武旦の魔女

Ophelia

おふぃーりあ

武旦の魔女。その性質は自棄。霧の中を虚ろな足どりで永遠にさまよい続ける魔女。
いつも傍らにいる馬が何だったのか魔女にはもう思い出せない。

概要

佐倉杏子が魔女化した姿。
杏子ルートで魔女化してしまったさやかを暁美ほむらが先回りして倒した際、杏子のSGが濁りきっていると出現する。

父親を救うために魔法少女になったにもかかわらず、その父親に魔女呼ばわりされた挙句に家族を失い、他人のために魔法を使うことをやめた杏子。
そんな折、杏子は似たような境遇のさやかに自分を重ね合わせ、彼女に希望を託そうとしていた。
しかし、さやかは魔女化しそれでも希望を捨てずまどかと共に魔女結界最深部へ向かうも、すでにさやかだった魔女はほむらの手によって葬られた。
全てを失った杏子の僅かな希望が全て絶望に変貌、彼女までも魔女化させた。

謎の魔女結界の5番目、忘却の結界30層目にも登場。杏子を前線に出せば、ある意味己との戦いが実現する。

マミのドキドキ ティロ・フィナーレにも登場。

外観及び能力

騎馬兵のような勇猛さを感じさせる武旦(ウーダン)の魔女。
武旦とは中国の京劇において、派手な立ち回りを専門とする女性役者のことである。
頭は蝋燭になっており中華風の着物をまとっている。
馬の踏みつけと自己を槍に変形しての強烈な一撃を繰り出し、自己と全く見分けのつかない強力な使い魔を創造し、猛攻をかけてくる。
ステータスが魔女の中でもトップクラス、特に攻撃力が高いので上手く補助技を使わないとすぐにゲームオーバーになってしまう。
また、分身もHP以外は本体と全く同じステータスなので、囲まれないように注意して戦わなければならない。

使い魔

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魔女名

Ophelia

ヨーロッパの女性名。おそらく元ネタはシェイクスピアの戯曲『ハムレット』のヒロインで、主人公ハムレットの恋人であるオフィーリアだと思われる。
オフィーリアは劇中で父の死を聞き、悲しみのあまり、ついに正気を失い花をいっぱいに抱えながら川に飛び込み(もしくは誤って落ちて)溺れ死んだ結末となっていることから、目の前で父が母と妹と無理心中した杏子の過去の境遇とリンクしていると考えられる。
なので予想される展開として、この父親のトラウマにさやかの話が加わって魔女化するのではないかと考えられる。

ちなみにドイツ語で読んだときの読み方は「オフェリア」だが、元ネタの読み方でもある英語読み「オフィーリア」の方が広まっている。

魔女の結界

深い霧の中、ところどころにカンテラがぶら下がり、柱のような五線譜があり、金魚が泳いでいる水底のような結界。
赤い石畳の細い路は、万里の長城を想起させる。
また、杏子が防御に使用していた格子のような模様も見られる。

擬人化

Oktavia von Seckendorffらと同様に正体が判明していることから、佐倉杏子にOpheliaを模した衣装を着せたイラストが多い。
また杏子の髪の色が赤であるため、杏子の髪型をOpheliaの頭部の炎に見立てたイラストが多数存在する。

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最終更新:2012年11月05日 18:07
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