目の上のコブラ亭
ルキスラにある冒険者ギルド。
ワケアリの実力派冒険者が多数所属している。
スカウトされた者、たまたま流れ着いた者と様々だが、登録するにはヴァッハフントに認められる必要がある。
ワケアリの実力派冒険者が多数所属している。
スカウトされた者、たまたま流れ着いた者と様々だが、登録するにはヴァッハフントに認められる必要がある。
- ヴァッハフント

コブラ亭のマスター。愛称はヴァン。
「実力があるのに活躍できていない冒険者」を全国から集めている。
一見気性が荒そうな風体だが、その実かなり思慮深い。
おネエ口調でガチムチのイケメン好き。彼の投げキッスで大陸がヤバイ。
元冒険者。腕利きのグラップラー・スカウトだったようだ。
- カラマール

コブラ亭でウェイトレスとして働いている。
その盆捌きは、大陸中を探しても右に出る者がいない。
店が忙しい時間帯は両手と左膝を使って一度に三枚の盆を運ぶ姿が度々見られる。
コブラ亭の登録冒険者達を家族のように思っていて、必要なサポートは惜しまない。
暴走しがちなヴァッハフントをたしなめることのできる唯一の人物である。
元冒険者。腕利きのエンハンサー・シューターだったようだ。
- グレゴリー
コブラ亭の登録冒険者。
「首ひねりのグレゴリー」の異名を持ち、その怪力はどんな難事件も力業でねじ伏せてしまう。
イゼルディーアに腕相撲で負けてからは、彼を兄貴と呼んで慕っている。
「首ひねりのグレゴリー」の異名を持ち、その怪力はどんな難事件も力業でねじ伏せてしまう。
イゼルディーアに腕相撲で負けてからは、彼を兄貴と呼んで慕っている。
魔剣
- 不浄の梨

非常に残忍でサディスティック。
武器屋に売られそうになったことに憤慨。
店主を威圧して売却を阻止した上、腹いせにルシオを拷問した。
滅多に喋らないが、喋ってもろくなことを言わない。
- 異端者のフォーク

聡明で紳士的。楽しいこと好きでひょうきんな面も。
不浄の梨とは仲が悪いらしく、並べて置くと口喧嘩を始める。
ルキスラの人々
- モノシリー=シューサイダー

魔術師ギルドの研究員。特に魔剣についての知識が豊富である。
ヴァッハフントも認める実力者で、コブラ亭へ何度もスカウトされている。
しかし、特に冒険者になる気は無いようで、頑なに拒み続けている。
- キントマーラ=マタンキ

貴族の子。11歳。
突然空から降ってきた隕石と、金玉が衝突。なんと入れ替わってしまった。
隕石から際限なく注がれる魔力を持て余し、心が弱ったところを邪神に憑依されてしまう。
- マダム・マタンキ
キントマーラの母親。
子供にこれでもかと愛情を注ぐが、躾を疎かにはしないのがモットー。
少し見栄っ張りなところがあり、客に出す茶と歌詞は一級品である。
子供にこれでもかと愛情を注ぐが、躾を疎かにはしないのがモットー。
少し見栄っ張りなところがあり、客に出す茶と歌詞は一級品である。
プリリーラ
初の依頼で訪れた村。ルキスラから歩いて二日程度。
守りの剣の欠片を村内の祠に祀っている。
守りの剣の欠片を村内の祠に祀っている。
- デルクッソス
プリリーラの長。初老の男性。
元は大都市の魔術師ギルドで研究員をしていた。
魔術の才能は花開かず、論文をふたつ発表した後に退職。
里帰りし、その知識を村の発展のために発揮する。
その功績が称えられ、前職が亡くなった後に長へと抜擢される。
元は大都市の魔術師ギルドで研究員をしていた。
魔術の才能は花開かず、論文をふたつ発表した後に退職。
里帰りし、その知識を村の発展のために発揮する。
その功績が称えられ、前職が亡くなった後に長へと抜擢される。
- ヘーデル
村一番の力自慢。狩人を生業としている。
村にたびたび襲い来る蛮族を撃退し、村の安全を守っている。
村にたびたび襲い来る蛮族を撃退し、村の安全を守っている。
- バーバラ
村一番の資産家の娘。9歳。
奇怪な蛮族に襲われてから、奇行を働くようになる。
ある晚に突然失踪し、来度の冒険者への依頼の引き金となった。
奇怪な蛮族に襲われてから、奇行を働くようになる。
ある晚に突然失踪し、来度の冒険者への依頼の引き金となった。
蛮族
- ゲリゴリ
トロール種の中でも非常に珍しい、スカトロール族の蛮族である。
人族を洗脳し、神格の薄れていた「名も無き排泄の神」の信仰を取り戻そうと目論んだ。
人族を洗脳し、神格の薄れていた「名も無き排泄の神」の信仰を取り戻そうと目論んだ。
邪神
- コーガン

異端者のフォークの放つ力により精神を、キントマーラの身体を乗っ取ることにより肉体を得て、復活。
回復に特化した魔法能力と、アルビノサラマンダーを産み出す能力で、冒険者達を苦しめた。
その他
- ナブール=ナジルスキー
ひと昔前に活躍した戯作者。
残酷でグロテスクな描写を得意とし、とにかく救いの無い話を数多く作り出した。
彼の作品は読後感こそ最悪だが、他の作家にはとても真似できない背徳感で、病みつきになる読者が続出。
一部の国では危険物と認定され、発禁処分がなされるほどであった。
コアなファンには神同様に崇められていたようだ。
5年ほど前に原因不明の死を迎えてから、彼のコレクションである魔剣の数々の行方がわからなくなっている。
残酷でグロテスクな描写を得意とし、とにかく救いの無い話を数多く作り出した。
彼の作品は読後感こそ最悪だが、他の作家にはとても真似できない背徳感で、病みつきになる読者が続出。
一部の国では危険物と認定され、発禁処分がなされるほどであった。
コアなファンには神同様に崇められていたようだ。
5年ほど前に原因不明の死を迎えてから、彼のコレクションである魔剣の数々の行方がわからなくなっている。