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2009年8月17日 締切 新聞論評 学籍番号1814103 氏名 兼安紘平
1.新聞情報
2.要約
政府が7月に立ち上げた「若年雇用対策プロジェクトチーム」による雇用対策が明らかになった。若年層の早期離職防止、職場定着が主な目的だ。また企業側にも通年採用などを呼び掛け、若年層の雇用を増やしたい考え。(100字)
3.論評
日本は世界でも珍しいとされる超新卒至上主義なことは就職活動などを行う中で皆感じることだが、何より恐ろしいのは3年生の終わりから4年生が終わるまでの間に就職先を見つけなければならないことである。もしその間に見つけることができなければ、自動的に既卒となってしまい、それだけでその学生にとっては不利になってしまう。どんなにその人物が能力的に素晴らしい人物でもそれは変わらない。一方、内定が特定の人物に偏ってしまい、1人は複数の内定を保持しているが、もう片方は保持していないなど、就職活動中に学生の本当の能力に関わらず、格差が生じてしまうこともある。それは社会に出た後も続き、既卒の道を選ぶ人もいれば就職のために留年する学生もいる。これは本当に悲しいことである。企業は本当に学生の真の姿を見ようとしているのだろうか?その結果753現象が起きてしまい、大卒の3割~4割が離職してしまう。
学生に限らず、若年層の未就業者を救うには政府や自治体レベルでの活動が必要だ。正直このプロジェクトも始動が遅いのではないだろうか。また企業側も政府から呼び掛けられただけではすぐ採用を増やすことなどできない。今考えられる解決策は企業が新卒至上主義を廃止して通年採用の枠を増やし、学生や若年未就業者は企業や社会から一体何が求められているのかを意識することが必要だ。政府には企業と若者の両方に目を向けて支援をして欲しい。(593字)
4.コメント
2009年8月17日 締切 新聞論評 学籍番号1814103 氏名 兼安紘平
1.新聞情報
- 見出し:若年失業者に専門相談員 職場定着まで支援
- 発行日:2009年 8月13日
- 新聞名:日本経済新聞(朝刊)
- 面数:5面
2.要約
政府が7月に立ち上げた「若年雇用対策プロジェクトチーム」による雇用対策が明らかになった。若年層の早期離職防止、職場定着が主な目的だ。また企業側にも通年採用などを呼び掛け、若年層の雇用を増やしたい考え。(100字)
3.論評
日本は世界でも珍しいとされる超新卒至上主義なことは就職活動などを行う中で皆感じることだが、何より恐ろしいのは3年生の終わりから4年生が終わるまでの間に就職先を見つけなければならないことである。もしその間に見つけることができなければ、自動的に既卒となってしまい、それだけでその学生にとっては不利になってしまう。どんなにその人物が能力的に素晴らしい人物でもそれは変わらない。一方、内定が特定の人物に偏ってしまい、1人は複数の内定を保持しているが、もう片方は保持していないなど、就職活動中に学生の本当の能力に関わらず、格差が生じてしまうこともある。それは社会に出た後も続き、既卒の道を選ぶ人もいれば就職のために留年する学生もいる。これは本当に悲しいことである。企業は本当に学生の真の姿を見ようとしているのだろうか?その結果753現象が起きてしまい、大卒の3割~4割が離職してしまう。
学生に限らず、若年層の未就業者を救うには政府や自治体レベルでの活動が必要だ。正直このプロジェクトも始動が遅いのではないだろうか。また企業側も政府から呼び掛けられただけではすぐ採用を増やすことなどできない。今考えられる解決策は企業が新卒至上主義を廃止して通年採用の枠を増やし、学生や若年未就業者は企業や社会から一体何が求められているのかを意識することが必要だ。政府には企業と若者の両方に目を向けて支援をして欲しい。(593字)
4.コメント