時系列 - Librahack 事件に関してこれまで何があったのか (2010年以降)
主に、
岡崎市中央図書館向けクローラの件落ち穂拾い
から、上原哲太郎氏および高木浩光氏、朝日新聞記者 神田大介氏の取材をもとにした Tweet をもとにしています。
時系列には可能な限り具体的な Tweet 等へのリンクを添えています。Tweet の前後関係について詳しくは 岡崎市中央図書館向けクローラの件落ち穂拾い 等、リンクページから先のソースを参照してください。
なお、重要と思われる点については強調表示を行っています。
時系列には可能な限り具体的な Tweet 等へのリンクを添えています。Tweet の前後関係について詳しくは 岡崎市中央図書館向けクローラの件落ち穂拾い 等、リンクページから先のソースを参照してください。
なお、重要と思われる点については強調表示を行っています。
2009年以前の出来事
- 時系列-2009年以前を参照ください。
2010年以降の出来事
- 前年から1月にかけて、貝塚市民図書館のシステムを三菱電機インフォメーションシステムズがメンテナンス。その内容は「利用者からの同時接続数を100に制限」「セッションタイムアウトを300秒に変更」「クローラー対策 クローラー閲覧抑止対応の強化 (新着案内に追加)」「インターネットサービス監視ツールの設定変更 監視対象のコンテンツ画面を変更」。これらは岡崎市立中央図書館には反映されなかった。
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/21912355444
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/21912418661
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/21912574499
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/21912715011
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/21912865622
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/21913043213
- 2010年3月13日、librahack氏が自身で利用するマッシュアップ用プログラム (新着図書の予約、またはAmazonでの購入を行うプログラム) の一部としてクローラを作成、試験運用を開始。
- 2010年3月14日、ローカル環境でのテストを終え、さくらインターネットのレンタルサーバ上でプログラムを実行するように変更
- 2010年3月15日、「WEBページがエラーになる」と、利用者から岡崎市立中央図書館に問い合わせ。再起動を行うと復旧した。翌16日も同様だった。この段階から通じて館内業務には影響なし。データベースを参照するリンクを辿ったときだけエラーとなる状態。
- 2010年3月19日、三菱電機インフォメーションシステムズはクローリングによる障害 (高負荷) だと認識、報告書を通じて図書館に連絡。直近で改修したCD・DVD一覧リストが不具合の原因と見てリンクを切るが、翌日復帰させる。
- 2010年3月20日ごろ、業者 (三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社) にアクセスログを調査させたところ、たくさんのアクセスを発見。
- 同日15時15分、 岡崎市立中央図書館のrobots.txt が更新される。 (8月23日現在の最新版)
- 2010年3月21日、図書館が岡崎署に電話で相談。攻撃がきているとは言っていない。
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/21708897031
- (日経コンピュータ8/4日号によれば3/21とのこと。図書館員の記憶がぼやけてしまっているためと思われる)
- 2010年3月24日、岡崎市立中央図書館は「何か普通でない事を機械的にされているので困る」という認識で、URLを少し動的に変化させるよう修正を行う。
- 同日、librahack氏はデータが取れないことに気付き、クローラを修正して対応。
- librahack氏はテストがうまくいったと判断。さくらインターネットのレンタルサーバ上にプログラムを移し、cron で1日1回自動的にデータを収集するよう設定。動作時間は18時からに設定。
- 2010年4月1日、岡崎市立中央図書館が利用者のアクセスではないと判断し、さくらインターネットのレンタルサーバからのアクセスを遮断。
- 2010年4月1日、データが取れていないことにlibrahack氏が気付く。が、さくらインターネットではCPU占有率等が高い場合にプロセスを止める (使用を制限する) ことがよくあるため、その可能性を疑う。
- 2010年4月1日、改正国立国会図書館法施行。これにより岡崎市立中央図書館は同法第25条の3の②に違反している状態になる。(2010年9月10日まで改善なし)
