MOD

MOD

ディスク内の画像や音声、3Dモデルなどのデータを書き換えて遊ぶMODについて。

ここで述べるMODとは、まげつけのディスク内にあるデータを書き換えて遊ぶことである。
正規の遊び方ではないため、どのような不具合が起こるかも分からない。MODの基本は自己責任でやるということだ。
またデータのバックアップも忘れないようにしよう。

テクスチャ(画像)
IMX
まげつけの多くの静止画データはIMXという形式で格納されている(詳細はディスクの構造を参照)。
これはAiCubeという会社のXeios for PS2というゲームエンジンで使用されていた形式で、ギタルマン等他のゲームでも使用が確認されている。
解析が終わっており、書き換えが可能だ。例えば空を書き換えて遠景を追加したり、メーターを変更したりできる。
ただし、いくつかのテクスチャは256色ではなく16色であり、16色の透明度情報を持った画像を用意するのは少し大変。

BIN
ストーリーで使うキャラや背景などの絵はBINという拡張子がついており、IMXとは少し異なる構造をしている。
完全に解析が終わったわけではないが、大まかなところは判明しており、書き換えが可能。

その他
道路や路肩などのテクスチャでは、拡張子がついていないものもある。
基本的に16色のものが多く、透明度情報を持った16色の画像というのは一般的ではない為書き換えは難しい。
また、ピクセルデータの格納方法も一般的なビットマップとはニブル(ハーフワード)の上位下位が入れ替わっていたりする。
透明度情報は無視されてしまうがbmpに相互変換するツールが存在する。

サウンド(音声)
MSA、BD、HD
現在解析中。エンジン音の書き換えに成功した例がある。

3Dモデル
XG
IMXと同じく、Xeios for PS2の形式。ギタルマンのMODを作る方々により、解析が進んでいる。
画像と違い複雑なデータの為、完全な書き換えは出来ないが、制約付きで書き換えに成功した例がある。
triStripを面ごとに分離して行う変換ツールが存在する。

アーカイブ
BIN
多くのデータはBINという拡張子の中に複数入っており、先頭にファイルリストがある。
簡単な編集なら直接中身を書き換えることが出来るので分割する必要もないが、
複雑な編集やファイルサイズが変わる編集などに便利な展開/構築ツールも存在する。





最終更新:2023年11月13日 14:06