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黒の騎士団(後編)

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黒の騎士団(後編) ◆/VN9B5JKtM








砂鉄の隙間から光が漏れ出たかと思うと、内側から漆黒の竜巻が切り裂かれた。
白い異形の持っていた大剣が膨大な光を放ち、長大な光の刃と化している。
切り裂かれた渦の切れ間から十字架の先端が覗き、火を噴いた。

直後、美琴の全身が鉛弾の嵐にズタズタに引き裂かれた。

首元に被弾し、傷つけられた動脈から血が噴き出している。
胸を穿った弾丸が肺を突き破ったのか、上手く呼吸ができない。
手は原型を止めぬほどに破壊され、指のほとんどが千切れ飛んでいる。
腹には特に弾痕が集中していて、臍の横に空いた大穴から内蔵の欠片が零れ出ている。
膝の力が一気に抜け、自分の体重を支える事すらできない。

(あ……真紅、ゴメン……。約、束……守れそうに……ないわ)

糸の切れた人形のようにカクンと崩れ落ち、血溜まりに倒れこむ。
ベチャリという水音が、どこか遠くから響いて来たみたいに掠れて聞こえる。
だらしなく口を半開きにし、喉の奥からせり上がってきた血をコポリと吐き出す。
口内が血で満たされ味覚が麻痺し、辺りに充満しているはずの鉄錆の臭いも分からない。
視界が徐々に黒く染まっていき、目の前に広がる光景がぼんやりと霞んでいく。
体中の感覚が抜け落ち、もはや痛みも感じない。
ただ、血と一緒に生命が流れ出ていくような喪失感だけを感じる。

靄がかかったような視界の中で、顔の前に投げ出された左手が目に入る。
半ばから千切れ飛び半分ほどの長さになった薬指の、その根元にはめた指輪だけがはっきりと目に映る。

(やっぱり……真紅、だけ……先に、逃がした、のは…………間違ってた、のかな……)

学園都市に居た時も、この場に連れて来られた後も、自分は間違ってばかりだ。
自分のせいで、二万人のクローンがただ殺されるためだけの存在として生み出されてしまった。
意固地になって、自分を助けようと手を差し伸べてくれた上条当麻を傷つけてしまった。
危険人物だったとは言え、砂の男を殺してしまった。
自分を庇って重傷を負った衛宮切嗣を見捨ててしまった。
助けてくれたストレイト・クーガーを死なせてしまった。
橘あすかもあの時自分が殺そうとしなければ、今でも生きていたかも知れない。

だからきっと、今回の選択も間違いだ。
本当なら真紅と共に敵に立ち向かい、力を合わせて勝利を掴み取るべきだったのだろう。
少なくとも真紅はそのつもりだった。
だが自分はその意思を無視して、ほとんど騙すようにして真紅だけを逃がした。
それは真紅に対する裏切りに等しい。

(……それでも、死んで……欲しくは、なかった、から……。今回、だけは……この、間違いを……誇れる、わ……)

出来れば直接会って謝りたかったが、それも叶わない。
視界が黒一色に染まり、真紅との契約の指輪も闇の中に消えてしまった。
真紅との繋がりが切れてしまったようで、寂しい。
感覚は残っていないはずなのに、無性に寒い。
何も見えない暗闇の中に一人取り残されたようで、命が尽きるまでの残り僅かな時間が永遠にも感じられる。
せめて昔の賑やかな思い出に浸ろうとして。

(何、で……アンタが、出てくるかなぁ……)

思い浮かべたのは両親でも、ルームメイトの後輩でもなく、ツンツン頭の少年、上条当麻。
知り合ってまだ二ヶ月程度の人間。友達ですらない、言うなれば喧嘩相手。
それなのに、そんな相手を命懸けで助けに来てくれるような、とんでもないお人好し。
そんな相手のために学園都市最強の超能力者に喧嘩を売ろうとするような、どうしようもない馬鹿。
なぜこんなにもアイツの事が気になるのか、その理由は最期まで分からないままだった。
だがその顔を思い浮かべた瞬間、少しだけ心が温まった気がした。
間もなく死ぬというのに、不思議と今は怖くはない。

(ねぇ……私、最後に……一人、だけでも……助け、られた……わよね……)

美琴はゆっくりと目を閉じる。
彼女の目が開かれる事は、もう二度と無い。



【御坂美琴@とある魔術の禁書目録 死亡】
【残り23人】





ギラーミンの放送を聞き終えたゼロは、デイパックの口を開いて地図と名簿を乱暴に投げ込むと、身を沈めていたソファーから立ち上がった。
ナナリーが死んでしまった今、ゼロにとっては誰が死のうが関係ない。
強いて言えば戦闘力の高い参加者や徒党を組んだ参加者、自分を警戒している参加者に死んで欲しい、その程度だ。

(残り24人、殺し合いは順調に進んでいるようだな。
 やはり水銀燈は生きていたか。できれば悪評を広められる前に始末しておきたいが、奴自身も殺し合いに乗っている。今は放置していてもさほど問題はあるまい。
 それよりも優先すべきは先ほどの連中だ。奴らは殺し合いに反抗している上に実力もある。何よりC.C.の姿を見られているのが致命的だ。
 危険人物としてC.C.の情報が広がるのも時間の問題か。今後はルルーシュの姿も使う必要が出てくるかも知れないな……)

