ロケ地・福岡県福岡市。
玄界灘の潮風に、いざゆけ無敵の
ミッドヴィリーム!
博多を舞台に、ファータ・モルテ・テスラが大活躍!
ウォッチとフォンも、博多で大暴れ!
次回、
名産奇跡獣道中記・第41話『博多都市ニワカ・センペイ』
ごめーん。
名前:キセキニワカモメンタイ
モチーフ:にわかせんぺい+にわか面(にわかせんぺいの箱のお面)+カモメ+明太子
能力:謝らせるにわか面を被せる程度の能力
(このにわか面が顔につくと、つい謝ってしまう。ニワカモメンタイを浄化しない限り取れない)
解説:にわかせんぺいの箱と明太子から生まれた名産奇跡獣。
明太子の胴体に、にわかせんぺいの翼が生えたカモメの外見をしていて、にわか面で目元を隠している。
ヴィリーム達が来る前には、福岡市民の殆どがにわか面を被って謝っているカオスな状態に。
福岡市にファータ・モルテ・テスラの3人と、奇跡団のウォッチとフォンに加え、リムラパンも駆けつけた。
そしてキセキニワカモメンタイと対峙。
するとどこからともなく、大量のにわか面が飛来!
カポッ!カポッ!
次々とヴィリーム達の顔に被さるにわか面。
「悪かったわ!悪かったわ!」
「すまん!すまん!」
「申し訳ございません!」
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
「すみません!すみません!」
つむじ風でにわか面を吹き飛ばしたファータ以外全員に、にわか面が被さりこの有様。
一方のファータも飛来するにわか面から逃げるしか無かった。
…そこに一つの影が!
「ファータ、…お面にはお面で対抗だ!」
そこにいたのは、リムモルテのお面を被ったリムテンツァー!
「ファータ、自分のお面を被るんだ!奴のお面は素肌の目元に密着しないと効果を発揮しない!」
そう言ってテンツァーは、ファータのお面をファータに被せた。
「ヴィリーム・テンツァー・マスクパス!ファータ・フェイス!」
自分のお面を被るカオスな心境のファータ。
だが能力が通用しなければこっちのもの。
「ヴィリーム・ファータ・カルーセル!」
得意技を決めて、見事に浄化。ローカルハートを入手した。
するとテンツァーが。
「…このローカルハート、気に入ったから私にくれないか?」
「え?いいですよ…」
ファータは自信のお面とローカルハートをテンツァーに渡した。
にわか面も消え去り、一件落着。
ロケ地・岩手県盛岡市。
そばにいるね、リムブレイブ。
そばをにるね、リムウェール。
そばかすなし、リムドワーフ。
次回、名産奇跡獣道中記・第42話『ワンワンコソバ!謎の名産奇跡獣は誰だ!!』
じゃじゃ麺にさせないで。
名前:キセキワンワンコソバク
モチーフ:犬(ワンワンの鳴き声)+わんこそば+バク
能力:わんこそばを口に含ませる程度の能力
解説:わんこそばのお椀から生まれた名産奇跡獣。
バクの頭の上にわんこそばのお椀を乗せた、犬の胴体が特徴。
盛岡市民はワンワンコソバクのわんこそば攻撃に対し、
どうにかフードファイターを出して時間を稼いでいた。
駆けつけたのは、ブレイブ・ウェール・ドワーフに、チックとヨーヨードとラパン。
どうやらワンワンコソバクもヴィリーム達に気づいたようだ。
先手を取った、チックとブレイブ。
両者共自慢の剣でワンワンコソバクの出すわんこそばを切り刻む。
「ブレイブ殿!きりがないでござるな!」
「…くっ!このままだと
ミラクルパワーが尽きる!」
するとドワーフが巨大化。
「名産奇跡獣さん!私、貴方のわんこそばが食べたいです!」
どうやら巨大化して、ワンワンコソバクのわんこそばを食べ続けて時間を稼ぐつもりだ。
ウェールとラパンの2人は、この状態を打開しようとするが何も思いつかない。
「どうしますかー、ラパンさーん!」
「私に言われても…」
そんな2人を呆れ見のヨーヨード。すると何かを思いついたようだ。
(…確かわんこそばは蓋を閉めたら終わりのはずッス!ちょっと賭けてみるか!)
