画像はカメラアイを保護するためにバイザーを追加した通称43年型
概要
ヴォ連軍が1942年に制式採用した中量級
砲甲冑。開発はクラコフ機関車工場設計局。
諸外国の砲甲冑整備の流れをうけて、ヴォ連においても開発されたが、いまだ運用方針が確立されておらず、その有用性を疑問視しており現状低率少量生産に留まっている。
胸部旋回機銃以外に固定武装をもたず各部分を省略した簡素な構造は整備も容易で、生産性がよく大量生産に適しているが、人間工学的な配慮がなされておらず搭乗員の負担は大きい。
汎用マニュピュレーターを持つことから現場では戦闘よりも専ら工兵機材として運用されており、野戦築城や重装備の牽引などに用いられている。これを受け専用の工兵装備も開発された。
「すぐに壊れて、すぐ直る」質実剛健なところが強み。精度の高い個体から選出してつくられるMAID専用機と、一般機の二系統が存在する。
被弾経始を考慮して傾斜装甲を採用した胴体の形状から兵士たちの間ではピロシキの愛称で呼ばれている。
順次改良を加えつつ、工場ごとに生産性を高める工夫を奨励していることから製造年度や製造された工場によってかなりのマイナーバリエーションが存在するが書類上では全てMPT-34とだけ表記される。
制式名称 |
MPT-34 |
種別 |
砲甲冑 |
全高 |
3.75m |
重量 |
5,500kg |
駆動方式 |
ヂーゼルエレクトリック・コア補助式 |
最大速度 |
整地42km/h/不整地30km/h |
固定武装 |
12,7mm機銃×1 |
選択装備 |
57mm速射砲 37mm機関砲 梱包爆薬 焼夷擲弾 火炎放射器etc. |
発動機 |
水冷V型12気筒500馬力 |
製造会社 |
クラコフ機関車工場設計局 |
関連項目
最終更新:2009年03月12日 00:45