『酔夢之荘』アルコーディア


酒の飛沫に霞む月。ウワバミ殺しと人の言う。
極東の島に、二年前の亡霊が蘇る。
スピリタスの大銀河、二日酔いの黎明に、今日も金色の朝日が昇る。
駆け付け三杯、飲めや歌えの大宴会。この一杯、金30億マガトロン也。
最も呑気なロータスイーター。

ミッドヴィリームfrontier番外二話『アルコーディア編』
夢から覚めて現に帰り、現から醒めて夢が孵る



ケイオニアの最東端に位置する、極東の島国『バッカズン自治領』の首都。領主は『鯨酔海侯』こと、アルコールド・バッカズン卿。
こちらの世界で言う日本・長野市に存在する。
非常に良質な麦酒を噴出する『五岳』(アルコーディア東西南北にある五つの山。東・アザビー山、西・クィリン山、北・サンポーロ/サントーリ山、南・イェピス山)が存在。
湧き出したビールは自治領のほぼ中央に造られた人造湖・ビア湖に集められ、そこから瓶詰め・樽詰めされミラクルアース各地へと出荷されている。
(実際には六つあるが、六つ目のオリオール山は南西の海底にある。そのため周辺の海水にアルコールが混入し独自の生態系を形成。その海域は『鯨酔海』と呼ばれる)

ケイオニア帝国の特殊部隊ケイオスのクーデターの際、領主バッカズンが服属を迫るケイオス首領ヴィオラと国境・オキノ島で代理戦争としてゲームで対戦し、十数回の勝負に全勝して自治権を勝ち取った過去の逸話がある。
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最終更新:2024年03月18日 21:37