- librahack氏、さくらインターネットでの稼動を諦め、4月2日から、自宅または実家からアクセスするよう変更。開発環境のノートパソコンから5月24日まで留守の日を除いて44回 (44日) 動作させる。
- 2010年4月2日ごろ、以前図書館側から電話で相談した人とは別の警察官が「(librahack氏のアクセスに関して) これは捜査できるかもしれない」と図書館に連絡、ヒアリング。
- 2010年4月5日、および4月8日、三菱電機インフォメーションシステムズは岡崎市立中央図書館の求めに応じてアクセスログをCD-Rに焼き、渡す。このとき、欠陥について三菱電機インフォメーションシステムズから岡崎市立中央図書館への説明は行われていない。
- 2010年4月8日、岡崎市立中央図書館は県警の捜査照会に応じてアクセスログと、さくらインターネットのメールアドレスを持つ一部の利用者について個人情報を提出。
- 2010年4月15日、MDISが図書館に4月8日以降のログを渡す
- 2010年4月15日、図書館に対して被害届を出すよう促す。
- 2010年4月16日、三菱電機インフォメーションシステムズから岡崎市立中央図書館に4月8日以降のアクセスログを提出。このときも欠陥についての説明はなし。
- 2010年4月29日。MDISが図書館に目録サーバ (DBサーバ) の再起動方法を説明
- 図書館側の証言:「管理会社に調査を依頼し、攻撃が判明」「サーバの調査等は (電話で回答した人の知る限り) 行われていない」「令状をもった捜査が行われた事はない」
- 2010年5月10日、MDISがWEBに取り残されていた予約情報約10件を削除。
- 5月25日朝、librahack氏の自宅に警察が訪れ、家宅捜索および任意事情聴取。
- 警察署に向かうパトカー内で警官と会話。故意がないこと、通常のクロールであること、サーバダウンの事実を知らないことなどを示す。
- http://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/18812911844
- http://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/18813096322
- http://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/18813280161
- http://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/18813463661
- http://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/18813551841
- http://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/18813649468
- librahack氏、警察によって
あらかじめ準備されていた表現を変更された調書にサイン。調書の文面には「結果的にDoS攻撃になってしまいました」「業務を妨害しました」「迷惑をかけた責任は償いたいと思います。」といった言葉が最初からあった。- http://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/18774674672
- http://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/18814178851
- http://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/18814331816
- http://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/18814353523
- http://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/18814499437
- http://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/18814599336
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/21786869394
- http://twitter.com/librahack/status/22992361686
- http://twitter.com/librahack/status/22992487323
- librahack氏は「警察の言う事をおとなしく受け入れていれば早く帰れる」と思い込み、丸め込まれている感じはしたが、この不本意な調書にサイン。
- 捜査当局がlibrahack氏の家庭の事情 (妻の妊娠) を捜査に利用した事実は無い。
- その後、17時ごろ逮捕状が出て逮捕。
