『おのれ頼光、侍ども。偽りなしと聞きつるに、鬼神に横道なきものを…』
鬼は嘘をつかない。騙し討ちもしない。それが生まれついての強者、鬼神としての矜持なのだ、と言った鬼の首魁。
その首が斬られて飛ぶ。配下の鬼の首も次々と飛ぶ。
大江山が焼け落ちる。南蛮から流れてきた自分の育った、第二の故郷が消えて行く
(…もしも)
(…鬼に横道は無い。でも、もしもそれが"ある"世がどこかにあったら…)
V.M.W.Uのヴィリム連合『ガーネッツ共和国』領で同国の主要都市。こちら側ではオーストラリア・ゴールドコーストの位置にある。
サリエス王国の地方都市
『紅霧都市』ワラキバニアの没落した領主の末裔・
ガーネッツ4世が一族郎党とともに移民船で入植し興した街。
長い紅い砂の海岸線と、南半球には珍しいサリエス風(=欧州風)の領主の屋敷と街並みが特徴。
最終更新:2023年01月17日 12:54