エリザベス一世

【元ネタ】アーサー王伝説 、史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】エリザベス一世
【性別】 女性
【身長・体重】154cm・42kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 人を惹きつけ、争いを未然に収める政治的手腕。
 紳士から絶大な支持を集めた逸話により、男性に対してはAランクとなる。
 対して、彼女の処女性を疑う噂も絶えなかった。

騎士叙勲:A
 キャプテン・ドレイクを騎士に迎え懐柔した逸話による。
 カリスマの影響下にある対象を相応しいクラスに叙勲し、対応したスキルを与える。
 対象の忠誠がより深まることでスキルのランクは上昇する。
 この効果は本人が望めば拒否でき、女王及び国家の貢献にそぐわない行為には適用されない。

伝承再現:A
 祖先であり素体であるアーサー王の所持スキルを一時的に自分の物として使用する特殊スキル。
 Aランクであれば、原型(モデル)となった英雄のスキルを本来のランクで再現できる。
 セイバーの場合、アーサー王の剣術、騎乗、対魔力、直感、魔力放出精霊の加護が該当。
 このスキルは『永遠に清き純潔の王』を解放している間に限り、発動が可能である。

【宝具】
『戴冠宝器・慈悲王剣(カーテナ)』
 ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 イングランドの王権を示す、命を奪わぬ慈悲の剣。
 その実態は「竜殺しの魔剣クルト」を封じ込め、欠けた宝剣に見せかけている結界宝具。
 これが発動している間、所持者への攻撃を物理・魔術問わず半減させ、同威力を反射する。
 その代わりこの『剣』では相手のHPを0にする事は出来ず、命を奪う事は出来ない。

『勝利すべき白銀の剣(クルト・アルマツィア)』
 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 『戴冠宝器・慈悲王剣』の戒めを解いた王剣の真の姿。
 使い手の特質を鏡の様に映す銀剣が、アーサー王の複製であるエリザベスより投影した
 「勝利すべき黄金の剣(カリバーン)」の複製品。
 真名解放とともに、魔力を変換した光を刀身に帯びることで、攻撃力を強化する。
 また光に触れたAランク以下の加護・防御を一時的に打ち消し、軽減や蘇生を許さない。

『永遠に清き純潔の王(メイデン・グロリアーナ)』
 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 セイバーが愛し愛される国と臣民を象徴する概念結晶武装。
 真名解放により、HP自動回復の常時効果に加え、バッドステータスの破棄、
 全パラメーターのランクアップ、及びスキル『伝承再現』の発動が解禁される。
 但し、王権を顕す『戴冠宝器・慈悲王剣』が解除されている間、
 この宝具の効力は一時的に喪失する。

【キーワード】
『アーサー王再誕計画』
 歴史と家柄に欠くテューダー王朝が求めたアーサー王の権威を得るための計画。
 ヘンリー8世は、魔術師であるアン・ブーリンの協力を得て、
 グラストンベリー修道院のアーサー王の墓地より因子を抽出、
 新たなアーサー王を生み出す実験を行う。
 しかしアルトリアの肉体をコピーした結果、誕生したのは女児エリザベスだった。
 それは伝説上のアーサー王を望んだヘンリー8世の思惑を裏切るには十分な結果であり、
 アンは魔女として処刑され、彼女も失敗作としてロンドン塔に幽閉される事となる。

【解説】
 16世紀のイングランド、アイルランド女王。
 異名は処女王、栄光あるもの、良き女王エリザベス。ヘンリー8世の次女。
 母アン・ブーリンの処刑の後、王家から放逐され、ロンドン塔に幽閉される。
 しかし、義母キャサリン・パーの嘆願もあり、王家に復帰。
 弟エドワード6世、妹“9日女王”ジェーン・グレイ、
 そして姉“血まみれ”メアリ1世の後に、イングランド女王として即位する。
 宗教改革にゆれるイングランドを中道的な新教、国教会により纏め上げ、
 長年に続いた混乱を収めることに成功する。
 しかし、それは同時に、カトリックとの、そしてその守護者にして盟主、
 太陽の沈まぬ世界帝国、スペインとの敵対を意味していた。
 エリザベスは、その圧倒的な国力差のある世界帝国に対し、
 なんと海賊フランシス・ドレイクを自ら騎士に叙勲するなど、
 海賊勢力に援助することで対抗する。
 そして終には、アルマダの海戦においてスペイン無敵艦隊を撃破。
 結果、大英帝国の繁栄の礎を築き上げ、
 後々までもその治世は黄金時代として称えられた。
 なお、自らの結婚問題をも外交の俎上に上げながら、
 生涯結婚することは無く、「イングランドと結婚した」と称した。

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最終更新:2017年02月05日 01:59