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updated:2012-02-22 12:08:08 (Wed)
2012年2月20日締切 新聞論評 201014035 後藤純
1.新聞情報
- 見出し:春に入学、授業は秋から、一橋大学が独自案検討
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2012年2月22日
- 面:1面
2.要約:
東京大学が全面移行を検討している秋入学について、一橋大学では春に入学して秋から本格的な授業を行う独自案を検討していることが分かった。秋までの期間を「導入学期」として、4年の12月から3月までを「修了学期」とする。(105字)
3.論評
一橋大学は、東大案と違い春に入学してからも「導入学期」を組み込み、春に卒業した高校生たちを、大学が責任を持ち無為に過ごさせないプログラムを組む。東大案の秋入学の場合だと、高校を卒業してからブランクが出来てしまう。その為に、東大案とは違う内容となっているのだが、果たしてこの制度が本当に機能するのか疑問ばかりが浮かび上がる。まず、現行の8学期制に私は否定するような部分が見つからないことだ。一橋大の案では、導入学期に歴史、思想、理工系の科目など大学で学ぶ基礎教育を行うと記事には書いてあったが、本来であるならば上記のような科目は高校生のうちに修了をしていてもおかしくないのである。大学に入っても高校と同じような授業を展開するのでは、意味の無い事だと感じた。私が思うに、学部教育の中で教員がきちんとした授業さえ行えば、大学教育と言うものは自然と開けるものではないだろうか? 大学が無為に過ごさせないと言っている時点で、必要の無い制度だと感じた。(419字)
- 論評お疲れ様です。
文章的には,丁寧に書けている方だと思います。
ただ,構成について触れますと,段落を入れるべきですね。
見ての通り,読みづらくなってしまいます。
かなり惜しいです;;次回も頑張ってください。 -- (長野原みお) 2012-02-23 09:36:10