【元ネタ】北欧神話
【CLASS】
セイバー
【マスター】
【真名】ヘイムダル
【性別】男性
【身長・体重】184cm・75kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A++ 敏捷B 魔力EX 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【固有スキル】
暁光の神核:EX
夜を照らし、昼を齎す暁の光を司る神としてのスキル。
神性を含む複合スキルであり、神の国の門番として「照らす」「観測する」「睡眠を必要としない」という力も兼ね備える暁の光そのものの具現。
原初のルーン
北欧の魔術であるルーンを有している。
現代の魔術師が行使するものとは異なる大神によるオリジナルであり、驚異的な威力を秘めている。
このスキルによって、セイバーでありながら変身術など様々な魔術を行使する。
大神から授かったこの原初のルーンを人間の貴族(魔術師)に伝えたものが現代でも使われる
ルーン魔術になったとされる。
魔力放出(光/古):A
この光神は、波濤より昇る光たる「暁の光」そのものであるという。
聖人系サーヴァントの一部が有する亜種魔力放出とは似て非なるスキル。
光の形態をとった魔力を放出し、戦闘力を増強する。
【宝具】
『九界轟震・黄昏序曲(ギャラルホルン)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:300人
終末の訪れを告げる角笛。
北欧の九世界全てに響き渡るその音色は衝撃波となりレンジ内の者に対しダメージと極度の混乱状態を与える。
真名解放すれば神々の黄昏(ラグナロク)の情景が限定的に再現され、周囲一帯の魔術基盤は崩壊し全体の魔術や宝具が機能不全に陥る。
『言の葉は具足となりて(リーグズスーラ)』
ランク:B+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0~1 最大補足:1人
セイバーが人の身分の祖となる氏族の誕生に立ち会った逸話が昇華した武装。
刀身に触れた者を戦士として再定義し「奴隷」としての属性を付与する剣(スィール)、
「農民」として魔力を育み高ランクの
単独行動スキルを付与する鎧(カルル)、
「貴族」の性質を持ち「奴隷」たる者への有利な補正を獲得する兜(ヤール)の三つから構成される。
対人戦闘に特化したその武装は、神の国の歩哨たる彼の在り方そのものと言えよう。
【解説】
北欧神話における光の神が一柱。九人姉妹の母より生まれた白きアース。
「天山」を意味するヒミンビョルグに住む、神々の住まう国アースガルズの眠らぬ見張り番(センチネル)。
昼夜を問わず100マイルを見通す目と、草の伸びる音すら聞き分ける耳を持つ。
名馬グルトップと角笛ギャラルホルンを所有しており、巨人の軍勢が虹の橋ビフレストを渡って
アースガルズに攻め込むときこの笛を鳴らす事で神々に終末の日(ラグナロク)が訪れたことを知らせるという。
一説によれば彼が表す光とは波間より昇る光、すなわち明け方の光を指すとされる。
悪神ロキとは因縁があり、彼が女神
フレイヤからブリーシンガメンの首飾りを盗んだ際にはこれを追いかけ、
互いに様々な動物に変身して激闘を繰り広げた果てにこれを奪還したとされる。
そしてラグナロクでは幽閉から解かれたロキと戦い、相打ちとなって倒れた。
しかし「ロキの敵」という言葉で片付けられるほど二神の関係は単純ではなく、
ロキが数多の神を誹る「ロキの口論」ではその苛烈な役目への同情めいた苦言が向けられた他、
ミョルニル奪還の際には二神が提案・立案した作戦をもってこれを完遂している。
ところで、人間を表す異称(ケニング)として「ヘイムダルの子ら」という表現がある。
これは彼がリーグという名を名乗って人間界を訪れた際に三日三晩ずつ泊り助言した三組の夫婦が、
・北欧の民の中で唯一帯刀を許され民を守ったスィール(奴隷)
・農耕に携わり民を飢えから遠ざけたカルル(自由農民)
・後にリーグの名とルーン文字を彼から授かり、私財を擲って民を治めたヤール(貴族)
という三つの身分の祖となる人物が生まれたことに由来するとされている。
最終更新:2023年11月02日 23:16