- 警察は逮捕に至った理由を「捜査上の判断」「証拠隠滅の恐れがあった」と説明
- 2010年5月27日、新聞各社による実名報道
- 朝日新聞 ( 魚拓 )
- ほか、 中日新聞、読売新聞、日経新聞、毎日新聞でも報道されたとのこと
- 2010年5月26日の検察調べで、librahack氏、改めて正当性を主張。しかし勾留決定。5月28日の当番弁護士接見で曰く「不起訴の可能性がある。君ひとりでがんばりなさい。」とのこと。
- 当番弁護士氏によると「図書館のホームページを普通に利用して問題が起きたなら、図書館に問題がある。不起訴の可能性があるから、きちんとした利用目的があったことを主張し、納得できないことにサインをしてはいけない」「どうしてもダメなら呼んでください。ただし弁護費用が35万円かかります」とのこと。
- 2010年6月2日か3日ごろ、作ろうとしていたマッシュアップ用プログラムで使う予定だった「Librahack」というロゴがlibrahack氏の開発環境にあるのを警察官が発見。ライフハック等と同じ意味だと説明する。
- 2010年6月5日頃、警察・検察ともに「これはサイバー攻撃ではない」と認識。
- 2010年6月9日、実際にプログラムを動作させ、再現実験。
- 検察に何度も「それくらい気付け」と言われる。合計20日間の勾留。
- 2010年6月14日、起訴猶予処分として釈放。警察官は「君は罪を犯したが、反省しているので検察が起訴猶予にしてくれたよ」というニュアンス。
- 警察は検察に対し、罰金刑 (略式起訴) か、不起訴であっても起訴猶予処分となるよう要請していた。
- 名古屋地検岡崎支部は起訴猶予処分とした理由について「強い意図は証拠上認定できなかった。どれくらい業務に支障があったかという点でも、検索システムの障害になったのは比較的短時間だった」「業務妨害罪としてそれほど悪質なものではない。本人も反省している」と説明。librahack氏が罪を認めているから嫌疑不十分とはしなかった。
- 2010年6月21日、朝日新聞記者神田大介氏が取材行動を開始。
- 取材が行われた時期、三菱電機インフォメーションシステムズは岡崎と同様の障害を貝塚市以外に把握せず。記者氏の取材に「(図書館で) 障害があれば (社内に) 情報を集める仕組みをつくっているが、様子見ということも含めてそこまで伝わっていなかった。社内的な連絡がうまくいっていなかった」と回答。
- 検察の調書上は業務妨害が成立し、それが故意であるとされていたらしい。(朝日新聞記者神田大介氏の取材)
- 逮捕前の自白調書以外罪を認めるような調書は作らなかった。検察が最終的に作った調書でも罪となる表現はなかったと思うが、それでも起訴猶予となった (librahack氏)
- librahack氏、逮捕から釈放まで、自社の顧客対応ができなかったため、月の収入の7割を損失。
- しかし、librahack氏はこれらに対して強い不満は示さず。
- 2010年6月24日、librahack氏のサイトが完成。事件に関する詳細が明らかになる。
- Twitter の #librahack タグで活発な議論が始まる。
- 2010年6月25日、librahack氏のサイトがR25で取り上げられる。
- 後日、三菱電機インフォメーションシステムズは岡崎市立中央図書館のWEBシステムを改修し、リンクをJavaScriptで飛ばすよう変更。
- その後、三菱電機インフォメーションシステムズはさらに岡崎市立中央図書館の改修を繰り返す。7月ごろ、データベースとの接続を都度接続/解放方式に変更、その時点で librahack 氏のクローラではアクセス障害を引き起こさなくて済むようになった。
- また、有志の指摘によってIPAを通じて伝えられた SQL Injection や XSS の脆弱性が解消された。また、1文字では検索できないようにする、「%」や「_ (アンダーバー)」といった SQL 文のメタ文字を検索しても問題が起こらないように修正された。
- 2010年7月20日ごろ、神田大介氏が取材に際して送信した電子メールが岡崎市立中央図書館内で閲覧されたことが、後に @keikuma 氏によって明らかにされる。
- 2010年8月4日、日経コンピュータ誌上「動かないコンピュータ」で事件が取り上げられ、データベースが Oracle9i で構成されていたことが明らかになる。
- 2010年8月18日現在、当まとめサイト管理者に寄せられた情報では、MELIL/CSを導入している一部図書館等はこの事件を「サイバー攻撃」と称しているとの話がある。これが三菱電機インフォメーションシステムズの説明によるものかどうかは不明。
- 2010年8月21日、朝日新聞にて報道。「原因は図書館」「ソフトに不具合 改修始まる」「愛知県警曰く、「図書館の業務に支障が出たことは事実で、捜査に問題はない」とのこと」
- 三菱電機インフォメーションシステムズ、岡崎市立中央図書館に欠陥伝えず。取材によると、三菱電機インフォメーションシステムズは直後にアクセス記録から原因を把握していたが、図書館側に他の図書館で同じような閲覧障害が起きていたことを伝えていなかった。
