魔石 - マジカルトランセンド

概要

主に地面から獲れる魔力を発生させる石類の総称。
ダンジョンや怪異からも採取される。
取られたばかりの未加工の状態では基本無属性で、削星者など専門の知識がある者が加工することで属性を焼き付ける。
大きいのから小さい、高純度から低純度様々あり、大きさは等星で表されでかいほど数字が小さくなる。
純度は裁定ランクのEから最高ランクのAまである。
大きさは1～6で分類される。
また怪異から獲れる魔石はB4ランク（補給なしで800キロバイク程度が動く）が保証されている。
加工魔石の型式には星の名前が付けられ、火星、水星、木星、土星が基本形とされる。
魔道具の動力として利用される他、低純度の小型魔石を特定の波長の魔力が出る形に加工して通貨にも使われ、火属性の熱を発する魔石は調理などでの熱源に、水属性の冷たい魔石は保冷剤にも使われる。低純度の小型魔石を岩塩のような形で食用に使う伝統料理もある。

かつて魔石は星であると考えられ、現代でも魔石に関わる言葉や魔道具の専門用語などにその痕跡が見られる。

魔石由来のものなど

・魔石コイン

学園として使用されるコイン
無属性の魔石が加工されており、主にE6～E4の魔石が使用されている。
バイト代や報酬金はこれで取引される。

・美幻酒

その昔、とある魔道士が酔い ふざけて酒の入った徳利に魔石を入れて放置してしまう。
後日その事を忘れて注ぎ口にしたら、それはそれは美しい幻を見るほど美味い酒になった。
この言伝を聞いた酒蔵が発酵時に魔石を削った物を混ぜ込むようになったのが始まり
江戸中期から流行り、現代も製法を守り続けてる酒屋の美幻酒は酒飲み名乗るなら、一度は飲めと言われる美酒である。

・魔石煮込み

火の魔石を入れ、中から火を通す手法
美幻酒から派生したといわれ、伝統的な調理法である
焼き石より火の通りがよく今も名店のおでん屋などでは添え専用の器具が存在するとも言われている

・魔石焼き

魔石を丸く研磨し、練った小麦粉で焼いたものと付け合わせをセットで食べる料理。
中の魔石をかみ砕かずに取り出すのが正しい食べ方である。
魔石により様々な味が楽しめる。
そのシンプルな調理法故に多くの派生料理が作られているが、そのシンプルさゆえに相当の自信がなければ提供されない料理である。