頭の中で素早く考えを纏めると、ゼロは移動を開始した。
疲弊した体は更なる休息を欲していたが、いつまでも休んでばかりいられない。
いくつかの理由から、最初の目的地にはE-3エリアの中央にあるホテルを選んだ。
まず近い。ゼロの現在地はE-3の西側、ホテルまでは歩いて数分の距離だ。
そして駅と市街地の中間に位置するここは、殺し合いを良しとしない参加者が拠点としている可能性がある。
それに何より。

(ナナリーの遺体を保存するためには大量の氷が必要だ。ホテルならば業務用の大型製氷機があるかも知れないからな……)



それから十分後、ゼロは――いや、ルルーシュはホテルの浴場に居た。
幸いこのホテルには大浴場があったため、まずはナナリーの遺体を清める事にしたのだ。

「ナナリー……」

ありったけの慈しみを込めて。丁寧に、丁寧にその身を清めていく。
白く滑らかな肌には火傷の跡が残り、見れば見るほど痛々しい。
その顔が苦悶に歪んでいる訳ではなく、眠っているように穏やかな表情を浮かべている事が唯一の救いだろうか。
ルルーシュはナナリーの体を洗い終えると、バスタオルで優しく包み込み、そっと抱き上げる。

「ナナリー……お前はきっと悲しむんだろうな……。それでもオレは……お前を殺した奴を、許せそうにない……!」


浴場を後にしたゼロは、氷を手に入れるためレストランに向かった。
厨房を覗くと、期待通り大型の製氷機を発見する事ができた。中にはギッシリと氷が詰まっている。
大き目のポリ袋に氷を入れてタオルでくるみ、ナナリーの遺体を取り囲むようにデイパック内に並べる。
これで遺体の保存はできるだろう。あとは速やかに他の参加者を探して殺し、ナナリーを生き返らせるだけだ。

ゼロは他の参加者を探すため、ホテルの全部屋を見て回ることにした。
そして一つの部屋の前に立ちドアに手を伸ばすが、鍵がかかっていて開かなかった。その隣も、向かい側も同様だ。
鍵、出来ればマスターキーが無いかとフロントに向かうと、ご丁寧に全部屋の鍵が揃って並べられていた。離れた位置に一つだけぽつんと置かれているのはマスターキーだろうか。
こんな目立つ位置に鍵が置いてあるのに、わざわざドアの鍵を壊して侵入するようなバカは居ないだろう。どうやら一部屋ずつ見て回る必要は無くなったらしい。
レストランなどの施設にも人影は無かったため、ゼロはホテルの利用者は居ないと判断して立ち去った。

次にゼロが向かったのは劇場だ。
傍の地面には大穴が開き、壁には戦いの爪痕が刻まれている。
ここで大規模な戦闘があったのは間違いない。ならば首輪の一つでも見つかるかも知れない。
そう考え探索を開始しようとした瞬間、魔王の聴覚が僅かな物音を捉えた。
物陰に身を潜め、耳を澄ます。
音の正体は北から高速で近づく足音、それも複数。

程なくして、北から病院方面へ向かう一団が現れた。
人数は四人、その誰もが身に纏う雰囲気からして只者ではない。
その内の一人は恐らくサカキの情報にあったメイド服の女。
それに何より四人の間に漂うピリピリとした雰囲気が彼らの関係を物語っている。

(なるほど、勝ち残るために手を組んだか)

放っておけば勝手に参加者を減らしてくれるだろう。ならば無理に接触する必要はない。
ゼロはそう考え、物陰に隠れて四人をやり過ごそうとした。



その中の一人、黒の騎士装束を纏う女に気付くまでは。

(なっ……! ネモだと!? あの女……間違いない。奴が……ナナリーの埋葬者――!)


ナイン・ザ・コードギアス。ナナリーと行動を共にし、その死を看取り、必ず蘇生させると誓いを立てた――ナナリーの騎士。
その身に纏う衣装は、“ナイトメア・オブ・ナナリー”の称号と“コードギアス”の名と共にネモから託されたもの。

そしてC.C.にはそれが、ナナリーの墓の傍らにあった土くれと同じ、ネモの成れの果てだと一目で分かってしまった。


ゼロの中のルルーシュが暴れだすのを抑えつける。
自分は瞬間移動の連続行使による疲労が残っている。それに対して相手は相当な実力者が四人、明らかに分が悪い。
幸いルルーシュにもここで戦っては不利だと判断する程度の理性は残っていた。
奴らが他の参加者との戦闘に入ったら隙を見て殺す。そう決意を固め、ゼロは四人の後を追った。

そして今、ナインとラッドとの戦闘を監視しているゼロは。

「ナナリーの仇……!」

その一言で動いた。



   ◇   ◇   ◇



「なるほど、貴様が下手人か」

ずぶり、と肉を貫く音と共に、ラッドの体から腕が生えた。
ナインの目の前で、いつの間にか闇から滲み出るようにして現れた仮面の男が、背後からラッドの腹部を貫いていた。
手から離れたライフルが地に落ち、ガチャリと音を立てる。
ラッドがゆっくりと首を回し、背後に立つ男を見る。

「何、だぁ……? テメェは……。邪魔すんじゃ、ねぇよ。今いいところなんだからよぉ……。
 それともテメェから先にぶっ殺されてぇのかぁ……!?」
「うるさい。少し黙っていろ」

