◆『子龍が如く・ON THE END』
・STORY
時は201X年、幻想町は奇妙な赤い霧に覆われた…
それと時を同じくして
地霊区・
紅魔区・
星蓮区に暮らす人々の中から
正気を失い、人を襲い血を求める者達が出現…
幻想町は非常事態を宣言、この3区を隔離し防衛線を張る
分断され、濃霧の中怪物達のうごめく魔都と化した幻想町。
だが、そんな地獄と化した町で、立ち上がる四名の少女(?)たちの姿があった…
ある者は町を守るため、ある者は大事な誰かのために。そしてある者は血族の名誉のために…
吹き荒れる風が赤い霧を払う。はたして、その先に待つ者は…!?
・ゲームシステム
キャラクターの操作方法に関しては前作
『孤鷲が如く』のバトルシステムを踏襲しつつも、
一対一、一対数人のエンカウント式だった前作に対し今回は一対数十・数百体のアクションバトル、いわゆる"無双もの"に近い形となる
・登場人物
【第一章『風雲』】
『なんじゃ此奴らは!?とにかく助けられる者だけでも助けんとな』
第一章主人公。
二ツ岩ファイナンス社長。無事な人々の避難誘導を命蓮サーカスの面々に任せ、取り残された町の住人や行方不明の社員+居候5名を探すため星蓮区の隔離区域内に飛び込む。
戦闘スタイルは前作で言う『神』にあたる。葉っぱで敵を引き付けるデコイを生み出す、広範囲を攻撃できる尻尾での薙ぎ払いが特徴。
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第一章ネタバレ |
『…儂らのところから踏み倒そうとは、いい度胸じゃのう…鐚一文残さず取り立ててくれる…覚悟は良いか?』
社員4名を発見後、二ツ岩ファイナンス事務所から借用書の束を持ち去ろうとする 紅瓦一家の幹部と対峙する居候、 庵野ゆんの姿を見つける
二人掛かりで捕らえようとするが追い詰められた幹部は巨大な怪物へと変身し暴れ回る
これはどうやら尋常な事件ではないと確信したマミゾウ、紅瓦一家と、その背後にいるであろう黒幕の正体を突き止めるため知り合いの情報屋の元へと向かう…
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【第二章『登竜』】
『…ひじょうじたい、せんげん? …ってことは、思う存分暴れていいの?やった♪』
第二章主人公。地霊区の中心部に建設された真紅財閥出資の高層ビル『スカーレットタワー』の完成セレモニーに出席中のところ今回の異変に巻き込まれる。
しかし逆にいい退屈しのぎができた、と嬉々として怪物たちを吹っ飛ばしながら隔離エリアの奥へ奥へと突き進んで行く…
戦闘スタイルは前作で言う『魁』にあたる。小柄な体格に見合わぬ怪力の持ち主で、他キャラでは持ち上げられないような重量オブジェクトを武器として振り回せる。
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第二章ネタバレ |
『もう!なんで誰も私と遊んでくれないのよ!?』
一度は怪物うろつくスカーレットタワーの外へと飛び出すも、奇妙なことに怪物が自分には向かってこないことに気がついてタワーに戻る。だが…
「おったで!あの娘っ子や!」『あなたたちは、遊んでくれるの?』
タワーは スキマ産業連の二童子によって潜在能力を引き出された 紅瓦一家により占拠されており、
前半とは逆に紅瓦一家の組員・幹部たちを薙ぎ倒しながらタワーの最上階へと登っていくフラン。
最上階のヘリポートで紅瓦一家組長と戦い、勝利したフランの前に赤い霧が集まり…
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【第三章『龍玉』】
『フランちゃんが隔離区の中に!?…そこを通してください!』
第三章主人公。『
門番亭』二号店の店長を任され、その準備のため幻想町を離れていたが…
戦闘スタイルは前作で言う『嵐』にあたる。流れるような防御からのカウンターや回り込み、カンフー映画のような連続攻撃が特徴。
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第三章ネタバレ |
『咲夜さん!?咲夜さんですよね?…一体どうして?』
フランを探し地霊区隔離エリア・スカーレットタワー内部に突入するも、そこで様子のおかしい咲夜と遭遇。
