品借り料(しなかりりょう)とは、 信用取引で株不足が生じた時に、金融機関から借り入れる株式の調達料のことを言います。
信用取引では多くの場合、売り方は証券金融会社から株式を借り、買い方は融資を受けて取引します。
その際、証券金融会社は買い方から担保にとっている株を売り方に回していますが、売り方が買い方を上回ると「株不足」が起こります。
そこで、証券金融会社は金融機関から株式を借りてきて、売り方に回します。
そして、この時に生じる借り賃が「品借り料」、いわゆる「逆日歩」と呼ばれるもので、売り方が負担するのです。
貸す側からみれば「品貸し料」となりますが、両者は同じことを意味しています。
【参照】
http://www.daiwa.jp/ja/glossary/jpn/00347.html
【担当】
高井