それぞれの詳細な設定。暫定、ですです

人間
現在世界で最も多い種族。
種族として固定した戒律や宗教を持たず、
故に多方面から技術や学問を取り入れ進歩が早い。
しかし、多種族の恩恵に預かっているにもかかわらず
三大国家を初めとした王侯貴族や、一部の層には多種族嫌い、
人間至上の考えが根付いている。

エルフ
太古の昔より自然と生き、森を守ってきた種族。
魔力を操る技術に秀で、現代における魔術系統の根本はエルフが作ったとされる。
また、大変に長寿であることも有名。
社会に出るエルフは少々珍しく、
森の深くに集落を作り暮らしているエルフは警戒心が強い。

オーク
非常に頑健な種族。
男は例外なく巨大で、猪頭の大男。
しかし女性は真逆で、その殆どが美しいとされている。
が、男女ともに力は人間の比ではない。
人間に対しては割と友好的で、都市や街では働く彼らを多く見ることができる。

ダークエルフ
エルフの亜種と言われる種族。相違点は褐色の肌。
エルフのように魔力の扱いにも長けるが、彼らに無い運動能力も持ち合わせている。
古のダークエルフは邪に属しエルフたちと戦ったが、
今ではその邪の血も薄れに薄れ、多種族との交流も多い。
しかし厳格な宗教家たちには未だに悪の扱いを受け、
エルフとダークエルフの古の戦いを双方の一部が根に持つために、
二種族の軋轢は無いとはいえない状況にあるのが現状だ。

ゴブリン
小人族とも。男女問わず成人しても子供のような体格で、それに見合って素早い。
手癖が悪いことも有名で、性格は一般的に楽天家。
なので真っ当な職に就かずに気ままな冒険者となるか、
こそ泥の如くな生き方をするかに分かれやすい。
ただ中には真面目で飛び抜けて知に優れ、その才覚を世界に表した者もいる。

ウェアウルフ。
人狼族。その名の通り人と狼、二つの姿を持つ亜人種。
森や山を好んで住処にする。集団として生きるか、
独りで生きるかは自由で、独りを選ぶ者は大抵冒険者の道を選ぶようだ。
武勇に優れ、情に篤い。
その祖先には、魔狼フェンリルがあるとされるが、真偽は定かではない。

セミキャット
ウェアウルフが人狼であることに対し、こちらは人猫。
自由奔放な生き方を愛し、好奇心旺盛。
ついでに抜群の危機回避能力と狩りの腕を持つため、
冒険者でも遠慮しがちな危険な場所に好んで出向く変わり種。
ウェアウルフと違い、外見は人間に耳と尻尾がある姿だけ。
男性と比べて女性が多いようで、一夫多妻も認められているが、
彼らの生き方から鑑みて意味は薄いだろう。

ドラゴニアン
龍族。希少な種族で、高位龍の子孫である
(知能のが低く粗野な下位龍は“竜”と呼ばれる)。
生まれて暫くすると親元を離れて放浪を始める。
例外無く見目麗しいが気性は様々。
火龍や氷龍といった血族も関係しているらしいが、不明な点も多い種族。

最終更新:2007年03月21日 09:56