マクロスFRONTIERでエロパロ まとめwiki

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
64 :名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 00:34:01 ID:57mrlnIN
カオス小ネタ
  • エロ無しでも爛れてる
  • オリキャラ、でっちあげ技術
  • ミハクラ前提
  • アルトハーレム

以上の要素が苦手な方はスルー願います


ようやくたどり着いた新天地。
そこにはまだ銀河を超えていくことのできないバジュラの幼生が生息しているのが
判明し、未だ自由な意思の疎通が叶わないフロンティアの人々は、彼らの領域を
侵さないよう、慎重に大地にその足を下ろしていった。
産めよ殖やせよ地に満ちよ
旧時代に神より与えられた言葉は今も人々の営みに影響を与えている。
グレイスの陰謀により人口の激減したフロンティアは、一年を経て空前のベビーブームを
迎えていた。
ブリッジではモニカが重たげにため息をつきながら腰を下ろし、暫定政権の
大統領となったキャシーもまた、出産奨励政策を煽るかのように、丸い腹部を
軽く抱えながら会見に臨んでいる。
だが、アルトを一番驚かせたのはクランが妊娠していた事だった。
ミシェルが行方不明になる数日前、大喧嘩の挙げ句、クランが奪うような形で
想いを遂げたのだと言う。
が、その後の激闘がたたったのか、未成熟な体で身籠ったのが悪いのか…ミシェルとの
別離が影響したのか、クランの中で、生命が育ちきれない事が判明したのだと、
乾いた涙の跡も顕に呟いた時、共に話を聞いていたランカが大きく身を乗り出した。
「あたしが、クランさんの赤ちゃんにお腹貸すよ!」

そんなこんなで、既に3年…20歳になったアルトのある朝の風景はというと。
「おはよ、アルト。…今日は、わりと自信作なんだからね。ちゃんと食べてってよ」
「おはよー、アルト君!ブレラお兄ちゃんが、ルカくんの代わりに哨戒のパートナーに
なるって伝言があったよ」
「おはよう、旦那様…ほら、朝は?」
「おはよー!アルトママ!」

結論から言えば、ゼントラーディの血を引くランカは相性が良かったらしく、
胎児の移動及び着床は成功し、無事、ミシェルの忘れ形見はこの世に生を受けた。
父親に似た少し線の細い端正な顔立ちに、母親に生き写しの意思の強そうな碧い瞳の
赤ん坊は、親友の子供を育てたいという強い彼の希望に折れたクランと
結婚する事でアルトの娘となった。
腹を貸したランカはバジュラとの繋がりを生かした新天地の探査に出るのに忙しく、
また軍人として忙しいクランとアルトの前に現れたのはシェリルだった。
「無鉄砲なドレイの面倒を見てあげるのは、ご主人様の勤めだもの」
というのがその弁だったが、娘の魅力に一番参っているのは、今では彼女だ。
自嘲気味に
「最近、グレイスの事を思い出すのよ…時々、私にひどく嬉しそうな表情見せてくれて。
今、私も同じような顔してた…もしかして、グレイスは…」
その先を聞かないために、キスで唇を塞いだのは昨夜の事。
その後ランカも加わっての騒動を思い出すだけで、なんだか腰の奥がだるくなる。
「アルトママー、お出かけのキスー」
「…シェリル…お前、子供に何教えて…」
「ごめんね…アルトくん、それ、あたしなんだ…」
「何よアルト。宇宙一イイ女三人が育ててるのよ。ありがたくチュッといきなさいよ!」
相変わらず、ランカはシェリルと仲が良すぎる。
「…アルト」
苦笑ぎみなクランの声かけに、心底その存在に感謝しつつ、娘を抱き上げる。
「未来の宇宙一イイ女なんだ。せめて、俺の事はお父さんと呼んでくれ」
「はーい、アルトママ」
濡れた感触が頬を襲う。
色々な意味で、この先気を抜けないな、とアルトは幸せなため息をつくのだった。

※続きは6-463
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