そしてウェールとラパンに指示を出すヨーヨード!
「ウェール!ラパン!今回は2人にローカルハートを譲るから頼みを聞くッス!
わんこそばの蓋を調達して欲しいッス!」
命令を受けて、ウェールがこの技で蓋を調達。
「ヴィリーム・ウェール・ダウジング!」
ポンポンを細かく振って蓋を調達!
今度はラパンが蓋をワンワンコソバクに投げ、そして被さった!
これに気づいたドワーフが、ワンワンコソバクに必殺技をお見舞い!
「ヴィリーム・ドワーフ・チョップスティックス!」
持っている小槌状の針を2つに分け、お箸のようにさばいた!
浄化され、ドワーフがローカルハートを手にした
ロケ地・新潟県佐渡市。
もしかイービスが好きならば、朱鷺にお願い呟いて。
もしかイービスが照れるなら、朱鷺に手紙を書けばいい。
朱鷺にもなれる、イービスにもなれる。もしかスペカを持っているなら。
次回、名産奇跡獣道中記第43話『決意のつばさ~ニッポ・ニア・ニッ・ポン』
朱鷺よ!君達は何故、奇跡に魂を売ったのか!?
名前:キセキサディストキ
モチーフ:佐渡+サディスト+朱鷺
能力:人間を恨む程度の能力
解説:最後の日本産の朱鷺・キンの剥製から生まれた名産奇跡獣。
外見は普通の朱鷺と同じ。誕生と同時に佐渡市の朱鷺を使役し、人間を襲い始めた。
丁度実家に帰省していた朱鷺子と、同じく里帰りしていたマミゾウと同伴の小傘がそれに気付いた。
3人はそれぞれ物影で隠れて変身して集まった。
「セトネ!駆けつけたの?」
「イービス、わちきはマミゾウさんと一緒に佐渡市へ来たんだ!」
2人が会話をする中、ミラクーンは朱鷺の姿になり、交渉にあたっていた。
「こりゃ!何故お主達は人間を襲うのじゃ!」
「サディストキ様の命令だ!人間が俺達を乱獲したせいで日本の朱鷺が絶滅しちまった!
この恨み、人間への罰として実行あるのみ!」
「待たんか!人間が皆そうとは限らんぞ!」
一方操られた朱鷺を追い払ったイービスとセトネは、そこである光景を目にする!
なんとサディストキと大量の朱鷺に襲われているマミゾウさんの姿が!
「人間は…、皆そうとは限らんぞ…」
「ああ!マミゾウさん!今わちきが助けるから!」
セトネが人間の姿のミラクーンを助け出して一時逃亡。
イービスがその場しのぎに徹する事に。
「ねえ、何でこんな事するの?」
「お前も俺達と同じ雰囲気を感じるな。…どうだ?俺達と共に人間を襲わないか」
「…そんな事出来る訳が無い!必ず浄化して楽にしてあげる!」
「…フッ、やってみな」
そして朱鷺同士の戦いに!
大勢の朱鷺の群れに苦戦するイービスだが、背中の羽を鉄扇に変えて両手に持ち、高速で回転!
「人間は皆悪いとは限りません!
ヴィリーム・イービス・フェザークロス!」
見事浄化して、イービスはローカルハートを入手した。
ロケ地・宮城県仙台市。
牛タン、牛タン、牛タンタン。
奇跡団、奇跡団、奇跡団団。
早苗さん、早苗さん、早苗さんさん。
次回、名産奇跡獣道中記・第44話『牛タンおにいさんのゆううつ』
何だコレ…(ヨーヨード談)。
名前:キセキギュータンバリン
モチーフ:牛タン+タンバリン+牛
能力:肉を何でも牛タンに変える程度の能力
解説:仙台市の牛タンから生まれた名産奇跡獣。
外見は牛の服を着た筋肉質のかっこいいお兄さん。
どんな肉でも牛タンに変えてしまう能力を持ち、仙台市民からは一定の人気を誇っていた。
だが奇跡団が仙台市に来た事で、ローカルハートを取られる事になり…。
「牛タン、牛タン、牛タンタン!」
仙台市の焼肉店で牛タンゲームで盛り上がる奇跡団の皆さん。
当然今食べているの全員牛タン。
特に焼肉好きのレトロ・トラックが珍しく、皆に牛タンの蘊蓄を語っている。
「あたい達が今食べているこの牛タンは…」
だがそれを無視して食い続ける奇跡団の皆さん。
「あたいの話を聞いて…」
食後、奇跡団の皆さんとギュータンバリンが対峙。
「見つけましたよ、名産奇跡獣!私達が成敗します!」
コメットに変身した早苗が言った。
するとギュータンバリンは。
「牛タンになるビーム!」
なんとコメットが牛タンになった!