- asahi.comの記事 ( 魚拓1ページ目 | 2ページ目 )
- 朝日新聞記者 神田大介氏による三菱電機インフォメーションシステムズへの取材の結果、三菱電機インフォメーションシステムズは「不具合という認識は色々な方が持たれること。我々は設計上のことだと考えている。しかし現状、改善の余地があると考えている」と答えた。
- 2010年8月21日昼、岡崎市が報道対応。図書館長曰く「図書館ソフトに不具合はなく、図書館側に責任はない。図書館に了解を求めることなく、自作プログラムで繰り返しアクセスした男性に問題がある。男性からきちんと連絡してもらえれば、図書館として対処できた」とのこと。また、「違法性が無い事は知っていたが、図書館に了解なく繰り返しアクセスしたことが問題」としている。
- しかし、他の職員は早い段階で「アクセス数の多さが問題だったのではない」と認識していた。
- 同日、全国の図書館横断検索サービスを提供している カーリル の開発元ブログが遺憾の意を表明
- 岡崎市立中央図書館は三菱電機インフォメーションシステムズと随意契約を行う事を決定済み。
- 2010年8月現在、日本図書館協会が「図書館が無駄に高いシステムを買わされていないか」と危機感を持っている。
- 2010年8月23日、朝日新聞名古屋本社版夕刊にて、福岡県篠栗町立と宮崎県えびの市立の図書館サーバの Anonymous FTP についての報道。
- 高木浩光@自宅の日記 に紙面あり
- 2010年8月25日朝日新聞名古屋版朝刊25面記事「図書館ソフト不具合 接続障害の対抗策 国会図書館も排除」において岡崎市立中央図書館は「問題を把握しておらず、MDISに確認し、対応を検討したい」とコメント。しかし、9月10日まで robots.txt は修正されなかった。
- 2010年9月1日水曜 (岡崎市立中央図書館休館日)、岡崎市立中央図書館が公式見解を発表。また、サーバー入れ替えなどのシステム更新を2011年1月初旬に実施する方針を明らかにした。
- 図書館の見解発表文
- 毎日新聞 ( 魚拓 )
- J-CASTニュース
- 以後、同見解以外答えられないと回答するようになるが、その対応は図書館法第7条の4に違反する行為である。
- 2010年9月3日15:30、MDISが公式見解を発表
- 2010年9月7日、岡崎市立中央図書館がMDISの図書館システムの使用を2015年12月まで継続する方針を明らかにした。
- 2010年9月10日夕刻、岡崎市立中央図書館サイトの robots.txt が更新され、全てのクローラに対してクロールを許可する設定となった。
- 2010年9月14日、MDISから各図書館へ「ROBOTS.TXTについて」文書で説明が行われる。
- 2010年9月28日、岡崎市立中央図書館の利用者の個人情報漏洩について記者会見、報道。同日、
MDISのWebサイトから岡崎市立図書館の事例紹介ページが削除される
。
- 岡崎市立中央図書館の報道発表資料 ( 魚拓 ) および 添付資料
-
岡崎市立中央図書館からのお知らせ
(
魚拓
) および
添付資料
(
魚拓
)
- この図書館の発表によれば、MDISから図書館に報告があったのは前日の27日で、26日時点で既に各図書館のデータは削除済みとのこと。MDISはこれよりだいぶ早い段階でこの問題を把握していたが、当事者である岡崎市立中央図書館に一報も入れることなく全国図書館からの情報削除を行ったことになる。
- 三菱電機のお詫び文 ( 魚拓 )
- MDISのお詫び文 ( 魚拓 )
- 千代田興産のお詫び文 (魚拓)]])
- 朝日新聞 ( 魚拓 )
- 中日新聞 ( 魚拓 )
- 産経新聞 ( 魚拓 )
- 毎日新聞 ( 魚拓 )
- 読売新聞
- INTERNET Watch
- J-CASTニュース ( 魚拓 )
- Security NEXT ( 魚拓 )
- 日立ソリューションズセキュリティブログ
- NHKオンライン(第1報) ( 魚拓 )
- NHKオンライン(修正版) ( 魚拓 )
- 中京テレビ (動画あり)
- メ~テレニュース (動画あり)
- CBCニュース (動画あり)
- FNN東海テレビ (動画あり)
- 同じくえびの市でも個人情報漏洩について28日に記者発表、30日に報道。
- えびの市のお詫び文 (PDF) ( 魚拓 )
- 朝日新聞名古屋本社版と西部本社版の朝刊 (紙のみ。asahi.comは無し)
- 毎日新聞
- So-net セキュリティ関連ニュース
- 2010年9月30日、MDISが個人情報流出対象者163人におわび文を発送。
- 毎日新聞 ( 魚拓 )
- この発送主体が「図書館が」ではなく「MDISが」であったことから、個人情報の目的外利用が疑われた。( 図書館発送の文書に同封だった という情報がある一方で、その後MDIS単体から訂正文が届いた ( その1 | その2 ) との報告あり。その後朝日新聞神田記者により、 岡崎市職員立会いでMDISが宛名書きをした ため、個人情報そのものを渡したわけではないことがわかった。
