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2009年9月21日 締 切 新聞論評 学籍番号1914057 氏名 古谷竜太
1. 新聞情報
2. 要約
景気は最悪期を脱しつつあるが、先行きに対する企業の懸念は強く、採用には慎重な姿勢を崩していない。社員数や賃金はともに減少が続き、職を失う正社員も増えている。(78字)
3. 論評
失業数は個人消費に影響を与える勢いで増加している。景気回復の足を引っ張りかねない状況となりつつあるだけに、雇用市場には暗雲が立ちこめている。厳しさを物語る一例が雇用保険である。7月の受給者数は100万1375人である。前年同月比64.8%増え、2ヵ月連続で100万人の大台を突破した。3月末から受給要件が緩和されたこともあるが、厚生労働省は「不景気による失業率の悪化も影響した」と指摘している。また、非正規社員が主流だった雇用調整の波は、正社員にも及んできた。総務省の調査によると、過去1年以内に離職した正社員は4~6月期で85万人に及ぶそうだ。
景気回復は新政権に期待がかかる。労働需要を拡大していくには、子ども手当の支給や暫定税率の廃止といった家計支援策を通した消費の刺激やワークシェアリングのような新たな雇用の受け皿が必要になってくる。また、さらに介護、医療分野などの拡大も必要となるだろう。(398字)
4.コメント
2009年9月21日 締 切 新聞論評 学籍番号1914057 氏名 古谷竜太
1. 新聞情報
- 見出し 雇用、遠い回復、雇用保険受給者100万人超す、正社員の離職も急増
- 発行日 2009年9月26日
- 新聞社 日本経済新聞 朝刊
- 面数 5面
2. 要約
景気は最悪期を脱しつつあるが、先行きに対する企業の懸念は強く、採用には慎重な姿勢を崩していない。社員数や賃金はともに減少が続き、職を失う正社員も増えている。(78字)
3. 論評
失業数は個人消費に影響を与える勢いで増加している。景気回復の足を引っ張りかねない状況となりつつあるだけに、雇用市場には暗雲が立ちこめている。厳しさを物語る一例が雇用保険である。7月の受給者数は100万1375人である。前年同月比64.8%増え、2ヵ月連続で100万人の大台を突破した。3月末から受給要件が緩和されたこともあるが、厚生労働省は「不景気による失業率の悪化も影響した」と指摘している。また、非正規社員が主流だった雇用調整の波は、正社員にも及んできた。総務省の調査によると、過去1年以内に離職した正社員は4~6月期で85万人に及ぶそうだ。
景気回復は新政権に期待がかかる。労働需要を拡大していくには、子ども手当の支給や暫定税率の廃止といった家計支援策を通した消費の刺激やワークシェアリングのような新たな雇用の受け皿が必要になってくる。また、さらに介護、医療分野などの拡大も必要となるだろう。(398字)
4.コメント
- 箇条書きが変な形になっていますが、
どういうやり方でアップしてるのですか?
要約ですが、もっと多くした方がより分かりやすくなると思います。 -- (河本和樹) 2009-09-29 01:46:42 - 訂正しておきます。
ありがとうございます。 -- (古谷 竜太) 2009-09-29 12:17:39 - 論評お疲れ様です。
論評5行目、「消費の刺激。」となっていますが、これは体言止めです。新聞記事ではよく見かけるとはおもいますが、論評ではこれは使わないほうがよいでしょう。
この場合は「消費の刺激やワークシェアリングのような雇用形態が必要になってくる。また、新たな雇用の受け皿となる・・・」のようにしたほうがよいと思います。
ちなみになんですが、ここで書かれている「ワークシェアリング」とはどういう意味でしょうか? -- (平岡裕樹) 2009-10-01 01:37:06 - ありがとうございます。
ワークシェアリングなんですが、仕事を分け合うという意味です。
仕事を分け合う事で、1人あたりの労働時間が短縮され、雇用の増大に
繋がります。 -- (古谷 竜太) 2009-10-01 10:08:20