こくりゅう型航空母艦 | ||
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艦級概観 | ||
艦種 | 航空母艦(正規空母) | |
艦名 | こくりゅう、はくりゅう | |
前級 | しょうかく型航空母艦 | |
次級 | ---- | |
性能諸元 | ||
排水量 | 基準:68,000 t | |
満載:76,000 t | ||
全長 | 水線長:287 m | |
最大長:298 m | ||
全幅 | 船体幅:35 m | |
最大幅:80 m | ||
吃水 | 11 m | |
機関 | HAC-ENGINE | 4基 |
スクリュープロペラ | 4軸 | |
最大速力 | 最大33ノット(61 km/h) | |
搭載機 | 154式戦闘攻撃機 | 24機 |
154式支援戦闘機 | 18機 | |
146式艦上戦闘機E型(電子戦機) | 4機 | |
146式艦上戦闘機K型(空中給油機) | 4機 | |
14B式艦上輸送機 | 4機 | |
14B式艦上早期警戒機 | 4機 | |
154式対潜哨戒ヘリコプター | 4機 | |
62機 |
こくりゅう型航空母艦(こくりゅうがたこうくうぼかん、Kokuryu-class aircraft carrier)は、まほろば帝国海軍の航空母艦の艦級。
「通常動力型空母の完成形」と称されており、過剰とも言える艦載機運用能力を持った前級「しょうかく型航空母艦」の設計を最適化し、無駄のないスマートな航空母艦となった本級は2隻が順次就役した。
帝国海軍では「たいほう型装甲空母」や「やくも型航空母艦(重航空巡洋艦)」といった強力な兵装を備えた航空母艦を配備しているが、前級である「しょうかく型航空母艦」の退役により、純粋な航空母艦の保有数が一時的に0となっていた。「しょうかく型航空母艦」の複数のアングルドデッキやヘリ用発着スポット、5基のエレベーターといった挑戦的な設計は過剰とも言える航空機運用能力をもたらしたものの、整備面や運用上でのトラブルが多発し問題を抱えていた 上、運用費の増加傾向が著しく航空母艦としては稀に見る早さで退役した。帝国海軍は最適な航空機運用を行える空母を求めており、これに応じて設計されたのが本級である
基本的な配置はしょうかく型のそれが踏襲されているが、運用能力を向上するため多くの点で最適化がされている。広大な飛行甲板は露天駐機による搭載機数を増やしたが、その搭載量は1隻の指揮能力を超えており整備性の悪化にもつながっていたことから甲板面積は大幅に縮小された。また、エレベーターは5基あったものの、実際に使われていたものはそれに満たない数であったためエレベーターは3基へと縮小された。搭載機数は30機減の62機となったものの、艦載機も大型・高性能化しているため、実際の戦闘力はむしろ向上している。
艦番号 | 艦名 | 建造 | |
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CVA-34 | こくりゅう (空母) IMN Kokuryu | 遠野造船・呉湊造船所 | |
CVA-35 | はくりゅう (空母) IMN Hakuryu | 遠野造船・呉湊造船所 |
まほろば帝国海軍の航空母艦 | ||
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×は退役艦級、△は一部退役艦級 | ||
通常動力型空母 | 正規空母 | ×うんりゅう型航空母艦|△やくも型航空母艦(重航空巡洋艦)|×しょうかく型航空母艦|こくりゅう型航空母艦 |
多層式空母 | ×たかの型多層式空母 | |
装甲空母 | ×たいほう型装甲空母(初代)|たいほう型装甲空母(二代目) | |
ヘリ空母 | ×ちとせ型ヘリ空母(初代)|ちとせ型ヘリ空母(二代目) | |
軽空母 | ×しょうほう型軽空母|×ひよう型軽空母 | |
護衛空母 | ×たいよう型護衛空母 |