呪縛ほどけるとき

The Chains Fall Free

ル・ルデの庭


Wolfgang : おお、[Your Name]か!
エシャンタール様の船が戻られた!
Wolfgang : ちょうどよい。
エシャンタール様は、おまえを捜し、
ジュノ上層の酒場に来るように伝えよと
おっしゃられた。
Wolfgang : では、伝えたぞ。
俺たちはこれから、各国に報せを出しに行く。
真龍の王バハムートのことはもう心配する
必要はないとな。
Wolfgang : [Your Name]、
これもすべて、おまえたちの働きが
あってのことなんだろう?
心から礼を言う。ありがとう。


ジュノ上層 / マーブルブリッジ


(Door:"Marble Bridge"を調べる)

Mildaurion : お待ちしていました、
[Your Name]。
いったい、なにがあったのです?


Mildaurion : 真龍の軍は、
我々と何度か手をあわせた後、
還るべき空の彼方へと消えていきました。
Mildaurion : 戦意喪失した彼らを
追い滅ぼすべきだという意見もありますが、
ともかくは、戦局の検討、補充のために
我々は戻ってきたのです。
Mildaurion : そして今、
あなたの顔を目にし、確信することができました。
Mildaurion : その表情……
あなたがたはとうとう、「世界の終わりに
来る者」を討ち取ることができたのですね?

選択肢:討ち取ることができた?

>>はい
  Mildaurion : やはりそうでしたか!
  真龍の王バハムートは、「世界の終わりに
  来る者」が倒されたことを感じ取り、
  きびすを返した……
  Mildaurion : 聞かせてください。
  あなたがたが、神都アル・タユで
  体験したことを?

>>いいえ
  Mildaurion : 聞かせてください。
  あなたがたが、神都アル・タユで
  体験したことを?

Mildaurion : ……タブナジアの岬で、
セルテウスに触れたとき、私の身の内に
流れ込んできた映像……
Mildaurion : やはりあれは、
楽園となりかけた神都アル・タユ
だったのですか……。
Mildaurion : そして、1万年の昔、
神都アル・タユに在りし人々は、
神に戻った……。男神プロマシアに……。
Mildaurion : 「楽園の扉を開く」
ということは、5つに分かたれた
母なるクリスタルを元に戻すということ。
つまり、世界を在りし姿に戻すということです。
Mildaurion : 世界は楽園となり、
人は神となる。そのときの記憶を持つ
明星の巫女イブノイルは、女神アルタナの姿を
見たことがありました。


Mildaurion : しかし、私と別れるとき、
明星の巫女は確かにこう言っていました。
Mildaurion : 「女神アルタナを
見ている自分は、女神アルタナでは
ありえない。ではいったい誰なのか」と。
Mildaurion : そこで明星の巫女は、
人間を調べようと考え……
Mildaurion : 奇しくも現れ始めた
クリュー人という存在に目をつけ、そして
人間の内に封じ込められた闇を知ったのです。


Mildaurion : その後、明星の巫女は、
王と王子を裏切り、楽園の扉を
開くことを頑なに拒むようになりました。
Mildaurion : あのとき明星の巫女は
「私たちは男神の子である」という確信に
至ったのでしょう……。
Mildaurion : しかしもちろん、
すべてが終わったわけではありません。
Mildaurion : 母なるクリスタルを
包み込んでいる「虚ろなる闇」は
いまだに晴れてはおりません。
Mildaurion : そして
ジラートの生き残りたちは、それしか
すがるものがないかのごとく、楽園へ
続く道を開こうと暗躍し続けています。

Mildaurion : およそ30年前……
私がタブナジアを捨てたは、
目覚めたジラートの生き残りたちに近づき、
いち早くその身の内に忍び入るため。
Mildaurion : しかし、私ひとりの力では、
強大な力持つ彼らを一息に打ち砕くことは
できませんでした。ですが……
Mildaurion : 今や「虚ろなる闇」という
共通の敵が現れてしまった。しばらくは、
あなたがた現世人にも古代の力が必要でしょう。
Mildaurion : それはもちろん、
古代の人々にとってもそうです。

>>パターン1
+ ...
Mildaurion : 明星の巫女ならば
彼女の愛する弟たちに宛てて、なにかを
残していることでしょう。
Mildaurion : 私はそれを探し、
カムラナート様に呼びかけてみます。
あの方ならば、私の言葉を聞いて
くださいましょう。
Mildaurion : そして、ここから
あなたがたが救ってくれた
世界と人を見守っていきましょう。

