いつきくんが前、箱庭に関する小説作ってたので便乗。
箱庭諸島海戦で勝つためには手段なんて選ばない!?金なんて惜しまない!?
大富豪の子供が挑むバカで愉快な箱庭戦争記
第一章 はじまり
「こんなの・・・こんなの・・・」
画面に広がっていたのは箱庭諸島で23島から一斉布告された自分の島だった。
ここまで小さい島から中ぐらいの島、金ない島まで幅広く襲ってきたことから考えればごく自然なことなのかもしれない。
周りの敵は23、味方はなし、残りの周りも布告してないだけの敵だらけ。この状態で勝てるやつなんて、恐らくどんなプロでもベテランでも、それこそ歴史上の偉大な戦術家がこの状態に挑戦したとしても、やはりこんな状態を挽回出来る人なんていないというレベルにはあり得なかった。
けれどこの状況にも関わらずどうしても諦めたくはなかった。
半年もかけ沢山の島を撃破した島なのだ。
少し冷静になってまだ開戦まで8ターンあると思い始めたころにはこれに対応出来ると思われるプランは決まった。
それは箱庭が始まってから誰一人思い付いてもやったことはないであろう計画だった。
そう、
金を使おう。
そうと決まれば親にお金をせびるだけだった。
幸い大金持ちの家庭に生まれていたので少しぐらいお金を貰えるだろう。そう思いつつ父親のいる部屋へ入っていった。
「お父さーん。ゲームに使いたいから1億貸して~」
いった後、もしくはいってる最中にばっかもーんとでも言わんばかりの勢いで怒られた。
「ゲームにそんな億単位の金を使うとか言うことは禁止だとこの間もいったはずだぞ!?なぜそれがわからない!」
そしてさらに続けて
「ゲームに使っていいお金は1ヶ月1000万まで、そうこの間決めただろう?1000万円貸してやるから我慢しなさい!」
さすがに1億というのは無理があったか、そう残念に思いながらも1000万円を受け取りこれからの計画を考えた。
敵は23島、こちらにあるのは自分の島と資金1000万どうすれば勝てるかそう考えつつネット画面を開いた
最終更新:2016年10月08日 01:03