上項をふまえて、合体で高パラメータのモンスターを生み出すための一例です。
始めに注意点として、ダッジ分析の相性が最高だからといって生まれてくるモンスターが高パラメータになるとは限らないということを念頭に置いておきましょう。
生まれてくるモンスターと素材二体を同じ能力順にしてあるから必然的に相性も最高となるということです(あくまで目安)。
- まず、作りたいモンスターを決めます。ここではダイナ(ピクシー×ドラゴン)とします。
ダイナ |
ライフ |
D |
90 |
5 |
ちから |
C |
110 |
4 |
かしこさ |
A |
190 |
1 |
命中 |
B |
140 |
2 |
回避 |
C |
120 |
3 |
丈夫さ |
D |
80 |
6 |
ダイナの適性はラD90 ちC110 かA190 命B140 回C120 丈D80 です。
これを適性順に並べ替えると か>命>回>ち>ラ>丈 となります。
適性順 |
かしこさ |
1 |
命中 |
2 |
回避 |
3 |
ちから |
4 |
ライフ |
5 |
丈夫さ |
6 |
この時に適性Aだから2.0倍等の計算をしてはいけません。作りたいモンスターは単純に適性順に、同適性なら数値順に並べましょう。
- 次に、この並び順と相性のいいモンスターを探します。
MF FW-合体相性検索機 などを使い、この適性順に合わせやすいモンスターを探しましょう。
※注1:移植版モンスターファーム2において適性値が修正されているモンスターが存在するため検索結果と合致しない場合があります。
※注2: 相性の良いモンスターに 誕生させたいモンスターがいない場合があり、適性順がおかしいモンスターがいます。例:ウンディーネやフォレスト
ここではオセロット(ドラゴン×アーケロ 適性CCACCC)とします。
相性のいいモンスターが見つかったら、作りたいモンスターと同じモンスターを用意しましょう(この場合ダイナ)。
適性合わせが容易であることと、技の継承が可能であることから片方は作りたいモンスターと同じものを選ぶと良いでしょう(技の継承についてはさらに下の項に記載)。
もちろん同じモンスターでなくとも高パラメータにすることは可能ですが、その場合モンスターの選定や能力値合わせなどの綿密な計算が必要となります。
- 両方のモンスターを上記の適性順になるように育成します。
ここでは以下のように育成したとします。
ダイナ |
オセロット |
ステータス |
数値 |
適性 |
係数 |
計算後 |
ステータス |
数値 |
適性 |
係数 |
計算後 |
ライフ |
500 |
D |
0.5 |
250 |
ライフ |
600 |
C |
1.0 |
600 |
ちから |
400 |
C |
1.0 |
400 |
ちから |
700 |
C |
1.0 |
700 |
かしこさ |
999 |
A |
2.0 |
1998 |
かしこさ |
499 |
A |
2.0 |
998 |
命中 |
500 |
B |
1.5 |
750 |
命中 |
900 |
C |
1.0 |
900 |
回避 |
500 |
C |
1.0 |
500 |
回避 |
800 |
C |
1.0 |
800 |
丈夫さ |
200 |
D |
0.5 |
100 |
丈夫さ |
500 |
C |
1.0 |
500 |
計算後能力値順位 |
かしこさ |
命中 |
回避 |
ちから |
ライフ |
丈夫さ |
こちらの順序には【相性】の項目の 係数を使って計算します。
適性A2.0倍 B1.5倍 C1.0倍 D0.5倍 E0倍それぞれを項目ごとにかけます。
数値で見た場合、ダイナのライフがちからを上回っているように見えますが、ライフ適性はDで0.5倍となるため250扱いとなり、ち>ラ となります。
同じく命中と回避が同数値ですが、適性は命中B回避がCであるためそれぞれ命中750回避500として計算し、能力順は か>命>回>ち>ラ>丈 となります。
オセロットの場合、かしこさが最も低いように見えますが適性Aのため2.0倍し、かしこさ998として計算、能力順は か>命>回>ち>ラ>丈 となります。
能力も適性も同じ場合(ALL999モンスターなど)そのモンスターの基本値順となります。
オセロットの例の場合、ALL999で育成すると順番が か>ち>回>命>丈>ラ となり合わなくなるので、育成の際にわかりやすい順番になるよう調整すると良いでしょう。
- これらを合体させダイナを生み出すと、初期パラメータが非常に高い状態で生まれてきます。
他にも技を継承させる、合成確率を下げるなどしてさらに高パラメータのモンスターを目指してみましょう。
【高パラメータを目指す合体の例・簡易版】
※PS版はちから、かしこさ、命中が合体後能力値順位で一番高い、
もしくはライフ、ちから、かしこさが合体後能力値順位で一番低いモンスターの場合がわかりやすいのでそちらのみ対応
※移植版は素材を全適性Cナースボーンですべてのモンスターに対応可能 詳しくは下記
1.合体後を決めて、同じモンスターをベースにする
2.合体後能力値順位(真の相性の方)の一番目に高い(低い)能力を見て
そちらが一番目に高く(低く)それ以外平均的なモンスター(上記「一例」の折り畳み内)を素材に選ぶ
3.ベース、素材共に合体後能力値順位の一番高い能力値を伸ばし、一番低い能力値を捨てて、
それ以外のパラメータを平均的に育て*1若干寿命に余裕を持たせる
4.最終調整で合体後能力値順位を揃えて(これで合体元能力値順位も合う)合体して合体後のモンスターを出す
【移植版ナースボーン合体】
ナースボーン(ビークロン×???)