仮面の男がラッドの喉に指を突き込み、肉を抉り取る。
ラッドはなおも何かを言おうと口をパクパク開閉するが、傷口から血が溢れるだけで声にならない。
仮面の男が腕を引き抜き、倒れ込んだラッドの頭を踏みつける。

「初めまして、と言っておこうか」
「……その男を引き渡してもらえるかしら」
「ほう、何故かな?」

仮面の男がラッドの右腕を引き千切る。
一息に止めを刺さず、わざわざいたぶるような真似をするという事は、この男もラッドに対して何らかの恨みがあるのだろう。
ラッドの反応を見るに仮面の男とは初対面のようだが、どうせ目に映った人間全てを手当たり次第に殺して回っていたのだろう。本人の知らぬところで恨みを買っている可能性は高い。

「……友達の、仇なのよ」

だがラッドはナナリーの仇、この手で殺すと決めたのだ。
これだけは譲れない。
左腕のブレードを構え、邪魔をするならば武力行使も辞さないという姿勢を見せる。

「なるほど、自分の手で止めを刺したいという訳か。その気持ちは良く分かるが、だからと言って認める訳にはいかないな」

男がラッドの左腕を引き千切り、ラッドの体がビクリと跳ねる。
どうやら向こうも譲るつもりは無いらしい。
ならば力ずくで排除するまでだ。仮面の男に斬りかかろうとして。

「その衣装、ネモが変化したものだろう?」

踏み出した足が止まる。
男の言葉が見えない鎖となって、ナインの体を縛りつける。


「どう……して、ネモの事を……?」
「ああ、そういえば自己紹介がまだだったな。私は魔王ゼロ。……いや、ルルーシュ・ランペルージと名乗った方が分かりやすいかな?」

男が名乗ると同時、仮面が前後に割れる。
その仮面の下に隠されていたのは、漆黒の髪に紫の瞳を持つ少年だ。

「ランペルージ……? まさか、ナナリーの」
「その通り、オレはナナリーの兄だ。お前の衣装からネモの気配を感じ、後を付けさせてもらったが……まさかナナリーの仇に出会えるとは思わなかった。
 さて、オレ達が二人いるのに対して仇は一人。この状況、ナナリーの肉親であるオレに仇討ちの権利はあると思うんだが、どうかな?」

そう言われては何も言い返せない。無言で頷く。
ネモの事まで知っているという事は、このルルーシュと名乗った男は本当にナナリーの兄なのだろう。
たとえそうではないとしても、この場に来て初めてナナリーと出会った自分などよりも、よほど親しい間柄だったのは間違いない。
ラッドを見下ろす目には射殺さんばかりの怒気が宿り、その全身からは隠しようもない殺気が溢れ出ている。
そして、その殺意はラッドだけではなくナインにも向けられている。

「私を追ったのは……ナナリーを、守れなかった私を、殺すため……?」
「ああ、最初はそのつもりだったんだがな。どうやら少々事情が変わったようだ」

ルルーシュがデイパックから紅い槍を取り出し、ラッドの心臓の上に振り上げる。

「おい、仮面野郎。これだけは覚えとけよ」
「ほう、声帯を潰したというのにまだ喋れるとは驚きだな」

嘲るような口調で返すルルーシュを、ラッドが睨み返す。
その目には恐怖や諦めの色は無く、ただただ殺意だけが込められていた。

「テメェは俺を殺すつもりなんだろうがなぁ……。俺はたとえ死んだとしても、絶対にテメェを殺すぜ……?」

それを敗者の負け惜しみとばかりに鼻で笑い、ルルーシュが槍を突き下ろす。
心臓を貫かれたラッドはしばらくの間ビクビクと痙攣していたが、やがてその動きを止めた。
ルルーシュはそれを見届けると紅い槍を引き抜き、血振りをするように軽く振ってからデイパックに仕舞い直す。

「オレは首輪を集めている」

ラッドのデイパックを拾い上げながら、ルルーシュが唐突に喋りだす。

「だからラッドに恨みを持つ何者かがその首を切り落としたとしても文句は言わない。むしろ手間が省けて助かるな」

その言葉を聞いた瞬間、ナインの中で何かが弾けた。
ルルーシュの登場で行き場の無くなった殺意が再び燃え上がる。
首を斬り落とす。転がった頭部を二つに断ち割る。胴体を刺し貫き、そのまま引き裂く。
感情のままに左腕を振るい、ラッドの死体を細切れにする。
時間にして僅か十秒ほど。気付けば目の前には真っ赤な海が広がっていた。

「これは……また随分と派手にやったな」

中身を自分のデイパックに移し変えたのか、ラッドのデイパックを投げ捨てながらルルーシュが口を開く。
血の海に浮かぶ赤黒く汚れた銀環を拾い上げ、タオルで血を拭ってデイパックに仕舞う。
その手の動きを追うように見つめていると、ルルーシュと目が合った。

「どうだ? 少しは気が晴れたか?」
「……ええ、おかげさまでね……」
「それは良かった。ところで、お前達は優勝を狙っているんだろう? ならオレと手を組むつもりはないか?」

この質問は予想外だった。
最悪このまま殺される事も覚悟していたが、まさかルルーシュの方から同盟を持ちかけて来るとは思わなかった。
ルルーシュは自分にも殺意を向けていたはずなのにと考えたところで、そう言えば自分もミュウツーと手を組んでいたなと思い直す。
これは願っても無い話だ。
優勝し、全員を蘇生させるためには戦力は一人でも多い方が良い。
そして全員を蘇生させる、その目的を持つ同志も一人でも多い方が良い。

