トップページ > 新聞論評 > 新聞論評 2010 > 新聞論評 20100913 > this Page
2010年9月13日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914060 氏名 植田豊
1.新聞情報:
2.要約:
1980年代まで「総国産政策」で製造業の近代化が遅れたインド(以下「印」省略)だが、対外直接投資は盛んで、印企業は活発なM&A(合併・買収)で欧米企業の技術獲得を狙っており、印は存在感を増して各国にとって巨大市場となりつつある。(109字)
3.論評:
今年、印企業の外国企業買収は09年の2倍以上の速度で増加し1~6月は、中国の7割の127件。額は日本を超え世界5位だ。印が「外」へ広がる強さにあるのは「英語」である。17地方公用語がある印の共通言語は英語である。だから、多くの幼稚園が英語も教え、米国人もしのぐほどの英語がしゃべることができることにある。また、ITサービスも印技術は、世界ブランドであることも世界経済に簡単に参入できる一つの要因である。
IT化が爆発的に進化し、世界経済市場はフラットとなっている。今まで国内のグループ経営で成り立っていた日本経済もまた、世界経済の影響を受けざる得ない状況に立っている。こういった状況に国内企業が敏感に察知し、そのための対策を行うことが重要だと感じる。私の周りで「日本は日本のままでいい」と言い、外国言語を受け付けない人はいるが、私は無駄なプライドだと感じる。こうした、経済、市場の変化に対応していかなければ今後の日本は回復することはないであろう。(416字)
2010年9月13日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914060 氏名 植田豊
1.新聞情報:
- 見出し:インド巨大市場の挑戦(上)「外」へ広がる企業―言語やITで強み。
- 新聞名:日本経済新聞
- 発行日:2010年9月12日
- 面数:1面
2.要約:
1980年代まで「総国産政策」で製造業の近代化が遅れたインド(以下「印」省略)だが、対外直接投資は盛んで、印企業は活発なM&A(合併・買収)で欧米企業の技術獲得を狙っており、印は存在感を増して各国にとって巨大市場となりつつある。(109字)
3.論評:
今年、印企業の外国企業買収は09年の2倍以上の速度で増加し1~6月は、中国の7割の127件。額は日本を超え世界5位だ。印が「外」へ広がる強さにあるのは「英語」である。17地方公用語がある印の共通言語は英語である。だから、多くの幼稚園が英語も教え、米国人もしのぐほどの英語がしゃべることができることにある。また、ITサービスも印技術は、世界ブランドであることも世界経済に簡単に参入できる一つの要因である。
IT化が爆発的に進化し、世界経済市場はフラットとなっている。今まで国内のグループ経営で成り立っていた日本経済もまた、世界経済の影響を受けざる得ない状況に立っている。こういった状況に国内企業が敏感に察知し、そのための対策を行うことが重要だと感じる。私の周りで「日本は日本のままでいい」と言い、外国言語を受け付けない人はいるが、私は無駄なプライドだと感じる。こうした、経済、市場の変化に対応していかなければ今後の日本は回復することはないであろう。(416字)