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Xeric Foundation - (2007/01/11 (木) 18:57:31) のソース
*[[Xeric Foundation>http://www.xericfoundation.com/]] **ゼリック財団とは? ゼリック財団は、『Teen Age Mutant Ninja Turtles』と『Planet Racers』の創作者のひとりであるピーター・A・レアードによって私的に設立された非営利組織です。 本財団は、フルタイムで自費出版をおこなうコミックブッククリエイターたちと、我々が資金援助に値すると判断したチャリティー目的のの非営利団体(NPO)に対して財政的な援助を提供しています。なお援助の対象となるコミックブックアーティストはアメリカおよびカナダ在住者、NPOはマサチューセッツ州西部に限ります。 財団は人種、皮膚の色、国籍、ジェンダー、性的嗜好あるいは身体障害に基づいたあらゆる差別に対する禁止をそのポリシーとします。 ゼリック財団は作家が自分の作品を出版するためのコストの何割かを援助します。ひとりのアーティストもしくはライターによる自費出版ビジネスをフルにサポートすることは財団の意図ではありません。しかし、そのような経験、学習プロセスにこのような形で関わりアーティスト個々がゴールを目指す助けになればとは考えています。 (「What is the Xeric Foundation?」、http://www.xericfoundation.com/xericwhat.html) **参考 主催者へのインタビューから(93年発表)。 >CBR:ピーター、どうしてゼリック財団をつくったんですか? >ピーター・レアード:「xeric」という言葉は乾いた、砂漠のような状態を意味する言葉だ。けれど、この言葉自体は財団と直接的な関係は全然ない――単に僕の好きな言葉だってだけだ。実際どこから出てきたかというと弟のドンとスクラブルをやっててはじめて知った言葉でね。ゼリック財団は現実には二種類の財団をひとつにした組織なんだ。ひとつは慈善事業のための組織、もうひとつが自分で出版したいクリエイターたちのための組織。申し込み手続き自体は通常の助成金申請と変わらない。財政報告書を提出し、どのくらいの額の資金が欲しいか、その目的、資金を得たい時期などを説明する必要もある。僕らは提供した資金がどう運用されたかを監視していく。そのためにこの業界で働く専門家から選ばれた3人の顧問委員が置かれているんだが、彼らの名前をここで漏らす訳にはいかないだろう。 > このプロジェクトを思いついたとき、これは僕がコミックス界に対してなんらかの恩返しをするのにふさわしいやり方だろうと思ったんだ。それに自分自身の過去の経験、タートルズとセルフパブリッシングに関するそれは、僕自身にとってすべてが勉強だった――この体験から僕が得たものはきっと今後同じような道を目指す人達にとってもきっと役立つに違いない。すべてのセルフパブリッシャーがタートルズが築いたようなライゼンスとマーチャンダイズの帝国をつくれるとは思わない、けれどそこで得た経験はクリエイターたちに自分自身の在り方や、生活、そしてビジネスの厳しい現実について教える、価値のあるものだ。もし出版したコミックスが売れなければ、終いには在庫の山の前で膝を抱えることになる。しかも、これはまだマシなほうなんだ。それに僕は多くの人達が誰か別の人間から求められてモノをつくり、出版することについてあまりにもナイーブな見解を持っているようにも思う。 >(『COMIC BOOK REBELS』By Stanley Wiater & Stephen R. Bissette、DONALD I. FINE, INC刊、「KEVIN EASTMAN & PETER LAIRD: Beyond tne Turtles Empire」) >援助金はどれくらいもらえるのでしょうか。 >支給される援助金は一般に5,000ドルを超えることはありません。もしそれ以上の額を要求する場合は、より少額の資金では運営できないことを提示してください。著作権、商標などに関して付属の付帯条件はありません。 >(「What is the Xeric Foundation?」、http://www.xericfoundation.com/xericwhat.html)