>>パターン2
+ ...
Mildaurion : ナグモラーダが失われ、
真龍との戦いに光明が見えた今、彼らには
本来の役目を思い出してもらわねばなりません。
Mildaurion : 母なるクリスタルを
守るものとして、虚ろなる闇と戦おうと。
Mildaurion : そして私は、
今までのように彼らを監視しながら、
あなたがたが救ってくれた世界と人を
見守っていきましょう。

Mildaurion : 最後に、[Your Name]。
忘れないでください。
Mildaurion : あなたは
どんな犠牲も出さずに、
世界も人も救うことができたということを。
Mildaurion : そして
思い違いをしないように。
Mildaurion : そんな道は、
いつでもあるわけではないのです。
Mildaurion : あなたが、
多くの人の力を借りたから、多くの人が信じたから
そんな道を拓くことができたのだということを。
Mildaurion : この店の主人に、
これからのあなたの旅に役立ちそうなものを
3種類、預けておきました。どれかひとつを
お選びなさい。
Mildaurion : またお会いしましょうね。
Mildaurion : さようなら、
ありがとう、[Your Name]。



(Door:"Marble Bridge"を調べる)



タブナジア地下壕


(Walnut Doorを調べる)

Prishe : よぉ~!
[Your Name]、元気そ~だな!

Ulmia : [Your Name]さん、
聞きました? タブナジアの上を
飛び回っていた真龍たちの姿が
消えたそうです。

Prishe : これで一件落着。
タブナジアもやぁ~っと、
平和な町になったってこった。
Prishe : ミルドリオン枢機卿様には
あれからずっと会えてねぇけど、さっき
使いのもんがやってきてな。これからも
ジュノ政府が援助してくれるってよ。
Prishe : ナグモラーダが
交わした約束よりもずっと、俺たち
タブナジアの人間が自治できるような
形でもってな。

Ulmia : デスパシエールおじいさまは、
これ以上ないほど、はりきっていますわ。
冒険者を雇って、魔物たちを一掃し、
ルフェーゼ野ミザレオ海岸に畑を作りたいと。
Ulmia : リヴェーヌ岬は
いまもあのような姿ですけれど、昔、
あそこにあったような羊飼いの村も
復興させたいって……
Ulmia : そして私たち
タブナジアの人々が強く逞しくなった頃、
タブナジア侯国の跡地に、あの美しい日々を
蘇らせるのです。
Ulmia : あの地に巣食う
魔物たちを討ち滅ぼして、家に帰ろうと
いうのです。

Prishe : 平和になったと思ったら、
こりゃまた、何倍も忙しくなりそうだなぁ。
Prishe : おっと、ヒトゴトって
顔してるんじゃねぇぞ。おまえたち冒険者も
これから何倍も忙しくしてやるってこった!

Ulmia : 駄目よ、プリッシュ。
プリッシュは、戦っている場合じゃありません。
Ulmia : ちゃんと勉強して、
タブナジア大聖堂の司祭となって、
いろんな仕事を司ってもらわないと。

Prishe : ッゲゲ!
俺はいつもの修行に行ってくるぜ!
Prishe : じゃあな!

Ulmia : もう、プリッシュったら!
Ulmia : [Your Name]さん、
思えばずっと、あなたにはご迷惑ばかりかけて
しまいましたね。
Ulmia : それでもいつもあなたは、
私たちを助けてくださいました。
本当に有難うございました。
Ulmia : もしもあなたさえ
良ければ、あなたのお力を私たちのため、
タブナジアのために使っていただけたらと
思います。
Ulmia : けれど……
冒険者であるあなたには、まだまだ
あなたご自身の目で見なければならない
世界が広がっているのでしょうね。
Ulmia : いつか、あなたが
その翼を休めたいと思われたとき
ぜひタブナジアにお寄りください。
私たちはずっと待っています。
Ulmia : じゃあ、また
会いましょう。[Your Name]さん。


ルフェーゼ野


Prishe : おっと、見つかっちまったようだな!?
Prishe : [Your Name]。
ここに来たことはあるか?
ほら、こっからだとよーく見えるだろ。
Prishe : 俺が生まれた街、
「世界の終わり」が生まれた街……
タブナジアがよ?