「その前に一つだけ教えて。あなたが優勝を目指す理由……それは、ナナリーを生き返らせるため?」
「当然だ。オレが魔王となり祖国ブリタニアに弓を引いたのも、全てはナナリーが幸せに暮らせる未来を作る、ただそれだけのためだ。
 分かるか? ナナリーはオレの全てなんだ。……ナナリーが居ない世界など、あってはならないんだよ……」
「そう……随分と妹思いなのね」
「そういうお前こそ、その騎士装束、それにラッドへの殺意、随分とナナリーに執着しているじゃないか。
 お前の目的もナナリーの蘇生なんだろう? ならばオレ達は手を組める、そう思ったからこそ今は生かしておいた。無論、最終的にはお前も殺すがな」

ナインを射竦めるように、ルルーシュの紫の瞳が真っ直ぐに見つめてくる。
確かにナインはルルーシュに会うまでは優勝を狙っていた。
だが、今はそのつもりは無い。
ナナリーが殺し合いを止めようとしていた理由、それはルルーシュを死なせたくなかったからではないか、そう思ってしまったから。
自分はナナリーの騎士だ。その自分が、ナナリーが命を賭しても守ろうとした兄を殺す事など、できるはずがない。

「そうね……聞いて、ルルーシュ。私が優勝を目指した理由は、ナナリーを……いえ、この場で命を落とした全ての参加者を生き返らせるため。
 でも、そのためにあなたを殺すなんて……ナナリーを蘇生させるために、ナナリーの兄を殺すなんて……私には、出来ない。
 だから、もしあなたが私の代わりに優勝して全参加者を生き返らせてくれるというのなら……私はあなたを優勝させるために全力を尽くすわ。
 あなたの剣となって敵を排除し、あなたの盾となってその身を守り、そして最後に二人だけが生き残った時にはこの首をあなたに差し出す」

思いをぶつけるように、正面からルルーシュと視線を重ねる。
紫と紫、二対の視線がぶつかり合い、永遠とも思える時間が過ぎる。
やがてルルーシュが、ふ、と自信に満ちた笑みを零し、大きく頷きを返す。

「分かった、約束しよう。オレがこの殺し合いに優勝した暁には、必ずやギラーミンを打ち倒し、全参加者を蘇らせると。
 改めて名乗ろう、オレはルルーシュ・ランペルージ。名簿にはゼロの名で記載されているがな」
「私はナイン……ナイン・ザ・コードギアス。名簿にはブレンヒルト・シルトの名で記載されているわ」

ルルーシュが右手を差し出し、ナインがその手を取る。
ここに、魔王と騎士との契約が結ばれた。



二人が手を取り合った瞬間、ゼロのデイパックの中に仕舞い込まれた大鎌の周囲に人知れず青白い光が灯った。
その鎌は橘あすかの最後の支給品。冥界と現世とを繋ぐ概念兵器、鎮魂の曲刃(レークイヴェム・ゼンゼ)。
ナナリーの遺体に添えられるように置かれた大鎌の周りで、何かを訴えかけるように白い光が瞬き、やがて力尽きたように消えていった。



【ラッド・ルッソ@BACCANO! 死亡】
【残り22人】



   ◇   ◇   ◇




ゼロがナインからナナリーの死についての顛末を聞き出し、共にリヴィオ達のところへと戻った時には既に美琴との戦闘は終結していた。
当然と言うべきか、突然現れたゼロに対して警戒の視線が向けられる。

「……その仮面の男は何者だ」
「私達の新しい仲間よ」
「初めまして、私の名はゼロ。君達がリヴィオにロベルタ、ミュウツーだな。おおよその事情は彼女から聞かせてもらったよ。
 君達はそれぞれが優勝を狙いながら、徒党を組んで殺し合いに反抗する参加者に対抗するため一時的に手を結んだそうではないか。
 ならばそこにもう一人、私の入る余地があると思うのだが、どうだろうか? 彼女は私との同盟を快く了承してくれたよ」

それを聞いた三人が、勝手に決めるな、とでも言いたそうな目でナインを睨みつける。
もっとも手を組む事それ自体には賛成なのか、否定の声は上がらなかったが。

「異論はないようだな。では、これは君達に進呈しようか。ラッド・ルッソの使用していたライフルだ。威力は身を以て知っているだろう。
 なに、同盟を受け入れてくれた礼だとでも思ってくれれば良い。その代わりと言ってはなんだが、私は首輪を集めていてね。その少女の首輪を私に頂けないだろうか?
 君達は他にも何人か殺しているのだろうが、その時に回収した首輪があればそれも私に頂けるとありがたい。無論、無理にとは言わないがね」

ゼロがメタルイーターと換えのマガジンをデイパックから取り出し、ナインに渡す。

「首輪? そんなもの集めてどうするつもりだ?」
「当然、首輪の解除方法を探るのだよ。いつまでもスイッチ一つで自分の命が握られているというのは面白くないのでね。
 それに、あのギラーミンと名乗った男は殺し合いの優勝者と戦うなどと言っていたが、私はそれを鵜呑みにするほど楽観的ではない。
 そもそもヤツは正々堂々と決闘する、などとは一言も言っていない。ヤツの言う『戦い』が首輪の爆破でないとは言い切れないだろう?
 そうならないためにも、できるだけ早めに首輪の解除方法を見つけておきたいのだよ」

