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MHSとの邂逅(頼朝編)

頼朝が行方不明になってから一ヶ月後

「…んっ…ここは…入口か…」
頼朝は目を覚ました。岩窟の入口付近である。今や崩落しており、見る影も無い。
「とりあえず村に戻ろう。きっと皆が待っているだろうし。」
再び歩き出す。鉄砕牙を背負って。
「一体何と説明したらいいものか…」
「…局長⁈…おーい!局長が帰って来られたぞー!」
「ああ…そうか…皆は無事だったのか、良かった…」
『局長ー!』皆一様に喜んでいる。
「待たせたでござる、皆、本当にすまぬ。」
「局長、よくぞご無事で!」
「小次郎、すまぬな、色々と苦労したであろう。」
「気遣いは無用です!局長!お待ちしておりました!」
「ふふっ、相変わらずよな、小次郎。」
「…は?」
「なんでもござらんよ、さ、屯所に行こうか、話がある。」
「そうでした!こちらも伝えたき事があります。」
「わかった。さ、皆、戻るでござるよー」
一同は屯所に戻り、互いに聴取。頼朝は異世界に飛ばされていたこと。小次郎は自分達と目的を同じとするMHSなる集団がいること。
「ふむ、マスクドハンターズねぇ…」
「局長、私はかなりの手練れと踏んでおります。」
「まあ、直に会ってみない事にはわからぬな。」
「そういえば局長、そちらの剣は?」
「ああ、先ほど話した通りだが…たぶん妖刀の類でござろう。向こうの左馬介とかいう男のおかげで刀として使えるようになったでござる。」
「そうでございますか…ん?その腕輪はどうされたのです?」
「…うん?はて、これはなんでごさろうか…拙者には覚えがないでござるな…」
「大丈夫なのですか?」
「ふむ…まあ、大丈夫でござろう。とりあえずはそのMHSとやらに会いとうござるな。拙者はしばし探しにいって来るでござる。」
「わかりました。くれぐれもご無理なさらないでください」
「わかっておるよ。では行ってくるでござる。」

集会所

「さて、彼らのクエストは…ふむ、これならそろそろ帰ってくるではないか」
頼朝は張り出されていたクエスト詳細を見て、集会所にて待つ事にした。
それからしばらくして、
「さて…今回も無事に帰還できたな…お前らも今は傷を癒せ…次に備えるぞ…」
「いやー、本当に疲れたよー…」
「全く、無茶ばかりするからそうなるんだよ」
帰って来たパーティは皆仮面を着けていた。
「彼らがそうらしいな…さて」
頼朝は意を決して3人に近付き問う。
「お主らがMHSでござるな?」
「ああ…そうだが…」
「拙者は紅蓮隊局長、鎌倉仁狼介頼朝と申す。」
「そうか、お前があの紅蓮隊とやらのリーダーか。俺は仮面ガンナーだ…」
「僕は仮面ネメシス。」
「俺は仮面アーチャーだ!よろしく!」
「で…俺たちに何の用だ…」
「単刀直入に言おう。ギルド軍を倒す為に手を貸してほしいでござる。」
「ギルド軍、か…」
「詳しい話は屯所にて行うでござる。返事はそれからでも構わぬ。」
「ガンナー、ちょうどいいんじゃない?僕は賛成だよ。」
「ネメシスは賛成か…アーチャーは?」
「とりあえず話だけ聞いてみようよ、別に今決めなくてもいいんでしょう?」
「珍しく現実的だな…まあいい…とりあえず聞くだけ聞こうか…手を貸すかはその後だ…」
「では、屯所に案内するでござる。大したものは用意できんが、茶ぐらいは出せるでござるよ。」
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最終更新:2017年12月05日 09:58