エルナン・コルテス

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】エルナン・コルテス
【性別】男性
【身長・体重】172cm・101kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力D 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
黄金律:A
 人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命ではなく、
 略奪による金銭の収集能力。
 強引に大富豪となることも可能であるが、その手段には大きく問題が生じる。

信仰の加護:A
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

嵐の航海者:B
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

【宝具】
『蛮族滅す征略の死病(ビルス・コンキスタドーレス)』
ランク:B+ 種別:対衆宝具 レンジ:2~99 最大捕捉:1000人
 アステカを滅ぼし尽くした疫病の逸話の具現。
 銃弾を起点に広がるウイルスは、アーチャーにとって古く価値の無い『文明』に
 有機・無機問わず侵食し、時間経過と共に劣化・衰弱させ魔力へと分解する。
 分解された魔力はウイルスの増殖・拡散に使用される。
 感染を回避するためには耐久による判定を行い成功する必要がある。
 何に価値があり、価値がないかはアーチャーの価値観によって決定される。

【Weapon】
『無銘・銃』
 黒色火薬を使用する先込め式の銃。
 アーチャーは銃弾に『蛮族滅す征略の死病』を籠めて使用する。

【キーワード】
『ケツァルコアトルの化身』
 アステカにはテスカトリポカ神に追われた白い肌を持つケツァルコアトル神が
 『一の葦』の年(西暦1519年にあたる)に戻ってくる、という伝説が存在した。
 偶然の一致によって「一の葦の年」に侵略に訪れた白人であるコルテスは
 アステカでは白い神ケツァルコアトルの化身とされ「国を返します」と好待遇を
 受ける。しかし、コルテス達が行ったのは人身御供を禁じ、5万の軍勢で
 首都テノチティトランを攻め落とし、黄金の略奪や原住民の大虐殺といった
 アステカ文明に対する完膚なきまでの破壊行為だった。文明を人類に授けた
 文化神であるケツァルコアトルの化身であるコルテスが文明を破壊しつくすというのは、
 アステカ帝国にとって何とも皮肉な末路である。

【解説】
 エルナン・コルテス・デ・モンロイ・イ・ピサロ。初代バジェ・デ・オアハカ侯爵。
 征服者(コンキスタドール)の一人。アステカ帝国を滅ぼした男。
 スペインの下級貴族の出で、元は法律家を目指していた。本業は探検家。
 キューバ遠征に参加するも、キューバ提督ディエゴ・ベラスケスと対立し、
 手勢を率いてメキシコ湾に到達。アステカと対立していたトラスカラと同盟を結ぶ。
 アステカでは白い神ケツァルコアトルの化身とされ「国を返します」と好待遇を受けるが、
 貴族の批判を受けた王が掌を返したため引き返し、キューバ提督軍を破って傘下に収める。
 帰還し、人身御供を禁じたため反乱を起こされるも、後に5万の軍勢でテノチティトランを陥落。
 アステカ文明を完膚なきまでに破壊し尽くし、黄金の略奪と原住民の大虐殺を行った。

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最終更新:2015年06月04日 23:05