もちろんゼロが首輪を集める理由はそれだけではない。
ゼロはこの時点でサカキ、土御門、ラッドの首輪を持っていたが、古城の『○』に嵌めるにはもう一つ、小さめの首輪が必要だった。
それ以外にも今言ったように、首輪を解析し、解体するためにはいくつものサンプルが必要になるだろう。
足りなくて困る事はあれど、多過ぎて困る事はない。ならば一つでも多くの首輪を集めておきたい。

「話が上手すぎます。これだけ強力な銃器と交換するには、どう考えても首輪の一つや二つでは釣り合いません。
 貴方がこの銃に何か――例えば撃った瞬間に暴発する、弾道が実際の狙いとずれている、などの細工をしていないとも限らないでしょう」
「私にも色々と事情があるという事だ。残念ながら私は銃の扱いに慣れていなくてね、拳銃程度ならともかく大型の銃器は上手く使えないのだよ。
 それならば私が持っているよりも同盟者に譲った方が有用だろう? もっとも、突然現れた私の言う事など信じられないのも無理はないがね。
 細工など何もない、それはナインが証言してくれるよ。それでも信じられなければ、納得いくまで調べてもらっても構わない」

確かにメタルイーターは強力な武器だが、ナナリーを殺した男が使用していた武器を使うなど、ゼロには考えられない。
ナインの話によると、その時ラッドが使用していた武器はバズーカだったらしいが、それでもナナリーがこの銃で撃たれる様を想像してしまう。

ロベルタにとっても強力な銃器が手に入るのならば首輪の一つや二つ安いものだ。もし後から首輪が欲しくなったらゼロを殺して奪えばいいのだから。
互いの利害が一致した結果、詩音と美琴、二人分の首輪をゼロが受け取り、代わりにロベルタがメタルイーターを受け取るという事で話は纏まった。

「これで代わりの武器は手に入っただろう。約束通り、パニッシャーを渡してもらおうか」
「ああ、そう言えばそうでしたね。いいでしょう、私としてもこちらの方が威力と重量のバランスが取れていて扱いやすいですから」
「お前の力量が追いついていないだけだろう……。本来なら選ばれた者以外は手にする事すら出来ない代物だからな」

相変わらず険悪な雰囲気だが、流石にロベルタも約束を破るつもりはないらしく、素直にリヴィオにパニッシャーを渡す。
リヴィオもパニッシャーを手に入れて気分が良いのか、悪態をつきながらも口元が緩んでいる。

「さて、それでは情報交換と行こうか」

ゼロが話を切り出し、この殺し合いが始まってから出会った他の参加者についての情報を話していく。
まず殺し合いが始まって間もなく出会った水銀燈について。

「黒い少女人形、水銀燈……真紅の同類かしら?」
「間違いないだろう。奴も自分に敵対する者として真紅という名を挙げていた」

そして古城で出会ったヴァッシュ達について話したところで、今まで黙って話を聞いているだけだったリヴィオが反応した。

「その男は確かにヴァッシュと名乗っていたんだな? ソイツの特徴は?」
「逆立った黒髪に黒い外套。相手が殺人者でも死なせたくはない、などと言う甘い男だったが、その身体能力と銃の腕は目を見張るものがあったな。
 まともに戦えば一筋縄ではいかない相手だろうが、あの手の輩は足手纏いを切り捨てられないタイプだ。付け入る隙はいくらでもあるだろう」
「黒髪、だと……? ……性格だけ見れば本人に間違いなさそうだが……いや、邪魔して悪かった。続けてくれ」

次いで赤目の男・クリストファーと金髪の少女・北条沙都子、獣耳の少女・アルルゥの三人組、そして援軍に現れた金髪の男と巨漢について話す。

「赤目の男は始末したが、流石に私一人で残り全員を相手取るのは少々手間だったのでね。一時撤退させてもらった」
『その巨漢、オレが戦った男と特徴が一致している。恐らくは同一人物、だとすれば他に四人の仲間が居るはずだ』
「ほう、つまり合流すれば合計で八人、あるいはそれ以上の大集団になるという事だな。数だけで言えば我々以上か……。
 では当面の敵として、その集団を打倒するまでは我々も手を組むとしようか。それからどうするかはその時に改めて考えれば良いだろう」

意見を求めるように四人を見回す。
何も言わないという事は、とりあえずは賛成という事だろう。

「さて、私の持つ情報はこのぐらいだ。では次は君達の持つ情報を聞かせてもらおうか」

他の三人からの視線が集まり、仕方ないといった感じでナインが話し始める。
彼女達が持つ情報は既に死亡したラッドと美琴を除いた六人、佐山、新庄、ヴァッシュ、ウルフウッド、真紅、そしてバイクを駆る巨漢について。

