概要
「きれいなきれいなそのお顔。──裂いて潰して斬り刻んで、ズタズタにして差し上げるぜ」
軍事正常化委員会に属するメード。野蛮に優雅な悪逆非道。
己より美しい者を憎悪し、己より醜い者を溺愛する。あらゆる物事を美醜で論じ、あまねく暴力や卑劣さえ、美貌が免罪すると信じて疑わない耽美主義者。劣等と見なした相手には悠然とした態で接し、可憐で瀟洒な少女を演じてみせるが、ひとたび自身より優れていると判断すれば、凶猛で悪辣な敵意を剥き出しにする。質の悪いことに戦闘の才能にも恵まれており、ときに顕在化する抜群のセンスは悪魔的な域に達している。
肉体を激しく損傷するような武器ばかり好んで扱い、他者を醜くすることで自身をより美しく見せようという、きわめて利己的な思考の一方で、その下支えとなる弱者には心情の面で深く依存する。攻撃的であると同時に、硝子のように繊細な二面性の持ち主。
曰く付きの古美術や武器類の蒐集が趣味。
ロナを痛く溺愛しており、誰も彼もが彼女を疎んじ遠ざける中で、ただ一人、慈愛と恋情を惜しみなく注いでいる。
実は男性である。
- 通称:「毒花ゲルセミナ」「ブラック・マライア」「蛇ロング」
- 出身:エントリヒ帝国
- 所属:軍事正常化委員会
- 装備:下記参照
- 削剥鎌「マントン・ド・ゲルニカ」
- 散弾銃「シュワルツェネッガーT1887」
- 対剣「ソード・ブロック」
- 裁剣「ホプキンス・シルバー」
- 身長:166cm
- 年齢:外見15~17歳(実年齢不明)
削剥鎌「マントン・ド・ゲルニカ」
黒旗の軍事費を使い込んで造られた機械式の大鎌。"ゲルニカの顎"。
本来は
エテルネ公国において収穫の能率化のために機械化された農機具を改造し、戦闘用としたもの。穂先に小型の発動機を搭載しており、刃にあたる部分とその根本に歯車状の動力鋸が設置され、対象を引っかけたのち穂先を折り畳み、挟み込むことで切削する。
散弾銃「シュワルツェネッガーT1887」
シュワルツェネッガー社製の旧式散弾銃。通称、"ターミネーター"。
黒旗アルトメリア支部からもたらされた支給品に、ソードオフ加工や大型ループレバーを採用したもの。旧式化により既に生産が中止されている本銃であるが、もともと装弾数は5発と多く、改造を施したことで火力が増強され、スピンコックも容易になっている。
対剣「ソード・ブロック」
断頭台の刃を加工し造られた一対の剣。ブロックは「死刑台」の意。
かつて魔女裁判において斬首刑の執行に用いられた断頭台の刃を原型としているらしく、ギロチンの形状そのままの角張った刀身が特徴。鞘などはなく、柄に取り付けた鎖で帯剣する。ただし史実によれば、魔女裁判で用いられたのは断頭台ではなく絞首台である。
裁剣「ホプキンス・シルバー」
十字架を模した銀製の短剣。ゲルセミナの曰く、お気に入りの逸品。
17世紀頃に実在した「魔女狩り将軍」なる人物の所持品らしく、「魔女の心臓にしか効かない」という曰く付きの古美術。武器として実用に耐えうるようなものでないことはゲルセミナも理解しているようで、あくまでアクセサリーとして首から吊り下げている。
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最終更新:2009年04月29日 01:45