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{2011年4月18日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814036 氏名 加里本裕二}
1.新聞情報:
2.要約:
東京電力が17日、福島第一原子力発電所の事故の収束に向けた道筋を発表した。原子炉が安定して停止した状態になるまでに最大で9ヶ月がかかる見通し。汚染水が海などへ漏れないよう確実に保管する他、原子炉建屋そのものをカバーで覆う工事を始める。(116文字)
3.論評:
発表された工程表によると、第1ステップとして今後3ヶ月以内に原子炉と使用済み燃料プールの冷却などを行う予定で、第2ステップである6~9ヶ月程度で達成目指す計画だ。その中途として燃料棒の取出しや、汚染土壌の浄化など周辺汚染に対する措置も行う予定らしい。原発安定まで約半年以上の月日が必要であり、長期的なものとなっている。
この工程はかなり困難な作業となると考えられる。汚染水の隔離を行う際に万が一漏れる事があれば瞬く間に高濃度の汚染水が広がり、周囲の環境を汚染するという取り返しのつかない結果になる。この可能性は否定できず、ましてや今までの東京電力の対応を見ていると十分にありえる状態である。また、原発作業員への危険性を考慮し、安全を一番に考えて作業を慎重に行うべきであると考える。
(339文字)
{2011年4月18日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814036 氏名 加里本裕二}
1.新聞情報:
- 見出し:電力不足などが日本経済に影響
- 新聞名:日本経済新聞 日刊
- 発行日:2011年4月18日
- 面1面
2.要約:
東京電力が17日、福島第一原子力発電所の事故の収束に向けた道筋を発表した。原子炉が安定して停止した状態になるまでに最大で9ヶ月がかかる見通し。汚染水が海などへ漏れないよう確実に保管する他、原子炉建屋そのものをカバーで覆う工事を始める。(116文字)
3.論評:
発表された工程表によると、第1ステップとして今後3ヶ月以内に原子炉と使用済み燃料プールの冷却などを行う予定で、第2ステップである6~9ヶ月程度で達成目指す計画だ。その中途として燃料棒の取出しや、汚染土壌の浄化など周辺汚染に対する措置も行う予定らしい。原発安定まで約半年以上の月日が必要であり、長期的なものとなっている。
この工程はかなり困難な作業となると考えられる。汚染水の隔離を行う際に万が一漏れる事があれば瞬く間に高濃度の汚染水が広がり、周囲の環境を汚染するという取り返しのつかない結果になる。この可能性は否定できず、ましてや今までの東京電力の対応を見ていると十分にありえる状態である。また、原発作業員への危険性を考慮し、安全を一番に考えて作業を慎重に行うべきであると考える。
(339文字)