概要
アルトメリア連邦空軍が1940年に制式採用した陸上戦闘機。開発は
ノースアルトメリアン・アヴィエイションによる。
連邦国内でのメードの絶対数が不足していた事から、通常戦力でGの侵攻を阻止ないし遅滞しうる事を目標に開発された。
排気タービンを装備した液冷エンジンに起因する長い機首が最大の特徴。
主翼は最新の理論に基づく層流翼を採用しており、タービン過給とあいまって優れた高高度性能を発揮した。
前期型は12.7mm機銃六門を備えワモン型に対して有効な戦力となりえたが、
その一方で
フライ型に対し劣勢を強いられたため、後に近接信管式の40mm砲を主力火器として採用している。
アルトメリア軍機にしては防御性能や機体強度が劣り、またその他にも些細な問題はあったものの、
落下増槽により余裕のある航続距離、高速性と運動性のバランスが取れた機体特性はあらゆるパイロットに歓迎され、
「決して最強の戦闘機ではないが、間違いなく最良の戦闘機である」という評価を得ている。
主要諸元:
制式名称 |
P-49 Wardog |
機体種別 |
陸上戦闘機 |
機体形式 |
単発低翼単葉・引込脚 |
機体構造 |
全金属製応力外皮構造 |
乗員 |
1名 |
全長 |
10.20m |
全幅 |
11.15m |
全高 |
2.65m |
主翼面積 |
21.60㎡ |
発動機 |
ランゼイ・ラッセル ガーランド126 液冷V型12気筒1750馬力 |
プロペラ |
可変ピッチ定速4翅 |
全備重量 |
5210kg |
最高速度 |
725km/h |
航続距離 |
2570km |
実用上昇限度 |
13100m |
武装 |
機首12.7mm機銃×2、翼内12.7mm機銃×4 |
爆装 |
落下増槽×2、1000ポンド爆弾×2ないし5インチロケット弾×10 |
生産機数 |
約3800機 |
製作会社 |
North Artmelian Aviation, Inc. |
派生型
NA-71 |
1938年初飛行の原型機。連邦空軍ではXP-49と呼ばれた |
P-49A |
ジョンソン V-1701-78エンジン(1200馬力)搭載の初期生産型 |
P-49C |
バブルキャノピを採用しガーランドエンジンを搭載した中期型 |
P-49D |
C型の翼内機関砲を近接信管式40mm砲に換装した現行生産型 |
P-49F |
主翼を再設計しガーランド145M型エンジン(2010馬力)を搭載した高速型。少数生産 |
Wardog MkI |
A型の機首機銃を7.7mmに換装した機体のクロッセル連合呼称 |
Wardog MkII |
供与されたC型のクロッセル連合呼称 |
Wardog MkIII |
供与されたD型のクロッセル連合呼称 |
関連
登場作品
外部リンク
wiki内
最終更新:2008年09月25日 02:50