ヒエアレハ9世


「これは9代続くこの島の歴史…」

コチーヤ合衆国本土から遥か西の海上に浮かぶ、ハワイ諸島を支配する助統領のひとり。
もともとは独立国家ハワイ王国の9代目の王だったが、西からのケイオニアの圧力に対抗するためコチーヤ合衆国の傘下に入る。
シキ種の奇跡獣士で、外見はハイビスカスの花冠を頭に載せ、アロハ柄の着物を着た人間型。背中に巨大な筆を背負い、左手に白紙の巻物を持っている。
驚異的な記憶力の持ち主で、一度見聞きしたものをすべて覚えておくことができる。加えて、死の間際に次の子供に全記憶を引き継がせることが可能。
白紙の巻物の中に人間大までの生物を一体吸い込み、封印する能力を持つ。ただし相手のプロフィールや身長体重など、詳細な情報をあらかじめ巻物に記載しておかなければ成功率は低い。
本拠地である『文珠湾』アレイハーバーにあるお屋敷の地下に9代に渡り封じ込めてきた巻物が保管されているとかいないとか

+ 『次の世界が産まれれば、今の世界は滅ぶ、それはそういうルールなのです』
『私の名は斑星十二神の一星、天識星のマーブルス・ミネルヴァ…貴女達が次の世界に書き残すに相応しいか、見極めるとしましょう』
【天識星 マーブルス・ミネルヴァ】
神格…ミネルヴァ(ギリシャ神話のアテナに相当する、知恵を司る女神で、都市・城壁の守護神。)
リヴァラックの形状…上のみ凸、ほか三面が凹
追加能力…【記憶を巻き取る程度の能力】
→相手の記憶を糸に変えて巻き取る。対象の頭に触れる必要がある


『次の世界が産まれれば、今の世界は滅ぶ、それはそういうルールなのです』

ミッドヴィリームfrontierコチーヤ編にて、最初のマーブルスターズの1人としてアレイハーバーへ殴り込みをかけた一行の前に立ち塞がり、
オキナから背中のリヴァラックを通じて流れ込む強大なパワーで終始一行を圧倒。
しかし積極的に攻撃を仕掛けようとはせず、その動きはどこか一行を試す(あるいは、見極める)ようにも見えて…?
+ Four little Indian…♫
Four little Indian boys going out to sea, A red herring swallowed one and then…
(4人のインディアンの少年が海に出かけた。燻製のニシンに一人が呑まれ…)

One little Indian boy living all alone,He got married, and then…
(最後の1人は結婚した。そして、また…)

There were three.
(3人になった)


『これだけやれるのなら、伝えてみる価値はありそうですね…』
問い掛けを交えながらキスメたち一行と交戦した後、
戦いをやめて一行を王宮の地下、歴代のヒエアレハ王の遺した記録の眠る間へと案内、驚くべきミラクルアースの真実について告げる…
+ その真実とは…
王宮地下、メモリアルルーム。ずらり並んだ8個の緑色の8面体結晶。そこから歴代の王の言葉が再生される

『私はヒエアレハ一世…この世界はもうじき終わる。命を吸う紅い霧に閉ざされてこの世界は終わる…最後にこの記録を残す…子孫たちよ、次はうまくやってくれ…』
『私はヒエアレハ二世…この世界はもうじき終わる。妖桜に春を吸い尽くされ永遠の冬によりこの世界は終わる…最後にこの記録を残す…』
『私はヒエアレハ三世…この世界はもうじき終わる。異常接近した月の狂気に当てられこの世界は終わる…』
『私はヒエアレハ四世…この世界は…』
『私はヒエアレハ五世…』
『私は…』

『信じがたいこととは思いますが』
ヒエアレハ9世が口を開く。
『このミラクルアースは過去に滅亡し、再構築されています。少なくとも8回ほど』
『そして9回目の滅亡が迫っています。黒幕はおそらくサーニャ大統領に力を貸している"裏界の秘神"…』

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最終更新:2022年03月12日 08:31