Prishe : 俺はずっと、
世界の終わりってもんがどんなもんか
それだけを考えて生きてきた。
Prishe : このままずっと
永遠の命を生きていたら、必ず
世界の終わりを見れるはずだ。
Prishe : 男神プロマシアの復活でも、
眠れる神々の目覚めでも、獣人どもの勝利でも、
人間たちの自滅でもいい。
Prishe : 世界が終わる。
そのときになれば、いくらなんでも
俺の命も終わる。
Prishe : あんときさ、
あの扉の前で、男神プロマシアは、
それを俺に見せてくれるって言ってたんだ。
Prishe : そんとき、俺は気づいた。
世界の終わりを見たがっているのは、
世界の終わりを誰よりも待ち望んでいるのは、
ほかでもない。
Prishe : この俺だってことをな。
Prishe : ……だから俺は、
あの黒い魔晶石を、男神プロマシアに
ぶっこんじまった。
Prishe : あれが母なるクリスタルに戻り、
再び「世界の終わりに来る者」がいつか
生まれ出てしまうことを望んじまったんだ。
Prishe : ミルドリオン様は、
こんな俺に、なにも言わなかったよ。
Prishe : ただ微笑んで、
おまえに会えって言ってくれた。
Prishe : なんでだろうな?
おまえに嫌われちまうことが、
俺への罰だと思ったのかな?

選択肢:そう思うか?

>>頷く
  Prishe : そうだな。
  だって、ほら、胸がいてぇんだ。

>>首をふる
  Prishe : 違うさ。
  だって、ほら、胸がいてぇんだ。

Prishe : おかしいだろ?
今までいろんな人にいろいろ言われても、
人じゃねぇやつらに責めなじられても、
こんなことなんなかったんだ。
Prishe : けど、
なんにも言わねぇおまえは、そうやって
そこにいるだけで、胸がいてぇんだ。
Prishe : 殴られたり、
蹴飛ばされたり、傷つけられたり、
刺されたり、そういった痛みじゃねぇ。
Prishe : わかんねぇんだ。
怖いんだ、不安なんだ。
なんだかすげぇ、気持ちわりぃんだ。
Prishe : もうおまえは
ただの人間なんだろ?
Prishe : なのになんで、
俺に心を閉ざすんだ?

Prishe : それが悲しいのか?
俺は悲しいのか?
Prishe : それが辛いのか?
俺は辛いのか?
Prishe : それが嫌なのか?
俺が嫌なのか?

Prishe : なんなんだろう。
これは、なんなんだろう……。
Prishe : ……おまえと俺は、
同じ気持ちなんだ。心と心が一緒で、
だから俺は、おまえの心が読めない。


Prishe : いや、読めないんじゃなくて、
俺もおまえと同じに、同じになった……?
Prishe : 俺のここにあった、
胸にあった魔晶石が、なくなってる……?
Prishe : 俺の魔晶石……
溶けて消えちまったのか……?
Prishe : そうか、俺は、
取り戻したんだな……。
Prishe : 人が人である証、
虚ろなる闇を……。
Prishe : そして俺も、
おまえと同じ、人間に戻ったんだ。
だから、こんな苦しくなったんだ。
Prishe : ……畜生。
人間って、おもしれぇな。
Prishe : 苦しいけど、
嬉しいんだな。
Prishe : 辛いけど、
幸せなんだな。
Prishe : だから言えるんだ。
心から、身体の真ん中から。
Prishe : ありがとう、[Your Name]。
Prishe : 俺、生きていけるよ。
Prishe : 終わりなんか待たずに、
みんなと同じ気持ちで……
Prishe : 生きていける。



"Distant Worlds" 

Seas invite in the evening sun
To light the somber abyss.
Clouds dance up with the heavens' stars,
Chanting an air of joyous bliss.


Water fades back from blue to jade,
Guiding young rainbows high.
Flowers bloom into reds and whites,
Quenching our hearts when they run dry.


Angels chained by a beast locked in slumber.
Sin washed away by the swift flow of time.


I may know the answers.
Journeys over snow and sand.
What twist in fate has brought us
To tread upon this land?


Blessed by light and the burden of shadow.
Souls abide to an endless desire.


I may know the answers,
Though one question I still hear.
What twist in fate has brought us
To roads that run so near?


Distant worlds together.
Miracles from realms beyond.
The lifelight burns inside me
To sing to you this song.
To sing with you this song.
To sing to you your song.



称号:虚ろなる闇に涙する者

悠久の名を求め 呪縛ほどけるとき 日輪を担いて
さらばでござる
究極魔法の起源
メーガスの名は永遠に
澪標

■関連項目 プロマシアミッション
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最終更新:2015年06月18日 23:48
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