updated:2013-03-22 08:30:52 (Fri)
2013年3月18日 締切 新聞論評 学籍番号 201214004 氏名 田坂陽介
1.新聞情報
- 見出し:インド車市場、一段と減速 メーカーの雇用意欲も低下
- 発行日: 2013年3月12日
- 新聞社:日本経済新聞 朝刊
- 面数:第6面
2.要約
世界5位の自動車市場インドは燃料高や高金利、景気減速を受けて買い替え需要も伸び悩んでいる。外資の投資抑制も目立つており自動車産業の海外直接投資(FDI)の受け入れ額は11年度以降8000万ドル前後で足踏みしている。(103字)
3.論評
インドで自動車市場での販売が鈍化しており、インド自動車工業会(SIAM)が11日に公表した2月の新車販売(乗用車・商用車合計)は、前年同月比で15%減の29万4872台となり、2009年1月以来のマイナス幅を記録した。この販売減の要因は燃料高や高金利などの理由が上がっているが商品が売れないのであれば少しでも値下げなどを行ったほうが良いだろう。その他にもアメリカのように車種によって無利息ローンを借りられたり、条件のいいローンが増えてきたりと新しいローンなど購買意欲をみせる工夫をしたほうがよいだろう。
販売不振を受けて各社採用意欲も後退し、昨年7月時点の65%から減ったとあるが、この雇用悪化こそが消費をさらに落ち込ませる悪循環が起こる原因の一つだろう。
このような需要減退、雇用意欲の低下などの理由で外資からの投資抑制も目立っている。金利は物価と密接に関係しているが卸売物価指は他の国よりは多いが他の国々の錠勢があるため単にインドの物価上昇率が高いわけではないことを理解しなければならないだろう。(438字)
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