トップページ > 新聞論評 > 新聞論評 2012 > 新聞論評 20120802 > this Page
updated:2012-08-04 11:50:09 (Sat)
2012年8月2日締切 新聞論評 201114030 北尾渉
1.新聞情報
- 見出し 大津いじめ、広がる波紋 不信噴出、揺らぐ教委制度
- 発行日 2012年8月3日
- 新聞社 日本経済新聞朝刊
- 面数 35面
2.要約
大津市で中2の男子がいじめを苦に自殺したとされる問題で、大津市教育委員会のずさんな対応は、教育行政にも不信感を高めている。教員や保護者等は、子供たちの命をどう守るかが、課題となる。(90文字)
3.論評
いじめをしたとされる加害者生徒は、転校と称し逃亡した。大津市のその中学校では、教師はいじめの風景をふざけあっているものとして見ていた。しかし、現実にいじめはあったわけで、教師は見て見ぬふりをした。そんな教師はもう教師ではない。生徒1人も守れないようでは教師をしてはいけないだろう。一連の元となったいじめ。加害者生徒は、自殺の練習をさせられたら、楽しいだろうか。加害者生徒らが、普通に生活できるということがあってはなりません。いち早く捕まることを望んでいます。(229文字)
4.コメント
- ・論評で取り上げるのは次回からは経済的な記事とすること。
・全体的に文章がくだけすぎているので,次回からはもう少し固めにw。以下若干細かめに指摘する。
・「逃亡。」,「いじめ。」,「楽しいのか?」のように「体言止め」,「?」で文章を終わらせないこと。
・「頭の中が平和そうだが」,「都合が悪かったのかと思うぐらいの」,「とかいうわけのわからない」,「馬鹿な話」のような憶主観的表現は論評では不要。
・1文目は長すぎで,意味からも途中で切った方が良い。「わけで,」「見ぬふり,」のような続け方はよくない。
・「そうで」,「そうだが」,「わけで」,「そんな」,「らしいが」,「何故か」,「さっさと」のような口語表現は用いないこと。
・最初は常体で書かれているが,最後の2文が敬体となっている。論評は常体で統一すること。
・最後に内容についていうと,この記事は教育委員会制度の在り方に疑問を呈しているのだから,論評でもその点についての論述をすべきであった。終始,感情的な内容にとどまっている。全体を書き直し再掲載すること。 -- (dj-kubo) 2012-08-04 08:49:51 - 修正しました。以後気を付けます。 -- (kitao) 2012-08-04 11:50:35
- 北尾君,修正ご苦労様。
前回指摘した点がすべて修正されているわけではないですね。
・「そんな」のような口語表現は使わないこと,
・常体と敬体を混ぜないこと,
・要約でまとめている内容,つまり教育行政の在り方に対する
論評がされていないこと
などが,まだまだですが,推敲前よりはよくなりました。
頑張ってください♪ -- (dj-kubo) 2012-08-05 11:47:02 - 今回の事件で学生だけでなく、学校や保護者側にも考えさせられる内容でしたね。 -- (亀本) 2012-08-12 16:28:37
- この事件は加害者と被害者以外にも教育機関、第三者にいたるまで多くの問題を抱えており、そのことについて考察する必要がある -- (平中) 2012-08-12 18:51:48