他の幹部も次々と牛タンに変わっていく!
「残ったのはあたいと…」
「…オイラのようッス」
残されたのはトラックとヨーヨード。
ヨーヨードは牛タンになった幹部の避難に専念し、トラックがタイマンで戦う事に。
「ねえ、確かにどんな肉でも牛タンになるのは夢のようだね。
…でも、人が迷惑かけるような事をするのはまずいんじゃない?」
「…俺だって、悪は退治しなくちゃならないんだよ!」
そんな中、仙台市民も奇跡団派とギュータンバリン派で揉めている。
「奇跡団に罪は無い!」
「ギュータンバリンを倒さないで!」
ちなみに決着は…!
「牛タンになるビーム!」
「トラック・ホイールカッター!」
ズサッ
見事トラックの車輪でギュータンバリンを浄化。
ちなみにその後、コメットの技でギュータンバリンは復活しました。
だがトラックはもう牛タンは懲りたとか。
ロケ地・長崎県長崎市。
修行旅行にやって来た美鈴。
そこに現れた名産奇跡獣に大苦戦!
すると黒い烏の影が現れて…!
次回、名産奇跡獣道中記・第45話『リムドラグーン仕掛け獣人』
美鈴がリムドラグーンになるタイムは、僅か数秒に過ぎない。では、プロセスをもう一度見てみよう。
名前:キセキチャンポライガー
モチーフ:長崎ちゃんぽん+ちゃらんぽらん+虎(タイガー)
能力:ちゃらんぽらん(いい加減)な武術を扱う程度の能力
解説:長崎ちゃんぽんから生まれた名産奇跡獣。
外見は長崎ちゃんぽんを頭に乗せた虎型の怪人。
長崎駅の駅前で強者を待ち構え、自慢の武術家達を投げ飛ばして来た。
武術修行の為に、師父の太歳星(タイサイセイ)と共に長崎市にやって来た美鈴。
だが実際は太師父がちゃんぽんを食べる為の付き添いである。
「また食べる気ですか、師父…」
「美鈴、食事も修行の一環じゃ」
そんな中駅前で待ち構えたチャンポライガーと遭遇。
太師父に唆された美鈴は彼と対決する事に。
だが今は一般人なので、美鈴はどこかに投げ飛ばされた。
「修行が足りんぞ、美鈴」
美鈴は佐世保市の人気の無い所に飛ばされて気絶。そこに1つの黒い影が。
「紅美鈴だな。お前にこの薬を飲んで貰うぜ」
無意識に不思議な薬を飲まされた美鈴。
「お前は再び暫くの間、ヴィリームになって貰うぜ。
フッフッフッ、心配する事は無いぜ…」
黒い影が消え去ったと同時に再び目を覚ました美鈴。
試しに懐にあった
スペルカードを掲げてみた。
なんと!美鈴がリムドラグーンに変身!
ドラグーンは持ち前の運動能力を活用して長崎市へ。
そしてチャンポライガーとドラグーンの戦いに。
(…凄い!こんな強敵相手に互角に戦える!)
そう思いつつもドラグーンは、一瞬の隙を見逃さず必殺技を繰り出した!
「ヴィリーム・ドラグーン・ストライク!」
正拳でチャンポライガーを浄化し、ローカルハートを入手したドラグーン。
「…再見!」
その後再び太師父と合流した美鈴は、ドラグーンと比較されて怒られたらしい。
その懐には、ローカルハートがあった。
ロケ地・和歌山県田辺市。
パチュリーは健康の為に田辺市の龍神温泉へ。
一方てゐも、家族と一緒に龍神温泉に来ていた。
更にあの方も龍神温泉に潜入しているが…。
次回、名産奇跡獣道中記・第46話『リュウジンノツカイ』
紫もやしに代わって、お仕置きよ!
