カーレッジが1度開いたパラレルワールドの扉が、『1度そういう設定が作られた』事によりまだ生き残ってるカーレッジの時空から暇潰しにやってきた、パラレルワールドのたくっちスノーの事。
ただし、従来の
メイドウィン小説の時空のように失敗しすぎて4週目になっていないので、大体が本来より弱いとされている。
同じたくっちスノーでも千差万人であり、その時空の要素に大きく引っ張られている。
本来のたくっちスノーが紫色なので、それぞれの時空のたくっちスノーは『赤いたくっちスノー』など色で表記していたが、遭遇時にはそれぞれ便宜上の名前を付けた。
ちなみに原案だと黒と白しか存在せず設定も少し異なっていたのだが、登場時には赤、青、緑が追加された。恐らくその頃発売されたピクミン4の影響とされている。
赤いたくっちスノー『黒陽御剣』
全てが成功した時空
パラレルワールドからやってきたたくっちスノーの中ではリーダー格。
たくっちスノー以上のコピー能力を持ち、絶対に上位互換になるが、見たものを必ずコピーしてしまう上に上書き式。
住んでいる時空は全キャラの何もかもが上手くいっている成功者だらけの時空ということであり、善も悪も常にギリギリの戦いを強いられている。
そういう事もあり常に余裕ぶった振る舞いをしており、リカルドとジャックに敗北してもその経験を楽しんでいる節がある。
実は彼女自身、
黒影剣として成功しているたくっちスノーであり
今彼女と表記したように実際の性別は女性。
カーレッジに好かれてないらしいが、そもそもこの時空でもカーレッジの実態は
チート能力で剣をナチュラル上から目線で助けたいクソ野郎なので、強い黒影剣は必要とされてないのも当然である。
青いたくっちスノー『TSS』
ランク付けされた時空
TSSは『たくっちスノーSランク』の略。
オタクみたいな振る舞いで『小生』とかいう。無性別。
赤いたくっちスノーをよく思っておらず、内心自分がリーダーに相応しいと思っている。
彼の時空はあらゆる要素にランキングが付いており、当然ランクが下のものは上の者に逆らえない。
TSSはあらゆるランクで3番目を自称し、この時空以上に全キャラを見下している、ちなみに2番目がカーレッジで、1番が黒影剣らしい。
このように一見ディストピアじみた空間をしているが、他の時空と比べると案外彼の時空が1番マトモかもしれない。
マガイモノを何の脈略も作成出来る他、必殺技のバリエーションはトップクラスだが搦手やゴリ押しに弱く、花山のパワー、永久のエターナルメモリ、鎬紅葉の神経攻撃に敗北。
緑のたくっちスノー『グリリバ』
子供騙しな時空
たくっちスノーと初めて本格的に遭遇したたくっちスノー、男性。
グリリバとあるが某声優とは関係なく、グリード・リバースの略らしい。
彼の時空は過激な要素に対する規制が多く、キャラクターは何があっても死なずに、コメディチックな要素まみれで、グリリバ曰く教育に悪そうなことは何一つ出来ないという、ある意味1番危険な場所。
誰から見てもわかる失敗作だが性質上作り直せなくなったので、カーレッジは底抜けにやる気が無くなっているらしい。
上記の要素はグリリバも例外ではなく、右手を斧に変えてもプラスチック製になり、勇次郎に目潰しをされて目玉が抜ける、そこから更に頭を増やして再生すると、カートゥーンチックな振る舞いをしてしまう。
その為、本来の時空に来て直ぐに規制のない本来の作品にどハマりしていた。
白いたくっちスノー『白狐』
絶対的正義の時空
たくっちスノー達の中では唯一非協力的な存在、女性。
カーレッジを『お父様』と呼んで異常な愛を向けているが、その反面失敗した時にはカーレッジに怒られることを非常に恐れている。
彼女の時空は『ヴィジランテ』と呼ばれる義賊が悪役を襲っており、アイテム化して変身アイテムに使われ、その力でまた悪役が襲われるという無法地帯、白狐はヴィジランテの最強格とされている。
ヴィジランテタイムという変身ヒーローのようにキャラクターを利用して変身する力を持つ。
更に煽り耐性が低く、上記の要素を刃牙にオリバの時のように滅茶苦茶に煽られてバカにされたことでブチギレて即死させようとするが、逆に肘一発でノックアウトされてしまう。
黒いたくっちスノー『クローン』
間違ってしまった時空
パラレルのたくっちスノーの中でも最強格とされている存在、一人称は『オレ様』
というのも当然で、実はざくアクZ魔導界編までのたくっちスノーとは同一人物である。
違う点はメイドウィンの真実に深い絶望と後悔をして全てを拒み、悲しみのあまり全てを破壊してしまったこと。
圧倒的な再生力の他、全てを倒した技量は本物で対戦相手といい勝負を出来るのは彼ぐらい。
内心やりすぎた事を後悔している上に、素は善良になろうとしたあの頃のたくっちスノーと変わらないので、まだ見知らぬはずのエイジアやおろさんに対しても素直になれないが優しい反応を見せていた。
黄色のたくっちスノー『異衛門』
競技化された時空
逃走中アルティメットに協力していたたくっちスノー、訛り口調の男性。
かなりの守銭奴で金になる事が大好きで、スポーツ選手を応援してグッズで儲けるために裏方に回っている。
これはキャラクターに愛着を持っていた本家たくっちスノーと比べるとかなり純粋な愛の向け方となっている。
『グレートミッション』はこの時空の世界線で比較して月村を評価していた。
彼の時空はありとあらゆる物がスポーツとなっており、毎日がオリンピックのように熱狂となっている。
また、黄色のたくっちスノーを初めとする経営者もスポーツ人気にあやかって数多くの金を動かしている。
変身時間は最長で50時間も持つ。
灰色のたくっちスノー『エイチワン』
機械化した時空
逃走中アルティメットに協力していたたくっちスノー、全身ゲーム機のような箱となっている。
『ピピピ』しか喋れないがたくっちスノー同士なら意思疎通が可能。
この時空は生物が全て絶滅しており、その代わりとしてロボットなどが生きている。
エイチワンはたくっちスノーとしてではなくエネルギーとして作られ、時空を動かすために大量に酷使されている。
アルティメットに来たのはその内の1つに過ぎない。
ピンクのたくっちスノー『ベリーアイス』
女しかいない時空
逃走中アルティメットに協力していたたくっちスノー、オネエ口調の男性。
男キャラがほぼ消滅あるいはTS化しており、時空全域に渡ってカーレッジのハーレムと化した時空となっている。
この下心丸出しの造形に全パラレルたくっちスノーがドン引きし、異衛門は存在を封印しかけた。
ベリーアイス自体は他たくっちスノー同様まともな性格で、駆けつけたのもカーレッジに不満があったから。
最終更新:2024年04月09日 22:12