枠組みで参加を求める案を並列して議論した。今回合意に至らなくても、この枠組みを継続して協議するほか、主要国が共通の条件で参加する新たな枠組みづくりも模索する方向となっている。
私は今回の会合で先進国が具体的な排出削減目標を設定しなかったことに怒りを隠せない。本当に環境のことを思っているのならば、削減目標などすぐにでも設定できる。どの国もけん制し合って具体的な削減目標を出さないのだと思うが、環境を守るのに政治的な思惑など必要ない。環境は未来にも続いていくものである。先進国には未来を見据えた政策を考えてほしいものだ。(441文字)
4.コメント