名前:キセキリュージンメ
モチーフ:龍+龍神温泉+梅
能力:龍神温泉を操る程度の能力
解説:梅干しが落ちた龍神温泉から生まれた名産奇跡獣。
外見は中央部に梅干しとローカルハートが宿っている液体の龍。
その液体で龍神温泉に入った客を次々と溺れさせた。
そんな事も知らずに龍神温泉にやって来たのは、てゐとその家族に加え、健康の為に来たパチュリー。
龍神温泉に入ろうとしたてゐの前にキセキリュージンメが現れた。
てゐは物影でリムハピネスに変身して不意打ちを仕掛けた。だが。
「不意打ちは通用せぬ!」
ハピネスを龍神温泉に閉じ込めたリュージンメ。
一方パチュリーは、旅館で軽い喘息を起こしていた。
「むきゅ…。誰か咳止め取って…」
するとそこに現れたのは魔理沙。妖山学園の高校生。
パチュリーは、彼女の家庭教師をしているそうだ。
「咳止めはこれだぜ!」
「魔理沙…、何故貴方がいるの…」
「説明は後だぜ!これを飲んで温泉に行け!」
「…分かったわ」
不思議な薬を飲んだパチュリーは、龍神温泉に向かった。
するとそこには、ハピネスがリュージンメに閉じ込められていた!
無意識に隠れて懐のスペルカードを掲げたパチュリー。
パチュリーはリムケントニスに変身し、リュージンメと対峙。
すると空から何かが。
落ちてきたのは紀州備長炭。ケントニスはそれを手にして閃いたようだ。
(…備長炭は水を浄化する作用があるわ。それなら…)
「…ヴィリーム・ケントニス・マテリアル」
左手に備長炭を持って小声で囁いたケントニス。それを龍神温泉に投げた!
「グォア…!」
「備長炭は浄化作用があるのよ。更に私の力も込めているから、貴方は浄化されるしかないわね」
そのまま浄化されたリュージンメ。ローカルハートを手にしたケントニス。
ハピネスを助け出し、互いの正体を明かして温泉を楽しんだ。
そんな2人を、ひっそりと見守るウィザーグローだった。
ロケ地・広島県広島市。
広島市に現れた広島名産がごちゃごちゃに混ざった名産奇跡獣。
ヴィリーム・奇跡団・ラパンが挑む!
更にあの助っ人が登場!
次回、名産奇跡獣道中記・第47話『Episode.47 ファイヤーボール・メープルリーフ』
当たります!378円の食事券!
名前:キセキモミカキノミープ
モチーフ:もみじ饅頭+牡蠣+広島風お好み焼き+カープ(鯉)
能力:もみじ饅頭と牡蠣とお好み焼きを操る程度の能力
解説:広島市の鯉から生まれた名産奇跡獣。
牡蠣の殻を纏い、尾鰭はもみじ饅頭、体は広島風お好み焼きの外見をしている鯉である。
ヴィリーム達が来るまでは、普通に池で泳いでいた。
「お肉の事ならトラック♪美味しいお肉だも~♪」
「も~♪…これでいい?トラック?」
某牧場のCM曲を歌うトラックと相槌を打つフォン。
一方上空では。
「さっさっさささとかき混ぜまして、丸く丸く作りましょ♪」
ラパンが某お好み焼きのCM曲を口ずさむ。
一方のブレイブ・セトネ・ルクスは、モミカキノミープがいる池の前。
3人は逃げ回ったり広島名産が飛び交うモミカキミノープの前に苦戦。
打開すべく、ルクスがフォールから貰ったオコノミラブ(>>375)のローカルハートでフォームチェンジ。
「リムルクス!オコノミラブフォーム!」
ルクスの衣装がお好み焼き屋の従業員らしくなり、両手には蟹のハサミを模したヘラを装備。
「行くよ…!名産奇跡獣さん!」
飛び交う広島風お好み焼きを生み出した皿に乗せて、広島市民に渡していく。
もみじ饅頭や牡蠣は、ブレイブとセトネがどうにかあしらう。
だがモミカキミノープの攻撃が出来ない状況に。
すると、そこに現れたのは。
「助太刀するぞ!ミッドヴィリーム!」
炎の翼を纏ったリムポイニクスだ。
ポイニクスはいきなり池に入って池ごと蒸発する荒技を披露!