「参加者についての情報は以上よ」
「なるほど。佐山・御言新庄・運切、それにニコラス・D・ウルフウッドか。ふむ、これで残り22人中、15人の情報が手に入った訳だ」

ゼロがデイパックから地図を取り出し、地面に広げる。

「ではそれを踏まえた上で、これからどうするかだが……。私は北上し、劇場、図書館、駅を経由して古城に向かう事を提案する」

そう言いながら病院、劇場、図書館、C-4駅の順に指でなぞる。

「先ほども話した通り、私が古城に立ち寄った時にはヴァッシュ・ザ・スタンピードと名乗る男が拡声器で呼びかけ仲間を募っていた。
 実際に二人が賛同し、未だヴァッシュの名が放送で呼ばれていない以上、古城、あるいは学校を拠点として集団を築いているやも知れん。
 更に言えば23:00にB-4が禁止エリアとして封鎖される。会場の北部から中央に移動するにはここの橋を通る必要がある。
 ならば橋が封鎖される前に市街に移動するため、参加者がこぞって押し寄せて来よう」
「言い忘れておりましたが」

B-4の橋を指差して話すゼロに、ロベルタが口を挟む。

「B-4の橋は崩落しております。瓦礫を足場にして渡る事も不可能ではありませんが、よほどの身体能力が無ければ困難だと言っておきます」
「ほう、貴重な情報をありがとう。では……そうだな、病院から西に向かい、遊園地を経由して古城に向かうとしようか」

ゼロの指が病院、劇場、ホテル、E-2駅をなぞって遊園地へと到達する。

「私が赤目の男を殺したのはE-2エリアだ。巨漢が劇場から西に向かったということは、奴らはその後、E-2駅か遊園地のどちらかに向かっただろう。
 キャンプ場からゴミ処理場を経由して温泉に向かったという可能性も無くはないが、この際それは置いておこう。
 駅から電車で移動するとすれば目的地はG-7駅だ。C-4駅に向かうつもりならば劇場から北へ移動しているはずだからな。
 つまりどちらにしろ、会場の南部に向かえば奴らに遭遇する可能性が高いという事だ。何か異論はあるかな?」
「無いわ。私達も古城に向かうつもりだったもの」

ナインが答え、他の三人も同意するように頷く。
こうして目的地は古城に決定した。
ゼロとしては古城の『○』についても早めに確かめておきたかったため、ナイン達が古城を目指していたのは嬉しい誤算だ。

「それとミュウツー、君には飛行能力があるそうだな」
『ああ、それがどうした?』
「では君には別の仕事を任せようか。なに、簡単な事だ。その飛行能力を活かして追撃と偵察、この二つを頼みたい。
 我々が川を迂回している間に湖を渡り、先ほど取り逃がしたという人形、真紅を始末して来て欲しい。今なら追いつけるかも知れんからな。
 仮にも優勝を目指す身だ。隻腕の人形を一体始末する程度、造作も無いだろう?
 それが済んだらG-7駅周辺を探索して、例の巨漢達が居ないかどうかも調べておいてくれ。敵の情報はいくら有っても困る事はないからな。
 もっとも私が奴らと交戦したのは三時間以上前だ。目的地がG-7駅だったとしても、既に通り過ぎている可能性はあるがね」

これはミュウツーにとっても悪くない話だ。
単独で動けば強敵と出会った時の危険は増えるが、時間的な問題で半ば諦めていたD-6の湖を探索する機会が巡ってきた。
この機に褒美とやらを探すのも良いだろう。人形や巨漢は探したが見つからなかった、とでも言えば何とでも誤魔化せる。
あるいはゼロの言う通り人形を追っても良い。何か有用な支給品を持っているかも知れないし、何より参加者は早めに減らすに越した事はない。

『……いいだろう』
「そうか、引き受けてくれて助かるよ。無論、他にも殺せそうな参加者に出会ったら遠慮なく殺してくれて構わない。朗報を期待しているよ。
 さて、現在時刻は19:30を回ったところか。それでは……22:00にG-2エリアの中央、遊園地内で落ち合うとしようか。
 本当ならこの通信機で定期的に連絡を取り合いたいのだが、君は喋れないのでね。流石にこれもテレパシーまでは通信できないだろう」

そう言いながら電伝虫をデイパックに仕舞い直すゼロに、リヴィオが質問を投げかける。

「なぜ22:00まで待つ必要がある? 急げば一時間ほどでG-2まで移動できるだろう」
「禁止エリアだよ。考えてもみろ、古城の周辺で現在までに指定された禁止エリアはA-4、C-1、それに先ほど19:00にC-2も禁止エリアとなった」

ゼロが再び地図に視線を落とし、古城周りの禁止エリアを順に指差す。

「加えて23:00にB-4が封鎖され、古城の東と南方面はほぼ逃げ場が無くなる。
 そこに我々が北と西から同時に襲撃をかければ、古城からの逃げ道は南、学校から川沿いに東へと進むルートに限定されるだろう?
 予め敵の逃走ルートを想定しておけば追撃もしやすいと思うが、何か意見はあるかな?」

古城跡から学校へ、そこから川に沿って東へと指を動かす。
ゼロが顔を上げて四人を見回す。
返事は沈黙。ゼロはそれを肯定の意思表示と見なして話を纏める。

「決定だな。ではもう一度今後の方針を確認する。
 まず私とナイン、リヴィオ、ロベルタの四人は病院から西へと向かい、施設を探索しながら遊園地を目指す。
 その間ミュウツーは別働隊として動き、人形の追撃とG-7駅周辺の偵察後、22:00にG-2エリア中央で本隊と合流する。
 その後、我々『黒の騎士団』の総力を以て古城を攻め滅ぼす!」