- 2010年10月4日、岡崎市の柴田紘一市長が定例会見の場でlibrahack氏が逮捕されたことに触れ、「市としても遺憾で、業者の責任を明確にして厳正に対応したい」と述べる。また、MDIS社長が陳謝に訪れたことを明かした。
- 2010年10月15日、愛知県岡崎市がMDISとの契約を破棄すると発表。
- 2010年11月11日、朝日新聞の学芸面に名古屋大・大屋雄裕氏の「完全の追及、潜む危険 岡崎市立図書館問題から考える」が掲載される。
- 高木浩光@自宅の日記 で一部閲覧可
- 2010年11月26日、愛知県岡崎市が記者会見を開き、MDISを1年6カ月間の指名停止処分にしたと発表。また10月15日に発表した契約の解除に伴う違約金はMDISが負担し、次期システムの導入時期を2013年1月に設定、それまでは現行のMDISのシステムを使い続けるが、MDISによる保守は無償で行わせると発表。会見で大羽・岡崎市立中央図書館長が、9月1日に発表した見解「システムに不具合はない」「MDISに責任はない」とした発言を撤回し、現時点ではシステムに不具合があり、MDISには不備があったと考えているとの見解を示した。また、librahack氏へのコメントを求められ「たいへん気の毒なことだったと思う」と回答。しかし岡崎市としての見解は、現時点でも9月1日付の文書で出されたことに尽きる、との見解も示した。
- 毎日新聞 ( 魚拓 )
- 朝日新聞名古屋本社版夕刊 (紙のみ。asahi.comは無し)
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/8010442194554880
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/8067320454840320
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/8067889504452608
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/8068440719888384
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/8073570836029440
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/8074146718154752
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/8084002451750912
- http://twitter.com/kanda_daisuke/status/8143566106787840
- So-net セキュリティ関連ニュース
- 2010年11月29日、一連の問題について MDIS が近く調査結果を公表し、librahack 氏を含めた関係者に謝罪する方向である旨の記事を読売新聞(おそらく全国)朝刊に掲載。追ってNHKでも報道。
- 読売新聞 ( 魚拓 )
-
本よみうり堂
- (YOMIURI ONLINE は紙面の前半まで、本よみうり堂は後半も掲載されているが最後の上原哲太郎氏のコメントが省かれている)
- http://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/9058938943176704
- http://twitter.com/simaneko_patara/status/9100641985105920
- http://twitter.com/simaneko_patara/status/9152138013839360
- 財経新聞 ( 魚拓 )
- NHKニュース ( 魚拓 )
- しかし、追って取材した朝日新聞の神田記者によれば、MDISはシンプルに「librahack氏に謝罪すると決めた」「システムの不具合を認めた」というわけではない模様とのこと。
- 2010年11月30日、一連の問題について MDIS が記者会見、閲覧障害問題と個人情報流出問題についてそれぞれまとめて詫びた。またえびの市の2761人分の個人情報流出についても新たに発表した。
- MDIS のお詫び文 ( 魚拓 )
- 千代田興産のお詫び文 ( 魚拓 )
- えびの市のお詫び文 ( 魚拓 ) および 添付 PDF 資料 ( 魚拓 )
- 広陵町の発表文 ( 魚拓 )
- 津田大介氏によるtsudaり
- 高木浩光@自宅の日記における文字おこし
- 朝日新聞 ( 魚拓 )
- 読売新聞
- 47NEWS ( 魚拓 )
- INTERNET Watch
- ITmedia
- 日経 ITpro
- 日経新聞 ( 魚拓 )
- 時事ドットコム
- サンケイビズ ( 魚拓 )
- CNET Japan
- So-net セキュリティ通信ニュース (MDIS について) ( 魚拓 )
- So-net セキュリティ通信ニュース (えびの市について) ( 魚拓 )
- はてなブックマークニュース