「ヴィリーム・ポイニクス・オーバーヒート!」
池の水が無くなった!無力化したモミカキミノープの前にブレイブが技を決める!
「ヴィリーム・ブレイブ・エスパーダ!」
浄化されてローカルハートに。
ローカルハートはブレイブがポイニクスに渡した。
ちなみに池は、セトネが局地的大雨で戻してくれました。
「何故わちき…」
ロケ地・大分県竹田市。
日本中のローカルハートを集めても、奇跡に届けたい思いに足りない。
という訳で竹田市に現れたヴィリーム達。
今回の名産奇跡獣は、どうやら岡城跡にいるらしいが…。
次回、名産奇跡獣道中記・第48話『荒城の月の挽歌』
どうにもならない今日だけど、平坦な道じゃきっとつまらない。
名前:キセキダルマオカボピ
モチーフ:姫だるま(竹田市名産のだるま)+岡城跡+オカピ+カボス
能力:岡城跡を守る程度の能力
解説:岡城跡から生まれた名産奇跡獣。
外見はオカピ柄の姫だるまで、女性の名産奇跡獣。
何故かどこか悲しげな性格をしているが…。
竹田市の岡城跡にやって来た、ウェール・フォール・ビターとラパン。
どうやら奇跡団の面々は遅れている模様。
攻撃を一切仕掛けてこないダルマオカボピ。しかも岡城跡を動こうとしない。
「ヴィリーム・ビター・スカーレット!」
「ヴィリーム・ラパン・クレーター!」
攻撃を仕掛けていくヴィリーム達。
だが何故か攻撃が全て無効化される。
「攻撃が通用しませんよー!」
「何故かしら…」
幾多の攻撃や会話を試みるも、微動だにしないダルマオカボピ。
そして奇跡団のチックとチンも合流し攻撃したが、やはり効かない。
すると何を思ったのか、ウェールが滝廉太郎の『荒城の月』を歌い始めた。
「春高楼の花の宴♪巡る盃影さして♪」
少しずつウェールに寄ってくるダルマオカボピ。
「キキタイ…、キキタイ…」
そのまま歌い続ける事にしたウェール。
気づいたフォール達も、荒城の月を一緒に歌う。
そして最後の節まで歌いきった一同。
「アリガトウ…、タキレンタロウニヨロシク…」
そのままダルマオカポビが浄化されていく。ローカルハートが落ちた。
「誰がローカルハートを入手しますかー?」
そのウェールの質問に対し、一同は満場一致で突破口を開いたウェールが入手すべきと答えた。
ローカルハートをウェールが入手し、一同は竹田市を観光して帰路に着いた。
さて一方、ここは
ミラクルアースの某所。
「ケイオスとナノケイオスは上手く行ってるかしら…」
微笑んで呟く紫色の謎の少女が、群馬県の全市町村の様子を眺めている。
どうやら彼女は、群馬県のローカルハートのみを狙っているらしいが果たして…。
ロケ地・徳島県鳴門市。
回る回ってく、アイアイヤー。
グルグル回る、グルグル回る。
一体ヴィリーム達はいつまで回り続けるのやら。
次回、名産奇跡獣道中記・第49話『ヴィリーム達も回り出すあわ踊り大合戦』
くるりくるり、奇跡と僕とが。
名前:キセキウズシオドリ
モチーフ:鳴門の渦潮+泡+阿波踊り+阿波尾鶏(徳島県の鶏)
能力:泡と回転を操る程度の能力
解説:阿波踊りの衣装から生まれた名産奇跡獣。
阿波踊りの衣装を着た鶏の外見で、腰に渦潮を模した回転部がある。
そこから渦潮を繰り出したり泡を出したりする。
鳴門市に駆けつけたグラース・モルテ・テスラと、奇跡団のコメット(変身済み)とブックス。
後ラパンも。
早速ウズシオドリと対峙した一同。
水の弱点は雷だと睨んだテスラが、早速技を決めようとする!
