ジャムソニアキャッスル


モチーフ:鬼+ソニア(茨)+キャッスル(城)+キャトル(牛)
能力:無限地獄に誘う程度の能力
→内部に何もない空間・無限地獄を生み出し、自身の内部に入った者の魂だけをそこに収容する。
魂は無限地獄にて無限の退屈に苛まれ、やがてはそれに屈し
肉体に戻るとソニアキャッスル配下の"獄卒"として従うようになる
解説:
frontier第16話『忌門』に登場。
『鬼城』ラショーモの正門の鍵穴に開いたラックから
ジェノライナーズの一人、ジェナぺリアンが誕生させたグスク種の綺石獣。
外観は牛の角を持つ鬼の頭部の形をした岩山。
下部からはイカの脚のように太い茨が生えており、近付く者を捕らえて口へと放り込む。
分身を生み出すことができ、魂を抜いた肉体を牢に入れる、配下の獄卒たちに指揮を出すなどしている。
分身の外見は血の色をしたざんばら髪、牛の角を持つ女の鬼。向こうの世界の誰かさんに似ている気がするが…。

コンガラ共和国・ラショーモに綺石獣が出現との報を受け、急行したデクスプレス一行だったが、
不意を突かれて地面から出現した茨に捕まり、魂を吸い出されてしまう。
肉体の無い魂のみの状態で無限地獄に封じ込められ、脱出も出来ない大ピンチ…
…と、思いきや。
『ヴィリーム・ドワーフ・キシンニードル!』
"(一部とはいえ)コンガラの魂を宿した武器"鬼針剣により次元を斬り開き、一行は現世へと帰還する。

『その光、その魔力…まさか、コンガラ様で!?』
一行の向かいの牢。そこには、一人の隻腕の鬼が囚われていた…
隻腕の鬼は語る。
自身の正体、そして自分を操っていた、二つの世界の狭間では無くすべての裏に潜む、この異変の黒幕の存在を…

『そこまでだ!どうやって無限地獄を脱出したかは知らぬがまあ良い…もう一度捕らえるまで』
そこへ"獄卒"に堕ちたラショーモの守備兵たちを大量に引き連れたソニアキャッスルの分身体が駆けつける。
多勢に無勢、再びピンチに陥る一行だったが、そこにイバラキが囁く。
『私を…奴の処に…』
針妙丸がイバラキを縮小し、ほかのメンバーが食い止めている間にこいしが回り込む。
『さあ、戻って来い、わが右腕よ…』
"腕を切り離す程度の能力"を解除、ソニアキャッスルの分身体を取り込むイバラキ・ドゥジー。
そして…

「…ん?どこだここは?お前たちはいったい誰だ?」
ソニアキャッスルが右腕に戻ったことで能力が解除され、獄卒と化したラショーモ守備兵たちは解放され、
あとには、オキナの呪(しゅ)によって操られていた間の記憶をすべて失ったイバラキ・ドゥジーの姿があった。
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最終更新:2022年03月18日 21:57