マーリン主力戦車 | ||
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性能諸元 | ||
全長 | 28b(A型)/25b(V、Z型) | |
車体長 | 22b | |
全幅 | 9b | |
全高 | 9/11b | |
重量 | 850~860b(A型~Y型) /890b(Z型)/940b(Z8型) | |
主砲 | 富士製鋼所70AW28P7C9W3SVP(V型)富士製鋼所119AW28P7C9W3SVP(Z型) | |
副兵装 | 同軸FC機関銃(A型~Y型)、車上FC機銃 | |
装甲 | 垂直/複合装甲 | |
エンジン | YAMAGA発動機液冷4ストロークV型10気筒2段過給機付HAC-ENGINE |
マーリン主力戦車(TK-6_Merlin)は富士の国が開発し、富士の国の基準では第6世代、諸外国の基準では第4世代にあたる主力戦車である。 名前のマーリンは英語のコチョウゲンボウに因む。 A型からZ型まで改良され続け今なお主力として運用されている。
TK-5の後継として開発されたのがマーリン主力戦車である。従来の戦車の火力を上回る新設計の戦車砲を搭載している。設計時は、防御力はあまり重視されていなかったが、諸外国の著しい能力向上に伴い、防御重視の改装がされていった。肝の複合装甲は独自性あふれる形状となっている。 対ルテニア戦車というよりは西側陣営戦車を意識した戦車でありその運用方法も西側陣営戦車と酷似している。現在ではV型とZ型の2種が陸軍機甲戦力の中核として装甲師団を中心に第一線で活躍している。全型合わせた生産量は歴代主力戦車最多であり、いかに発展性に富んだ設計だったかが伺える。車体、砲回路の汎用性が優れていたため、派生型も多数存在する。
近年の戦車の性能向上には目を見張るものがあり、完全前面水流装甲を持たず56弾頭クラスの5号戦車での対抗は困難と考え新規に戦車を開発することが決定した。開発費を抑えるため5号戦車の車体を流用しているが砲塔は完全な新規設計である。新型の砲には70弾頭、28装薬、全方位対水弾が求められた。
主砲は富士製鋼所製70AW28P7C9W3SVPを装備しており全方位HEATおよび自動装薬調整にも対応している。今では使い古されて信頼性も確かな半没式を採用している。
諸外国戦車が105弾頭クラスにアップする中、70弾頭クラスでも大きな差を認められなかったため105弾頭への換装はされなかったが砲自体は製造され、試験された。
119弾頭クラスの登場により、対戦車火力というよりも対地攻撃力向上を目的に119弾頭砲に換装したZ型も製造された。
特に目立った機能はなく設計自体は保守的であるが重複回路を使用していない。これは砂弾倉周りの回路がコンパクトになるというメリットがあるが、水流の回収が難しく、本砲の水流の回収にはピストンを使用したBUDで回収しており独特なものとなっている。これは技術人の大きな勝利の一つである。
副兵装は砲塔上部と同軸手動FC機銃(A~V型)である。
装甲には妥協を許さず世界最高峰の防御力が付与されている。車体は5号戦車を元にしたものの内部装甲は新規設計となっており140弾頭クラスにも十分耐えることができる。
砲塔にも複合装甲が採用されている。
V型までの砲塔は諸外国でよく見られる楕円形ではなく真円形になっている。これは砲塔内容積が減ってしまいあまりすぐれた設計とは言えないが重量軽減などの利点があった。装薬用チェストはすべて砲塔内部に収まり装甲で守られている。しかし開発陣の工夫を重ねた配置をしているため最低でも14LCの装薬用チェストが配置されている。
Z型からは119弾頭砲採用による砲塔容積確保のために楕円形砲塔になっている。最新型のZ8型では22LCの装薬チェストを搭載しており、継戦能力向上が図られている。
信号弾発射機、砲塔上ライト、排莢回収機構
車体は前代の5号戦車からの流用であるものの複合装甲形状など多くの改良が加えられている。構成としては|装甲|砲塔バスケット|倉庫区画|という構成になっている。倉庫区画にはベッド、かまど、チェストなどの長期活動に対応した設備が設置されている。基本的には1人での操縦だが、各作業の効率を考え3名搭乗する。
実戦の機会があまり多くないため正確な評価はできてはいないが、実験の結果から防御力は高く評価されている。しかし70弾頭では過小すぎるとの評価もある。
諸外国を一番驚かせたのが車体内、砲塔内の汎用チェストの数であり、「何に使うの」、「宗教」などの声が挙がっている。富士の国ではこのチェストには食糧、、武器弾薬、医療品、補修資材、建材などを入れており、補給が行き届きにくい前線でも長い期間活動が可能なようにとの処置である。前線での兵士の評価は高く「クルーザー(巡洋艦)のようだ。」と形容された。
マーリンV9型とZ3型 |
マーリンV2型 |
マーリンZ8型 |