ジャムモノタオロス


◆ジャムモノタオロス
モチーフ:モノケロス(≒一角獣)+桃太郎+ケンタウロス
能力【鬼を退治する程度の能力】
→自身の周囲に鬼モチーフの奇跡獣士がいるとそれに応じてパワーが上がる。能力の範囲は東西南北に一里四方の正方形。
概要:
分類はカンナギ。frontier第24話『東遊』に登場。
コンガラ共和国初代国主、コンガラが額に開いたリヴァラックに別の鬼の角を融合させて変身した綺石獣。
外観は赤い肌の星のマークの入った一本角を生やした鬼。腰から下はキジの羽を生やした白犬の胴体につながり、両腕は黒い剛毛の猿臂となっている。

(ストーリー)
前回の戦いにて鬼針剣を折られて途方に暮れる一行に『その剣を直す方法がある』とオーエブルグの自らの霊廟へと呼び寄せたコンガラ。
『この鬼針剣は私が昔折られた自身の角から鍛えたもの…それを直すには接ぎ木としてまた別の鬼の角が必要』
『だが案ずるな、鬼の角ならここにある』
懐から星のマークの赤い一本角を取り出すコンガラ。そして…!?
前髪を上げるコンガラ。そこには折れた角の跡…ではなく、見覚えのあるパズルピース状の空洞-リヴァラック。そこに"向こう側"から嵌め込まれるパズルピース-リヴァピース
コンガラの姿が変異をはじめる。異形の鬼神-綺石獣の姿へと。
『さあ、我を討ち倒し、見事目的の宝を手にしてみせよ!』
困惑する一行。味方ではないのか?何故こんなことを?と口々に問いが投げられる。

『何故…?何故だと?お前達の前にいるのを誰だと思うておる』
『我は鬼神。威風堂々たる英雄譚の果てに、討ち倒されるべき強大なる"敵役"。なればこそ…』

綺石獣と化したコンガラが見栄を切る。いささか芝居染みたその仕草は、まるで…

『さあ、全力で!かかってくるが良い!』


『どうした?お前たちの力はそんなものか?そんなことで世界が救えると思うておるのか?』

鬼の王がさらにディストーンの歪みの力を得て変化したモノタオロスは確かに強敵だった。
六人がまとめて掛かってもまるで小揺るぎもせず、逆に圧倒すらしていた。しかし…
(なんだか…励まされてる…ような…?)
致命的な一撃を放つ機会は何度かあったにも関わらず、そのたびに足を止め、歌舞伎じみた見栄を切り敵役めいた台詞を吐く。
(だったら…いける!)
「こいしちゃん!」「…!わかった」
キスメとこいしが動いた。
一瞬だけハルトマンの閉じた瞳が開き、モノタオロス=コンガラの深層意識を射抜く。そして、リムルクスの釣瓶が飛び、浮かんだイメェジを掬い取る
「鬼潰し・神便鬼毒酒!」「鬼斬り・童子切安綱!」
掬い取ったイメェジからポイズンドールとリムシュバリエが毒杯と神刀を再現。
リムリジッドが毒杯に浸した爪の一撃。モノタオロスの巨体が大きく揺らぐ。そしてリムドワーフが巨大化させた神刀を振り下ろし…

『…………見…事…なり!』

あとに残るは一つ星の赤角一振り。
(その角を持ってタターラブルグへ行くが良い…あの街なら、鬼針剣を打ち直せる鍛治師が居るだろう…)



+ @backyard
(konngaraさんがログインしました)
sariel:名演技だったな、鬼神どの
konngara:…茶化すな
sariel:さて、今周のは上手く行くとよいのだが
konngara:そう願う。演じるのは苦手だ…貴様と違ってな
sariel:酷い言われ様だな、まるで私をペテン師かなにかの様に…いいかね、私はペテン師ではなく…
konngara:…死天使、だろう?
sariel:…この会話は先周したか?
konngara:…したぞ。先周も、確か先々周もだ
sariel:ところで、konngara。話は変わるが
konngara:何だ
sariel:旧世代のビデオゲームの話だ
konngara:…?
sariel:当時、記憶媒体の容量はたかが知れた量でな、エンディングなど入れる余裕は無かった
sariel:だから、全てのステージをクリアーするとそのままオープニングに戻って、そのまま延々とループするようになっていた
sariel:似ているとは思わないかね?我々の棲むこの世界に…
konngara:…そうかも、知れんな

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最終更新:2024年04月14日 04:54