概要
「良かれ悪かれ出る杭は打たれるものだ。英雄気取りの蛮行は控えていただこうか」
Leios Vogel Schmidt。ミドルネームはフォーゲルと発音。
エントリヒ帝国皇室親衛隊の公安部隊に所属する。
拳銃で約80m先の移動目標を一撃で打ち抜く射撃の名手であり、本人もその技術に絶対の自信を持つ。
過去の暴徒鎮圧作戦の際に約81%以上の割合でヘッドショットを成功させ、“鋼の大蛇”の異名で恐れられた。
不正を許さず秩序と騎士道精神を重んじる性格で知られる一方、世界各国が危険な技術に次々と手を出す現状を危惧しており、
特殊能力や実験兵器を忌み嫌うあまり該当MAIDを“豚”呼ばわりするなど、極端に辛辣な言動をとる事でも有名。
度の過ぎた苛烈な言動や度重なる独断行動を咎められ、謹慎処分になったことも。
虚栄心や集団意識が強く、“私”よりも“我々”を好んで用いる傾向にあるが、
窮地に陥っても軍人としての誇りだけは最後まで失いたくないと考える、そんな気高さ重視の高慢ちき。
ファウガーP.08(Faugar P.08)
エントリヒ帝国が1908年に採用した自動拳銃。
トグルアクションという、尺取虫のような独特のショートリコイル機構を備える。
部品数が多く繊細な構造となっているために動作性はあまり良くなく、ラフな使用には適していない。
しかしながらその独特の形状から工芸品的価値が高いため、彫刻入りの特注品が作られることもある。
採用に際して
クロッセル連合王国側と若干の摩擦があったが、
ベーエルデー連邦においてルーガー拳銃としてライセンス生産されるという形で解決している。
ちなみにシュミットの持つモデルは象牙製グリップに、ブルートパーズを削りだしたメダルが埋め込んである特注品。
他の特注品と区別するためにシュミット・ファウガーの俗称が付けられているとか。
種別 |
自動拳銃 |
製造 |
Bachauser-Werke AG |
口径 |
9mm |
銃身長 |
102mm |
使用弾薬 |
9mm×19mm(9mm Parabellum) |
装弾数 |
8+1発 |
作動方式 |
トグルアクション式ショートリコイル |
全長 |
220mm |
重量 |
870g |
初速 |
320m/s |
有効射程 |
50m |
関連
登場作品
最終更新:2008年12月30日 20:28