【元ネタ】源氏物語
【CLASS】
アサシン
【真名】六条御息所
【性別】女性
【身長・体重】159cm・43kg
【属性】秩序・中庸/混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B+
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
ただし、呪詛を掛ける場合はこの限りではない。
【固有スキル】
無力の殻:B
アサシンが覚醒状態である間は宝具が発動せず、
能力値も落ち込み、サーヴァントとして感知されなくなる。
眠り病:C
都で流行した水飲み病からくる疲れや眠気。
判定に失敗すると昏倒、眠り込んでしまう。
判定の頻度はランクに比例し、Cランクなら数時間に1度である。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
呪術:C+
精神を元に他者へと働きかける最も原始的な呪術の一種。
その特性上人を害することに長けている上に、
西洋魔術の体系とはかけ離れた性質により
対魔力による軽減を受けない。
アサシンの場合
精神汚染のランク分、威力がさらに上乗せされる。
精神汚染:B
度を越した恨み深さ。他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が上手くいかない。
またアサシンが相対した相手を嫌っていればいるほどランクが上昇する。
【宝具】
『もとあらざりしみとなりて』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
アサシンが気を失っている間に現れる、意識を共有する二重存在。
アサシンの保有スキルのうち、無力の殻と眠り病以外はこちらが保有している。
耐久値以上のダメージを受けると一時的に消失する。
霊核を破壊されたアサシンは宝具と一体化し、各宝具と精神汚染のランクも上昇する。
『いまはうたではかなふまじ』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
接触した目標を長期に渡って侵食する段階性呪詛。
継続的なダメージの他に、いかなる回復をも阻害する呪い。
呪いを破棄するためにはアサシンを滅ぼすほかない。
同じ対象を連続して呪った場合、ダメージ量はさらに加算される。
【Weapon】
『鬼女の面』
怨霊の素顔を覆っている能面。
面打ち師般若坊が題材とした事により、『般若の面』と呼ばれる。
恨みの度合いにより、『生成り』から『蛇』へと変化する。
【解説】
平安時代、
紫式部が執筆した源氏物語の登場人物。
大臣家に生まれ東宮(皇太子)に嫁ぎ一女をもうけるも東宮が死去。
その後甥の関係に当たる光源氏と恋愛関係に陥った以後が主に描かれる。
なお名前の由来は六条京極に住まいを構えていたことから。
美しく気品があり、教養、知性、身分ともに優れているために
矜持の高い彼女を持て余し心が離れていった源氏とは対称に、
六条は源氏との恋にのめり込むも年上の引け目やプライドから素直になれず、
それでも沸き起こる独占欲を押し殺して過ごす。
押し殺された心は時に生霊として、そして六条の死後は悪霊として彷徨い、
源氏が愛する女君たちを祟るようになっていったとされる。
怨霊へと成り果てたその特異性から、嫉妬を描く題材として多くの作品に登場する。
特に能楽「葵上」では『本あらざりし身となりて』『今は打たでは叶ふまじ』と
源氏との関係が薄れゆく事を嘆き、源氏との子をなした葵上を呪わずには居られないと
鬼女の姿へと変ずるも、最後には行者の法力にて浄化され消滅して終わる。
一説にはこの時使われる鬼女の能面が、
行者の読む般若経と合わせて般若の面の由来となったともされる。
最終更新:2016年02月08日 15:55