【F-5 湖畔/一日目 夜】

【チーム名:黒の騎士団】
 方針
 1:古城に向かう。
 2:ライダー達を殺すまでは手を組む。

 ・共通情報
 ※佐山、新庄、ヴァッシュ、ウルフウッド、真紅、水銀燈、沙都子、アルルゥ、
  ライダー(名前は不明)、グラハム(名前は不明)の情報を共有。簡単な外見も。
 ※ロベルタはヴァッシュが黒髪だったため、会ったことに気付いていません。
 ※参加者が異世界から集められたことをほぼ確信。
 ※ナイン、リヴィオ、ロベルタ、ミュウツーの四人は互いの支給品を確認。AA弾はリヴィオのみが知っている。
 ※古城の『○』と地下鉄、用水路の情報はまだゼロ、リヴィオ、ロベルタが秘匿中。


【ゼロ@コードギアス ナイトメアオブナナリー】
[状態]:疲労(大)、悲しみ、≪ルルーシュ≫
[装備]:大戦槍@ワンピース
[道具]:基本支給品一式×6、MH5×4@ワンピース、治療器具一式、防刃ベスト@現実、電伝虫@ONE PIECE×2
    破魔の紅薔薇(ゲイ・シャルグ)@Fate/Zero、忍術免許皆伝の巻物仮免@ドラえもん、和道一文字@ONE PIECE
    シゥネ・ケニャ(袋詰め)@うたわれるもの、謎の鍵、レナの鉈@ひぐらしのなく頃に、首輪×5(サカキ、土御門、ラッド、美琴、詩音)
    螺湮城教本@Fate/Zero、鎮魂の曲刃@終わりのクロニクル、ナナリーの遺体(首輪あり)、ビニール袋に入った大量の氷
[思考・状況]
 1:殺し合いに優勝し、ナナリーを生き返らせる。
 2:ナインを駒として利用する。
 3:リヴィオ、ロベルタ、ミュウツーと手を組む。
 4:『○』に関しては……
 5:ギラーミンを殺して、彼の持つ技術を手に入れる。
 6:自分の身体に掛けられた制限を解く手段を見つける。
 7:『○』に対する検証を行うためにも、首輪のサンプルを手に入れる。
 8:C.C.の状態で他者に近づき、戦闘になればゼロへ戻る。
 9:ナナリーの遺体を守り抜く。
 10:ナインとミュウツーは殺す。
【備考】
 ※ギラーミンにはタイムマシンのような技術(異なる世界や時代に介入出来るようなもの)があると思っています。
 ※水銀燈から真紅、ジュン、翠星石蒼星石、彼女の世界の事についてある程度聞きました。
 ※会場がループしていると確認。半ば確信しています
 ※古城内にあった『○』型のくぼみには首輪が当てはまると予想しています。
 ※魅音(詩音)、ロベルタの情報をサカキから、鼻の長い男の(ウソップ)の情報を土御門から聞きました。
 ※C.C.との交代は問題なく行えます。
 ※起動している首輪を嵌めている者はデイパックには入れないという推測を立てています。
 ※北条沙都子達と情報交換しました。
 ※ナインからナナリーの死に関する一連の出来事を聞きました。
 ※本当に全参加者を蘇らせるつもりがあるかどうかは不明です。
 ※説明書を読んでいないため、鎮魂の曲刃の事をただの鎌だと思っています。
 ※この会場で死亡した人物の魂が冥界に収められているか、その場合に鎮魂の曲刃で会話や戦闘のために呼び出す事が可能かどうかは不明です。



【ブレンヒルト・シルト@終わりのクロニクル】
[状態]:疲労(小)、左腕欠損(ARMSで代替)、ARMS復旧
[装備]:汗で湿った尊秋多学院制服(左袖欠損)、ARMS『騎士(ナイト)』@ARMS(左腕に擬態)、全て遠き理想郷(アヴァロン)@Fate/Zero
     アリス・ザ・コードギアスの衣装@ナイトメア・オブ・ナナリー
[道具]:支給品一式×2(食料一食、水1/5消費)、アンフェタミン@Fate/Zero
[思考・状況]
 基本行動方針:ゼロを優勝させる
 1:ゼロを優勝させ、優勝者の褒美でナナリーを含む全ての参加者を『蘇らせて』もらう
 2:ゼロが斃れた時は代わりに自分が優勝する
 3:望みが同じ参加者とは協力する
 4:リヴィオ、ロベルタ、ミュウツーと手を組む。
   全員蘇生についても話す予定。
 5:佐山と新庄には注意(特に佐山)
 6:1st-G概念を行使できるアイテムを手に入れる
 7:ミュウツー、ラッド、詩音を許すつもりはない
【備考】
 ※ARMSコアの位置は左胸です。
 ※アリスの衣装はネモが変化した姿です。ネモの意識、特別な力はありません
 ※髪を切りました
 ※ARMSは電撃を学びました、以後電撃を浴びても操作不能にはなりません。