何度かの霧の中からの奇襲を凌ぎ、タワー最上階にてフランと謎の男を発見
男を問い詰めようとするがそこに咲夜が出現。男は濃霧を発生させ咲夜とともに去る
残された『招待状』に従い、美鈴とフランは幻想港に停泊中の豪華客船『デメテル号』に向かう…
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【第四章『逆鱗』】
『運命の流れが読めない…いったいこの町で何が起きている?』
第四章主人公。家業のためルーマニアに渡っていたが紅魔区の真紅屋敷が謎の一団に襲撃を受けたと聞き急ぎ帰国。だが彼女を待っていたのは赤い霧漂う地獄と化した幻想町と、もと真紅屋敷だった瓦礫の山であった…
戦闘スタイルは前作でいう『力』にあたる。バランスよく全行動が行えるが、槍や棒などの長柄武器での攻撃を特に得意とする。
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第四章ネタバレ |
『お父様!?…これは一体何の真似かしら、霊夢!?』
瓦礫の山と化した屋敷から使用人・両親を助け出すが、父親の姿だけが見当たらない。
焦るレミアに意識の戻った使用人の爺やから、レミ父が何者かに連れ去られたこと、連れ去った連中が地霊区の方へ向かったことを告げられる
父を連れ去った連中を追いかけるレミア。しかしその前に 黒い狐面を付けた謎の巫女が立ちはだかる…
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【第五章『亢龍』】
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第五章ネタバレ |
『ふむ、この船で間違い無いようじゃな…』
『幻想港に停泊中の豪華客船…』『招待状に書かれている"デメテルごう"ってこれ?』
『この船に乗り込んで行くのが見えたけど…って、フランに美鈴!?』
地霊区・幻想港に停泊中の豪華客船『デメテル号』の前に集結した各章の主人公四人。そこへ…
「ようこそ、真紅本家のお嬢様方…」
霊夢、咲夜(+翠鳥会の腕利きたち+紅瓦一家の残党たち)を引き連れて 今回の異変の黒幕が姿を現す
レミアの相手を咲夜、フランの相手を霊夢に任せ、マミゾウ・美鈴を相手取る黒幕
が、自身の体力が半分を切ると霧になって船内へ逃れる。
『あなたを取り戻しに…なかなか親孝行なお嬢様がたで』「よせ…娘たちに手を出すな…!」
真紅本家の者に手を出せないため、拉致してきた現当主のレミアの父親を言いくるめ真紅一族の当主の座を譲らせる黒幕
『これで真紅のトップは私だ…もう恐れるものは何も無い…さあ、手始めに貴方から眷属になってもらいましょう!』
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【終章『双龍』】
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ラストバトル! |
父親を助けに行く真紅姉妹編と、咲夜を助けに行くマミゾウ+美鈴編に分かれる
パチュリーの協力を得て咲夜に掛けられた洗脳を解除する方法を探って行くと、咲夜の持つ銀の短剣が鍵になっていることがわかる。
(吸血鬼を滅ぼすために作られた銀の短剣に込められた怨念が暴走して咲夜の意思を封じ込める仕組み)
短剣の呪いを封じていた鞘を見つけ、剣を鞘に納めることができれば元に戻せる…が
二対一とはいえ時間停止を使える相手に出来るのかという問題が残る。そしてマミゾウが奇策を打つ
『わしは真紅一族とは何の関係もない第三者じゃ、お主は紅瓦一家から雇われて報酬を受け取り、そのついでにわし相手に小遣い稼ぎをするだけ…どうじゃ、悪い話ではあるまい?』
霊夢を丸め込んで味方に引き入れ、幻術でマミゾウの姿と見せかけた短剣の鞘付きの藁人形を刺させることで洗脳を解除。
マミゾウと霊夢に咲夜を病院へ運んでくれるよう頼み、美鈴は姉妹と敵黒幕との決戦の場へと向かう…
真紅一族の当主の座を手に入れて"本家の者には手を出せない"という縛りが無くなった敵黒幕。
レミアの父親を眷属にする前に、真紅姉妹を様々な吸血鬼の能力を駆使して追い詰めようとする
《蝙蝠が如く》
「やはり吸血鬼と言えばまずはこれでしょうな」