- 同日、IPA サービス妨害攻撃 (DoS 攻撃) に対する留意事項をまとめた報告書を12月に公開することを明らかにした。
- 2010年12月1日、librahack 氏がクローラ作成から起訴猶予・釈放されブログを開設するまでの詳細な時系列メモを公開。
- 同日、朝日新聞朝刊(おそらく全国)オピニオン面「記者有論」に神田大介記者の「図書館とIT 向き合わねば存亡の危機に」が掲載。( 高木浩光@自宅の日記 で閲覧可)
- 2010年12月3日、岡崎市議会定例会で 原田範次市議が図書館交流プラザや中央図書館に関する一般質問を行う予定だった が、途中の教育関係に対して熱弁を振るうあまり、図書館に関する質問を行うことなく終了した。
- 2010年12月7日、岡崎市長が定例会見で図書館事件について、10月に詫びたとコメント。
- 同日、 中野区がその後の対応経過を発表 ( 魚拓 )
- 2010年12月9日、岡崎市立中央図書館の9月1日の「お知らせ」が削除される。しかし訂正のお知らせや謝罪等はない。
- 2010年12月16日、IPAが 「サービス妨害攻撃の対策等調査」報告書 を公開
- 2010年12月17日、librahack氏が 「なぜ起訴猶予になったのか?」を聞きに検察庁へ行ってきた結果報告 を公開
- 同17日、MDISのプライバシーマーク更新が認定される
- 平成22年第7回プラバシーマーク審査会 結果報告 (PDF)
- 2010年12月18日、岡崎市立中央図書館で 「岡崎図書館未来企画フォーラム「図書館戦争」最前線!?」と題してLibrahack事件に関するパネルディスカッションがりぶらサポータークラブ主催で行われる
- 同18日、librahack氏が岡崎市長と図書館長に対し、被害届を取り下げるよう、りぶらサポータークラブを通じて書面で正式に申し入れたこと公表される
- 2010年12月26日、中日新聞西三河版に記事。検察庁岡崎支部長のコメントが掲載される。
- 2011年1月5日、日経新聞に関連記事。
- 2011年1月10日、 日本図書館研究会 第277回研究例会 岡崎市立図書館Librahack事件から見えてきたもの が大阪市立中央図書館で開催される。
- 2011年1月12日、12月9日に削除された岡崎市立中央図書館の9月1日のお知らせが復活していることが発見される。(Last-Modified は12月15日) しかしその数時間後に再び削除される。
- 2011年1月15日、昨年12月18日に岡崎市立中央図書館で開催されたフォーラム「ネット時代の情報拠点としての図書館-“Librahack”事件から考える-」の公式記録として、基調講演部分が公開される。
- 2011年1月18日、asahi.com WEBRONZA スペシャル記事として、高木浩光氏のインタビューを元にした「岡崎図書館事件はまだ終わっていない」が掲載される。
- 2011年1月23日、昨年12月18日に岡崎市立中央図書館で開催されたフォーラム「ネット時代の情報拠点としての図書館-“Librahack”事件から考える-」の公式記録として、パネルディスカッション部分が公開される。
- 2011年1月24日、MDIS のプラバシーマーク認定について2ヶ月間の一時停止が発表される。
- 2011年1月28日、asahi.com WEBRONZA スペシャル記事として、神田大介記者の「突然、ある技術者が逮捕された:記者が掘り下げた岡崎市立図書館事件」が掲載される。
- 2011年2月25日、りぶらサポータークラブのコーディネートのもと、中川圭右氏と岡崎市立中央図書館の間に合意が成立、共同声明が発表される。ただし被害届の取り下げは行われなかった。
- "Librahack"共同声明 (りぶらサポータークラブ)
- "Librahack"共同声明に関する詳細情報 (りぶらサポータークラブ)
- 図書館ホームページ閲覧障害に係る経過等について (岡崎市立中央図書館)
- 岡崎市立中央図書館と相互確認したこと (Librahack.jp)
- “Librahack”事件関係者間で共同声明が発表される (カレントアウェアネス・ポータル)
- HPでプログラム使用「犯罪性なし」 岡崎の図書館 (asahi.com)
- 岡崎市立中央図書館:HP閲覧困難で陳謝と経緯説明/愛知 (毎日jp)
- 岡崎市立中央図書館、検索システム障害に関して「クローラー使用の男性に非なし」との声明 (日経ITpro)
- 岡崎市図書館、ウェブ閲覧障害は逮捕された男性に原因は無いとする共同声明 (INTERNET Watch)
- 「逮捕された男性に非なし」--岡崎市立図書館閲覧障害問題で共同声明 (So-net セキュリティ関連ニュース)
- 2011年3月23日、MDISのPマーク一時停止措置が終了。翌24日には千代田興産も同様に終了。
- 2011年7月20日、イカタコウイルスについて東京地裁で「器物破損」として有罪判決が下り、捜査機関による刑法の恣意的な運用に批判の目が集まる。
- 2011年7月27日、三菱電機ISによる図書館利用者個人情報漏洩事件でこれまで公開されていなかった自治体や漏洩件数のまとめが朝日新聞により報じられる。