リヴィオ・ザ・ダブルファング@トライガン・マキシマム】
[状態]:全身治癒中、左腕欠損(再生中・肩まで復元)、背中のロボットアーム故障
[装備]:パ二ッシャー@トライガン・マキシマム(弾丸数100% ロケットランチャーの弾丸数2/2)
    M94FAカスタム・ソードカトラス×2@BLACK LAGOON、.45口径弾×6、.45口径エンジェルアーム弾頭弾×4@トライガン・マキシマム
[道具]:支給品一式×6、スチェッキン・フル・オートマチック・ピストル(残弾20発)@BLACK LAGOON
    ココ・ジャンボ@ジョジョの奇妙な冒険、.45口径弾24発装填済みマガジン×3、.45口径弾×24(未装填)
    天候棒(クリマ・タクト)@ワンピース、ミリィのスタンガン(残弾7発)@トライガン・マキシマム、三代目鬼徹@ワンピース
    パ二ッシャーの予備弾丸 1回分
[思考・状況]
 0:ラズロが戻るまで必ず生き抜く。
 1:参加者の排除。ウルフウッドとヴァッシュに出会ったら決着を付ける?
 2:ウルフウッドを強く意識。
 3:ヴァッシュの黒髪化について疑問。
 4:身体が万全になるまで戦闘は避ける。
 5:ナイン、ロベルタ、ミュウツー、ゼロと手を組む。
【備考】
 ※原作10巻第3話「急転」終了後からの参戦です。
 ※ラズロとの会話が出来ません。いつ戻ってくるか、もしくはこのまま消えたままかは不明です。



【ロベルタ@BLACK LAGOON】
[状態]:メイド服を着用、薬物依存、疲労(小)、右腕に切り傷(応急処置済み)、肋骨にヒビ、眼鏡なし
[装備]:メタルイーター(3/12)@とある魔術の禁書目録、コルト・ローマン(6/6)@トライガン・マキシマム、投擲剣・黒鍵×4@Fate/zero
[道具]:支給品一式×3(食料一食、水1/2消費)、コルト・ローマンの予備弾35、グロック26(弾、0/10発)@現実世界
    謎の錠剤入りの瓶@BLACK LAGOON(残量 50%)、.50BMG弾12発装填済みマガジン×3、キュプリオトの剣@Fate/Zero
    レッドのMTB@ポケットモンスターSPECIAL
[思考・状況]
 1:殺し合いに優勝する。
 2:必ず生きて帰り、復讐を果たす。
 3:ナイン、リヴィオ、ミュウツー、ゼロと手を組む。心を許す気はない。
【備考】
 ※原作6巻終了後より参加
 ※康一の名前はまだ知りません。(よって康一が死んだことも未把握)



【ミュウツー@ポケットモンスターSPECIAL】
[状態]:疲労(小)
[装備]:機殻剣『V-Sw(ヴィズィ)』@終わりのクロニクル
[所持品]:基本支給品一式、どこでもドア(残り2回)@ドラえもん
[思考・行動]
 0:真紅を追うか、D-6の湖を調べるか決める。
 1:生き残り、カツラを救う。
 2:隙を見て参加者に攻撃を加える
 3:ナイン、リヴィオ、ロベルタ、ゼロと手を組む。
 4:イエローを殺した相手を見つけたらたとえ後回しにしたほうが都合がよさそうでも容赦しない。
 5:もしギラーミンの言葉に嘘があったら……?
【備考】
 ※3章で細胞の呪縛から解放され、カツラの元を離れた後です。
  念の会話能力を持ちますが、信用した相手やかなり敵意が深い相手にしか使いません。
 ※念による探知能力や、バリアボールを周りに張り浮遊する能力は使えません。
 ※ギラーミンに課せられたノルマは以下のとおり
  『24時間経過するまでに、参加者が32人以下でない場合、カツラを殺す。
   48時間経過するまでに、ミュウツーが優勝できなかった場合も同様。』
 ※カツラが本当にギラーミンに拉致されているかは分かりません。偽者の可能性もあります。
 ※V-Swは本来出雲覚にしか扱えない仕様ですが、なんらかの処置により誰にでも使用可能になっています。
  使用できる形態は、第1形態と第2形態のみ。第2形態に変形した場合、変形できている時間には制限があり(具体的な時間は不明)、制限時間を過ぎると第1形態に戻り、
  理由に関わらず第1形態へ戻った場合、その後4時間の間変形させる事はできません。
 第3形態、第4形態への変形は制限によりできません。
 ※ギラーミンから連絡のないことへの疑問、もしカツラが捕まっていないという確証を得られたら?
 ※なぜギラーミンの約束したカツラからの言葉が無くなっていたのかは不明です。



支給品解説
【鋼鉄破り(メタルイーター)@とある魔術の禁書目録】
橘あすかの支給品。
原作3巻の冒頭で、姉妹達の一人が一方通行を狙撃するのに使用した。
対物ライフル『バレットM82A1』に無理矢理フルオート機能を追加したという、設計者の正気を疑いたくなるような銃。
全長184cm、重量は推定13kg程度、弾丸は.50BMG(12.7×99mm)、フルオートで12連射する描写があるので恐らく弾倉は12発入り。
これを使用していたミサカは衝撃を演算し、大の大人でもひっくり返るほどの反動を受け流してフルオートで連射していた。
ちなみにベースとなったM82はBLACK LAGOONにも登場し、原作8巻でロベルタがM82を片手で扱っている描写がある。


【鎮魂の曲刃(レークイヴェム・ゼンゼ)@終わりのクロニクル】
橘あすかの支給品。
冥界を開くための概念兵器で、柄や刃に文字のようなものが彫られた巨大な鎌。
1st-G崩壊の際に本来の所有者だったハーゲンがファブニール改と同化したため、現在はブレンヒルトが所持している。
戦闘時にはこの鎌で空間を切り裂き、騎士や弓兵などを召喚して攻撃する。






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