→吸血蝙蝠の群れに変化する。攻撃は効かない上、接触している間体力を徐々に吸われるので注意。
時折変身を解いて人間態に戻るためそこを狙う
《人狼が如く》
「古来、吸血鬼は人狼と同一視されることも多かったそうで、ご存知ですかな?」
→銀毛赤目の人狼の姿に変化する。きりもみ回転突進、咆哮による衝撃波、大ジャンプして空中からの奇襲を行う。
大ジャンプ後が一番隙が多いが、回転突進にカウンターを合わせることも可能
《魔霧が如く》
「流石は本家のお嬢様方だ…しかし、これはどうです?」
毒々しい色をした霧に変化する。物理攻撃は無効で、中に入ると体力が減少。霧の大きさは時間経過とともに拡大していく。
ダッシュ攻撃やレミアの槍回し、フランの特殊アクションで霧を散らすことができるのでしばらく耐久する。
一定時間が経つとイベント発生、フランが部屋の天井を破壊し、レミアが東の空に全力で槍を投擲。
紅い霧が吹き払われ、朝日が魔霧を照らす
吸血鬼の能力だけでなく弱点もすべて受け継いでしまったジャムドンラクランは絶叫を上げて霧から人間態に戻り、白い灰へとその姿を…
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「ま…だ…だ…まだ、終わらん…」 |
《魔龍が如く》
「おのれ、おのれ、おのれェェェェ…!」
幻想町を覆っていた紅い霧を崩れかけた我が身に集結させ、
紅い鱗を持つ前肢の無い巨大なドラゴンの姿へと変化したドンラクラン。
真紅姉妹と偽りの真紅当主、最後の戦いが今はじまる…!
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沈みゆく『デメテル号』の甲板で、ドラゴンと化したドンラクランとのラストバトル。
連続噛みつき、羽ばたきによる吹き飛ばし、尻尾の360°振り回し、ドラゴンブレス(空中/地上)と多彩な攻撃を行い、こちらの攻撃は堅牢な鱗に阻まれてしまう。
『…お嬢、これを!』
何度か攻撃を加えると、駆けつけた美鈴が"咲夜の持っていた銀の短剣を棒に括り付けた即成の槍"を投げてよこす
ドラゴンブレスを吐くために息を吸い込んだ一瞬を狙い、最後の一撃が放たれた…!
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『…貴女の血は何色の赤?見たいわ、見せてくださるかしら?』
第三章、フランを探す美鈴の前に赤い瞳、右手に銀の短剣を提げた姿で出現。
赤い霧が濃くなる中、美鈴に幾度となく能力も用いての奇襲を繰り返す
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ネタバレ注意 |
異変の起こる一週間前、敵の黒幕の組織の追い出された先代のドン、 串かつ『ツェペシュ』店主の兄から
組織の不穏な動きと対吸血鬼用に作られた銀の短剣を渡され、強行偵察に乗り込む。
しかし組織の協力者である 何者かに洗脳を受け、敵側に付いている
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『…賽銭の分は働いたわね。じゃ、後はよろしく〜』
第四章、『翠鳥会』の用心棒として金で雇われ、爆破された真紅家の屋敷からレミアの父親を拐った実行犯として登場
『賽銭分は働いた』と一度は撤退するも、依頼主から追加の賽銭を受け取ってとんぼ返りしてくる。コントラバスケースに詰められたレミ父を運ぶトレーラーの荷台の上で追ってきたレミアと戦う
倒すことは出来ないが画面右下に賽銭額が表示されており、霊夢にダメージを与えるか霊夢に攻撃させるたびに額が減っていく。0円になると霊夢は引き上げる
(prrrr… prrrr…)『レミア、無事?…良かった。こちらも何かわかったことがあったら知らせるから』
幻想町の外に出ていたが、今回の異変を知りレミアと連絡を取る。
ストーリーの進行と並行して、情報網と自前の知識で事件の真相や出現した怪物の性質・弱点などを教えてくれる
『救助者?聖たちのところまで運べばいいの?…わかったよ』
第一章、二ツ岩ファイナンス事務所に居たところを事件に巻き込まれる。
自身と抱えたものを正体不明にする特性を活かし、各地区にいる救助者たちを隔離区の外へと搬送してくれる
最終更新:2024年05月24日 22:36