寿命470普通、能力適性オールC、善悪+10
状態変化、我慢、元気、初期技 回転プレス
出現データ「0.0.0.9.9.9/GASHAAN!!?」
特殊個体であるナースボーンは合体素材に優れた個体なので合わせて紹介します。
目的はウンディーネとします。
ウンディーネをベースにナースボーンを合体させてパラメータの底上げを狙います。
【Main】ウンディーネ |
【Sub】ナースボーン |
ライフ |
C |
50 |
ライフ |
C |
10 |
ちから |
E |
10 |
ちから |
C |
10 |
かしこさ |
B |
150 |
かしこさ |
C |
10 |
命中 |
A |
110 |
命中 |
C |
9 |
回避 |
B |
100 |
回避 |
C |
9 |
丈夫さ |
D |
60 |
丈夫さ |
C |
9 |
ウンディーネ能力順位 |
命中 |
かしこさ |
回避 |
ライフ |
丈夫さ |
ちから |
※生み出すモンスターは単純に適性順です。係数を使わないことに注意しましょう。(ウンディーネの場合係数を使うとかしこさと命中が逆転する)
ナースボーンの能力順位に関して今回はあまり関係しないので解説を省きます。
状態変化などはMainウンディーネにあらかじめ継承させておきましょう。
2体の育成が終わり以下のパラメーターになりました。
ウンディーネ |
ナースボーン |
ステータス |
現在値 |
適性 |
係数 |
計算後 |
ステータス |
現在値 |
適性 |
係数 |
計算後 |
ライフ |
999 |
C |
1.0 |
999 |
ライフ |
996 |
C |
1.0 |
996 |
ちから |
700 |
E |
0 |
0 |
ちから |
994 |
C |
1.0 |
994 |
かしこさ |
999 |
B |
1.5 |
1498 |
かしこさ |
998 |
C |
1.0 |
998 |
命中 |
749 |
A |
2.0 |
1498 |
命中 |
999 |
C |
1.0 |
999 |
回避 |
999 |
B |
1.5 |
1498 |
回避 |
997 |
C |
1.0 |
997 |
丈夫さ |
8 |
D |
0.5 |
4 |
丈夫さ |
995 |
C |
1.0 |
995 |
ウンディーネの計算後同数値が3つありますがこの場合法則通り、
初期能力順が優先され、結果元の初期順と一致します。
自信が無ければウンディーネ能力順位のTOPである命中はいくら上げても問題無い。
回避はかしこさの値を超えてはならない。
と言った感じで調整すれば自然と元の能力順と一致します。
適性Eはどれだけ上げても強制的に初期能力順となります。
ナースボーンは全ての適性がオールC、つまり育成後の現在値の高い順になる為、
面倒な計算など必要ありません。
ライフ、命中は一度上げたら下げる手段が無いので
重り引き、瞑想、プールをやる場合、計画的に進めましょう。
以上の2体を合体させれば能力の高いウンディーネが誕生します。
今回はウンディーネにしましたが、ナースボーンを使えばどんな個体でも相性を最高に揃える事が出来ます。
全ては作りたいモンスターの初期パラメーター順を崩してはならない事を念頭に
理想の個体を育て上げましょう!
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