エントリヒ帝国


概要

 ルージア大陸北西部に大きな領土を有する世界屈指の軍事大国。現存する中では最も古い歴史を持つ国家のひとつ。支配階級の質が高く維持されてきたため革命運動などがほとんど起こることなく現在に至っており、既に多くの国々が民主主義や立憲君主制へと移行しているなか、いまだに世襲による絶対王政を維持している。
 軍隊の精強さとともに他国の10年先を行くといわれる高度な技術力でも知られており、おもに軍事面で革新的な新技術/兵器を多数開発している(実用性はともかく、である場合も多いが)。メードがごく短期間で実用化されたのもエントリヒ帝国による基礎理論の提供があったからに他ならない。
 広大な領土のわりに地下資源が乏しく、その多くをザハーラ共和国からの輸入に依存している。そのため、クロッセル連合王国とともに北上してくるGをグレートウォール戦線で迎撃しつつ、ザハーラへの軍事支援にも力を入れている。
 軍隊は陸・海・空・皇室親衛隊の4軍制。メードはすべて皇室親衛隊内の特設部隊に統括されている。

瑛語表記 Heiliges Endlich Empire(=神聖エントリヒ帝国)
楼蘭語表記 遠斗利比(斗国)
国家元首 第69代エントリヒ皇帝
ギーレン・ジ・エントリヒ(宰相)
首都 ニーベルンゲ
公用語 エントリヒ語
通貨 マクス、ミクル(1マクス=100ミクル)
1レア=5マクス ※
モデル 第三帝国、神聖ブリタニア帝国
※通貨の使い分けが面倒な方はアルトメリアの「レア/メルト」で統一してください


皇室

エントリヒ皇帝

 本名、マクシムム・ジ・ヴィクトリア・ヴォーダント・フォン・エントリヒ。強烈なカリスマ性を持つエントリヒ帝国第69代皇帝。新しいものや珍しいものを好み、様々な新技術の開発を推進している。メードの実用化を強く後押しした人物のひとり。覇王と呼ぶに相応しい胆力の持ち主だが、内政は息子ギーレンに依存する部分が大きい。どちらかといえば時代を動かすタイプの人物。身長188cm。69歳。座右の銘は「生涯無敵」。老いてなお盛んな変態紳士。

ギーレン・ジ・エントリヒ

 本名、ギーレン・ジ・メルエナス・ヴォーダント・フォン・エントリヒ。エントリヒ皇帝の長子にして帝国の内政を司る宰相。優れた政治手腕と智略、そしてその能力に見合うだけの野心を持つが、皇帝のようなカリスマ性には乏しい。皇帝が提唱する華々しい“まつりごと”の後始末に苦心する。最近頭髪が後退してきたのはそのせいだと思っており、両者の仲は芳しくない。身長192cm。35歳。

ユリアン・ジ・エントリヒ

 エントリヒ皇帝の甥で外務大臣および総領事。交易都市フロレンツに駐留する。詳細はユリアン・ジ・エントリヒ参照。

都市・地名

帝都ニーベルンゲ

 エントリヒ帝国の首都。四方を城壁に囲まれた城塞都市で、中世には難攻不落と称されていた。現在は城塞の外にも市街が広がっている。都市中央には王宮ヴォーディンを中心に荘厳なバロック建築が立ち並ぶ。

ライールブルク

 帝国南西部に位置する工業都市。フロレンツよりも南方に存在し、ルインベルグ大公国ガリア侯国と隣接する。
 ルージア大陸戦争で大打撃を受けた都市の一つ。軍事正常化委員会(前身は国防陸軍参謀本部)の本拠地。

フロレンツ

 クロッセル連合との国境線に位置する交易都市。詳細はフロレンツ参照。

エッケブルク

 エントリヒ帝国南東部、グレートウォール山脈の麓の街。
 古くは象牙細工で知られたが、Gの襲撃が繰り返されたために今となっては見る影もない。

軍隊・組織


国内企業

  • アイヒマン
  • アイマット・ヴァルター(EWK)
  • エントリヒ武器弾薬社(EWM)
  • カール・ヴァトラー
  • カイゼリンベルク海軍工廠
  • カバラメタル
  • シルガイリス
  • ツァイツラー・ヴェンク
  • ニーベルンゲ自動車工場(NMW)
  • バハウザー
  • バルセル・コンツェルン
  • ヒューゲル
  • フォイゲヴュスト
  • フォン・グライム
  • フロレンツ機械製作工場(FLMA-Werke)
  • ヘルマン・シャルンホルスト(HASAG)
  • ボルヒャルト
  • メルダーシュタイン

関連







最終更新:2010年01月19日 20:10
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