ナズグル主力戦車

ナズグルMk.1主力戦車
http://www46.atwiki.jp/mcmilitary?cmd=upload&act=open&pageid=59&file=naz53.png
性能諸元
全長27 b
車体長22 b
全幅9 b
全高8/11 b
重量88.8 t /90.5 t/95.5t(Mk.2)
主砲T1-5:LW112滑走砲 T6:LW119滑走砲
副兵装LWFC機関銃
装甲垂直/複合装甲
エンジンHAC-ENGINE

ナズグル主力戦車(KPz-14 Nazgul KampfPanzer)はヴェルスラント王国が開発した第3.5および第4世代主力戦車である。 名前のナズグルは『指輪物語』に登場するナズグール「指輪の幽鬼」に因む。







概要


KPz-11レオポルト戦車の後継として開発されたのがナズグルMk.1戦車である。 新開発されたLW112滑走砲と複合装甲を備え同時代の西側主力戦車と同等の性能を獲得しており、国内で行われた装甲試験及び評価において仮想敵国の主力戦車を凌駕する性能を示し、非常に良好な火力と防御力を持つ優れた戦車であることが確認された。 対ルテニア戦車を意識した重戦車であり欧州大陸の広大な平野での運用を想定しているため、同世代の西側戦車の中でも重量は比較的重い。現在では改良が加えられたMk.1T6が運用されている。 ナズグルMk.1は王国陸軍機甲戦力の中核として装甲師団を中心に第一線で活躍している。


開発の経緯


レオポルト戦車はヴェルスラント陸軍初の第3世代主力戦車であり改良を重ねながら長期の運用が行われていたが、その改良にもいつか限界が訪れるだろうと軍部は判断を下し、レオポルトの退役開始より早くに新型主力戦車を開発・量産することが求められた。そこでMC.1870年代後半に新型主力戦車開発計画が発表され、これまで数々の国産戦車の開発に携わってきたクライネルト・マイスナー社を中心に計画を開始。
1883年試作車が完成し86年には実証テストが完了。同年、初期生産分が発注されKPz-14 ナズグルMk.1として正式採用された。

http://www46.atwiki.jp/mcmilitary?cmd=upload&act=open&pageid=59&file=naz74.png
第105戦車大隊所属ナズグルMk.1初期型




各部特徴


兵装

主砲はラインドルフ社製LW112mm滑走砲(28装薬112弾頭砲)を装備しており、T6型からはLW120mm滑走砲(28装薬119弾頭砲)に換装された。両タイプ共に全方位HEATおよび自動装薬調整に対応している。 また最新の射撃統制機能により長射程と高い集弾性を発揮する。これは同世代西側MBTとしては標準的な砲火力である。主砲弾は全39発。

副兵装は砲塔上部に備え付けられた手動FC機銃であり、基本的に砲塔から身を乗り出して操作する。 これは王国陸軍では広く採用されているものである。

装甲

装甲はレオポルト主力戦車A8で得られたデータを元に初期型から車体および砲塔には垂直装甲・複合装甲・前面完全水流装甲が装備されている。 装甲防御力の高さは度重なる試験により実証されており、最新の120mm砲や長砲身120mm砲にも耐える防御性能を有する。 初期のT1型から近年の対戦車ゲリラ対策用IED防御も備えている。

その他の装備

レオポルト戦車から採用されている予備装薬個配置はナズグルでも継承されている。 これはヴェルスラント王国戦車独特の配置であり小さな容積にも関わらず多くの予備装薬を備えている。



http://www46.atwiki.jp/mcmilitary?cmd=upload&act=open&pageid=59&file=naz644.png
行進するナズグルMk.1


評価


ナズグルMk.1は開発当初は第3.5世代に位置していたが、最新の技術により改良を施されたその性能は第4世代戦車にも見劣りしないだろうとも言われており、現最新型のT7は第4世代戦車に分類されている。一方で実戦を未だ経験していないため正確な能力は未知数であり、一部では性能を過大評価しているという意見もある。



http://www46.atwiki.jp/mcmilitary?cmd=upload&act=open&pageid=59&file=nazM2.png
ナズグルMk.2X1試作車







ナズグルMk.2X5


国防展覧会においてナズグルMk.2の試作車が公開された。本車両はMk.2シリーズの5番目の試作車である。公開された改修内容では近年の中央地域における西側諸国の戦車運用情報が反映された形となっており、市街戦を考慮した車体後部のエンジン周りの変更、RWSを搭載、備え付け機銃へのガンシールド装備などが上げられる。また砲塔複合装甲の増設や新型主砲の搭載(外国製のライセンス生産品)、など全体的な能力向上が行われた反面、重量のは95tほどに増加していると思われる。「要出典」




派生型


Mk.1 T1 初期モデル。LW112主砲 垂直/複合装甲を備える。

Mk.1 T5 主砲の集弾性・射程の向上 新型垂直/複合装甲を備える。

Mk.1 T6M LW119主砲に換装 

Mk.1 T7 現最新モデル。機関銃の更新。簡易C3Iに対応。

Mk.2X1 Mk.1の装甲を改良強化した試験車両。Mk.1T6モデルとのコンペに敗れ少数生産に留まった。

Mk.2X5 Mk.1の拡大発展型。現在評価試験中。

操縦訓練用模擬戦車 砲塔を操縦訓練用ダミー砲塔に置き換えたもの





ヴェルスラント王国主力戦車
戦車 正式採用車両KPz-6・KPz-8・KPz-10・KPz-11レオポルト・KPz-14ナズグル
試作車両KPz-9・KPz-12・KPz-13バルツァー
最終更新:2016年01月13日 00:58