「ヴィリーム・テスラ・エレキショック!」
だが電気はウズシオドリの回転部に吸収され、テスラに向かって反射。
テスラは麻痺して技が出にくくなった!
今度はグラースが自慢の技で決める!
「ヴィリーム・グラース・ブリザード!」
またもや回転部に吸収。吹雪がグラースに向かって来た!
グラースは氷漬けになった!
普通に戦っても勝てないと判断した残りの面々。
モルテはラパンと協力し、2人がかりでウズシオドリを持ち上げようとした!
だがウズシオドリは2人の目を回し、混乱させた!
混乱した2人は、訳も分からず自分を攻撃した!
もうどうしようもなくなった奇跡団の2人。
ブックスは気分を盛り上げようと阿波踊りを踊り始めた。
コメットも便乗して阿波踊り。更にお祓い棒から泡を出す技を披露。
「あわわわわ!こりゃおもろいわ!」
意外と好評だった。
奇跡団の2人は鳴門市民にも協力を仰ぎ、皆で阿波踊りを踊った。
「あわわ…、しまった!回転部が壊れた!」
ウズシオドリの回転部が笑いの衝撃で破壊!
「ブックス、今です!」
「御意!ブックストマホーク!」
見事ウズシオドリを切り裂き浄化!
ブックスが念願のローカルハートを入手!
「遂に手に入れた!ローカルハート!」
「それでは鳴門市民の皆さん、奇跡団の勝利のポーズをお願いします!」
ビシッ
「「我ら、
東風谷奇跡団!」」
一方ヴィリーム達も、無事に回復した模様。
「負けちゃった…」
ロケ地・宮崎市宮崎市。
名産奇跡獣を、どげんかせんといかん!
ヴィリーム達が、どげんかせんといかん!
そのまんま名産奇跡獣を浄化せよ、ヴィリーム!
次回、名産奇跡獣道中記・第50話『思い出のシーガイア』
次の公演は、さなえ&ザ・グリーンミラクルズです(嘘)。
名前:キセキインドームゾウ
モチーフ:インド象+オーシャンドーム(シーガイアにある屋根付きプール・閉鎖している)
能力:宮崎県を歩き回る程度の能力
解説:シーガイアのオーシャンドームから生まれた名産奇跡獣。
オーシャンドームの胴体にインド象の頭と両足と尻尾が生えた外見をしている。
元がプールなので、水を用いた攻撃も得意。
ヴィリーム達が駆けつける前に既に宮崎市を歩き回り、宮崎市民はパニックに陥った。
ファータ・ハピネス・ドワーフと、奇跡団のウォッチとヨーヨードが宮崎市に駆けつけた。
ラパンもいるが、今日は何故か悩んでいる様子。
(…ローカルハートをウィザーグローさんに渡すべきか、それとも…)
巨大な名産奇跡獣相手なら、ドワーフの出番だ。
「ヴィリーム・ドワーフ・ジャイアント!」
技名を宣言し、ドワーフが巨大化。
巨大戦は互角の展開。
しかしインドームゾウが宮崎県高鍋町へジャンプした!
ドワーフも追いかける。
インドームゾウは高鍋町の向日葵畑に着地。
だがこれがとある人物の逆鱗に触れる事になった。
「その足、落ちても知らないわよ?」
いつの間にかリムフルールに変身していた幽香の事である。
逃げるインドームゾウを向日葵の鞭で縛り上げるフルール。
「ヴィリーム・ドワーフ・シャドーソー!」
ドワーフがその隙にインドームゾウの影に小槌の針を刺して動きを止めた!
「お覚悟はよろしくて?…ヴィリーム・フルール・サンフラワービュート!」
容赦なくインドームゾウを叩きのめして浄化。
フルールはローカルハートをドワーフに手渡し。
丁度リムギリズマが宮崎市へ。
「待ちなさい、リムラパン!」
ラパンは羽衣で逃げ出した!
「また逃げられたわ…」
「私も一緒に追いかけていいですか?」
ファータがギリズマに訪ねた。
「…分かったわ。ついて来なさい」
ラパンを追跡するファータとギリズマ。
ラパンは果たしてどこへ?
最終更新:2018年11月23日 16:14