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洗髪
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洗髪 05/03/21
何の疑問も抱かずリンスを使っていた時代もあったが、リンスは髪の毛を補修をするついでに頭皮の毛穴も塞ぐ効果があると知ってより以来使っていない。だから「リンス」と「コンディショナー」の違いなど知らない。知る必要がない。
知る必要はないが興味が湧いたので調べてみた。この道の先導者花王によればリンスとコンディショナーは同じものであると定義している。そもそも「condition」は状態などを意味するもので、単に呼称を変えて目新しさを示し言葉の響きにだけ誘われる消費者を狙った物かと考えた。しかしそれぞれの原義は「rinse濯ぐ」と「conditioner柔軟剤」であり、英語圏では我々がリンスと呼ぶ物を指して「conditioner」と言うらしい。
conditionerには調整する人・調整する物・調教師・柔軟剤・空調装置などの意味があり、どうやら本来の意味と使い方に修正されつつある中での混乱らしい。厳密に言うなら成分が違ったり国内産はリンス輸入品はコンディショナーと使い分けていたりするらしいが、販売各社によって定義が違うので、成分で語るか違いを一切気にしないかのどちらかになる筈だ。両方とも目的が「髪の表面に皮膜を作り、滑りをよくする」であるのだからどちらを使うかとの議論は大して意味がない。
皮膜を作って滑りを良くすれば艶が出て櫛も通り易くなることは知っている。昔の人も知っていたから椿油などを用いた。本来ならば頭皮から分泌される油分が髪を保護していたから、油分を強引に洗い流す以上別種の油を慌てて擦り付けなければ傷みは早くなる。これは単なるマッチポンプである。
またトリートメントを「髪の表面から浸透し、髪の状態を内側から整えるもの」と位置付けているが、髪の毛に浸透するような化学薬品が頭皮に対して安全であることの保証はない。正確に発音すると舌が八つ裂きになりそうな成分を含んだ薬品が頭皮に浸透してゆくところの拡大想像図を思い浮かべて、ただ怖かった。
無公害液体石鹸とオリーブ油の組み合わせで禿げないように日々祈っているが、よくよく考えるとこれもマッチポンプであり、では最初から油で洗えばよいのではないかと思ったが、それも気持ち悪いので現在のところ取り立てて有効な策はない。
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