…………
たくっちスノー
「せっかく俺が雪の代わりに国王やってるってのに‥‥‥」
たくっちスノー
「前よりもいい顔するようになったよ、もう局長のプレッシャーとか過去の罪は考えなくても良くなったからな」
たくっちスノー
「大地か?誰に似たのかすげぇわんぱくなベイビーさ、こりゃ成長したら俺をはるかに超える大物になるぜ」
デーリッチ
「しかし雪ちゃんも唐突な発表だったよね」
デーリッチ
「突然赤ちゃんが居ますって、ママになっちゃったんだから」
たくっちスノー
「ホントだよ‥‥‥‥‥全く、一体どこで呼んできたのやら」
たくっちスノー
「赤ちゃんってのはコウノトリさんが運んで来るって子供に言い聞かせるのは有名だろ?」
たくっちスノー
「あんなクソ忙しい時によくそんな暇あったよなーマジで、コウノトリブラック企業かよってんだ」
デーリッチ
「え、ちょっと、ここでそんなこと‥‥‥!!?」
たくっちスノー
「あんなくそ小さい野菜に赤ん坊が入ってるわけねーだろ!?」
Sonic.exe
「赤子が中に詰まってるくらい巨大なキャベツがあるに決まってるだろ!!」
たくっちスノー
「え?えーと確か、マリオの世界じゃ包んだものを咥えて‥‥‥」
たくっちスノー
「そう言うなら、クソでかいキャベツの方が非現実的だろ!!」
‥‥‥‥
‥‥‥‥
ローズマリー
「‥‥‥‥はい?コウノトリさんとキャベツ畑?」
デーリッチ
「そうそう、お互いにその説は有り得ないってなって‥‥‥‥」
ローズマリー
「‥‥‥‥‥‥‥しまった、咄嗟にビンタしてしまったが謝った方が良さそうだな」
デーリッチ
「そうでちね‥‥‥‥なんというかその」
デーリッチ
「まぁたくっちスノー達は年齢的にはまだまだ
デーリッチ達より年下だから、言わない方がいいのかもしれないでちが‥‥‥」
ローズマリー
「‥‥‥いや待て、あいつらの事だから手当たり次第に聞いてくるんじゃないか?」
‥‥‥
たくっちスノー
「エステル!!赤ちゃんはどこから来るのってさーー!!」
エステル
「オラァーーー!!」バキッ!!
エステル
「開幕デリカシーのない発言はやめなさいよ!場合と場所を考えなさい!!」
たくっちスノー
「エステルはコウノトリとキャベツ畑、どっちが正しいと思う?」
エステル
「はい?」
たくっちスノー
「いやさ、俺は赤ちゃんはコウノトリが運ぶもんだと思ってたけどexeがキャベツ畑なんて言い出したもんで」
エステル
(えっ、そういう系?)
エステル
「ちなみに
たくっちスノーは誰からコウノトリが運んでくるって聞いたわけ?」
たくっちスノー
「え?確か‥‥‥えーと‥‥‥‥‥あ!かなちゃん様が妖精にそう言ってるのを見たな!」
エステル
「発生源はあいつか‥‥‥いや、この場合は大明神を責めるわけにはいかないわね‥‥‥」
エステル
「いや‥‥‥‥そういうわけじゃないんだけど‥‥‥えーっと」ソワソワ
かなちゃん
「おやエステルさん、どうしたんですか珍しい顔して」
エステル
「あ、大明神!!ちょうどいい所に!」
‥‥‥‥
エステル
(そうなのよ‥‥‥あの顔はまじで信じきってるわよ)
かなちゃん
(まさか1番信じなさそうなのが‥‥‥妖精たちは皆信じれくれなかった上に色気にも走るマセガキなのに‥‥‥‥‥)
エステル
(それ間違いなくあんたのせい)
かなちゃん
(で、ですが本当のこと言えるわけないですよ!?‥‥‥ユキもあんなにピュアなのに)
ウズシオーネ
「あ〜なるほど、聞いたことがあります、たしかそう言う‥‥‥」
ウズシオーネ
「‥‥‥‥えっ?」
ウズシオーネ
「えっ、あっ、えっえっ」
ウズシオーネ
「どうしてですか?」
ウズシオーネ
「」プッツーン
‥‥‥
ウズシオーネ
「私はスキュラですが産卵式じゃないです!ちゃんと出産できるんですよ!」
ウズシオーネ
「えっ‥‥‥‥ああ、やっぱりそういうことですか‥‥‥」
ウズシオーネ
「あの‥‥‥知りたいですか?」
‥‥‥‥
かなちゃん
「‥‥‥どうでしたっけ?」
エステル
「諦めの境地に達した!?」
かなちゃん
「ユキに聞けばいいじゃないですか」
かなちゃん
「教えてくれなかったんですか?」
たくっちスノー
「なんつーかさー‥‥‥‥聞いてみたのは覚えてるんだが‥‥‥‥」
エステル
「何があった!!?」
かなちゃん
「それ絶対何か起きてますよね!?主にナニな事が!!」
かなちゃん
(この様子では言ってもよく分からないでしょうね‥‥‥‥いや、無知非童貞ってレアってレベルじゃないですよもう)
かなちゃん
「言っておきますが人間に限りませんからね?」
かなちゃん
「馬とか牛とかも出産しますよ」
Sonic.exe
「マジか‥‥‥‥俺牛や馬も人間もタマゴみたいな感じで生まれるものかと思ってた」
エステル
「キャベツ畑が結構エグい所になるわねソレ」
かなちゃん
「もしそうだとしたら虫食いなんてグロ注意状態ですよ」
たくっちスノー
「さっきまで普通だったのにな、トリートメント変えた?」
かなちゃん
「珍しいですね、一体何したんですか?」
Sonic.exe
「忘れたな、なんかシオーネがスッキリしたような顔してたのは覚えてるんだが」
エステルかなちゃん
(お前もかあぁああ!!)
たくっちスノー
「まーともかくその出産ってのが正しい赤ちゃんの方法ってことは分かったな」
かなちゃん
(何も言えない‥‥‥‥!!)
‥‥‥‥
たくっちスノー
「いやー、聞いてみたところ実は
マガイモノ王国はコウノトリ派とキャベツ畑派が居てな、ここで俺が王としてビシッと正解を‥‥‥‥」
はたしてどうなってしまうのか!?
END
最終更新:2020年07月21日 23:13