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updated:2012-03-23 15:06:11 (Fri)
2012年3月19日締切 新聞論評 200914029 平中隆義
1.新聞情報
- 見出し グリー、未成年へ課金制限、1ヵ月の利用額に上限。
- 発行日 2013年3月19日
- 新聞社 日本経済新聞朝刊
- 面数 5面
2.要約
大手SNSサイトのグリーは来月から、未成年の利用者の一ヶ月に利用可能な課金額に上限を設けることを決定した。上限額は15歳以下は5000円で16~19歳は10000円までと二つに分けて設定する見込みである。(89文字)
3.論評
今なお人気を誇るSNS系ゲームの重課金によるトラブルが相次いでいるという噂を耳にはしたがここまで深刻な問題になっていようとは夢にも思わなかった。先週にネットリテラシーについて考察したが、今回の記事においても同じことが言える。なぜなら、課金を行う際に必ず利用規約の画面が出現し課金の際の注意事項を説明しているはずである。この画面をろくに確認せず課金を行うからこのように知らず知らずに莫大な負債を溜め込むこととなるのである。
上記のようなトラブルを防止するのに課金上限額を設けること自体は悪くないと思うが、例えば年齢を詐称して登録しているケースも考えられるためより慎重な行動が求められると私は考える。また、RMT行為についてだがこれを取り締まるのは非常に困難である。詐欺などのトラブルが相次いでいるため早急に対策を講じる必要があるが正直トカゲの尻尾きり状態であるといわざるを得ない。現状では違反者にアカウント凍結と再登録の禁止などの厳しい処置が求められる。(420文字)
4.コメント