アビマニュ

【元ネタ】『マハーバーラタ』
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アビマニュ
【性別】男性
【身長・体重】168cm・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C+
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
 月神の盃スキルにより一時的にブーストすることも可能。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適正を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 雷霆神インドラの孫であると同時に、月神チャンドラの息子の転生体でもある。

不退転の破陣:A
 クルクシェートラ十三日目の会戦において、難攻不落の蓮華の陣を破るために奮戦し力尽きるまで戦い抜いた逸話の昇華。
 発動と同時にアーチャーはあらゆる敵意を引きつけ、Aランク相当の戦闘続行、不屈の意思を獲得する。
 数多の陣法に通ずるアーチャーが自らこのスキルを使用するときは、即ち己の消滅を半ば確信していることと同義である。
 アーチャーの壮絶な戦いぶりとその最期はカバディの源流として名高い。

月神の盃:B
 月神チャンドラの息子の転生体であるアーチャーが覚醒した権能に近い能力。
 月が神酒ソーマを注ぐ盃とされることから、月神の子と看做されるアーチャーへソーマによる絶大な賦活・第六感の鋭敏化といった恩恵が与えられる。
 しかし、人間の要素を少なからず残すアーチャーの身では過剰な供給は霊基への深刻な負荷が掛かる。

魔力放出(嵐):A
 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
 この能力は所持する宝具である『破壊神の大喝(シヴァ・ラウドラ)』の影響によるものである。
 アーチャーの場合は放出した魔力は矢の加速に用いられ、魔力を纏った矢はライフルの弾よりも素早く敵を射抜く。

千里眼:C+
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
 アーチャーは弓を射る際に時間感覚の操作を行う。故に彼は慌てること無く狙いを定めることが出来る。

【宝具】
『破壊神の大喝(シヴァ・ラウドラ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
 叔父のバララーマから与えられた、彼がシヴァより授かった神の弓。
 通常時はただの弓だが、真名開放をすると矢は嵐を纏ったミサイルと化す。
 無誘導式だが、アーチャーの父親譲りの弓の才能と千里眼スキルが合わさって、ほぼ誘導式ミサイルに等しい精密さを持つ。

『香音よ、破軍を奏せ(ガンダルヴァストラ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~70 最大捕捉:600人
 父アルジュナより授けられたガンダルヴァの神器。
 通常の弓箭に混じり放たれるそれの正体は、生じる楽奏により敵陣を幻術に陥れ惑乱する神代の音響兵器。
 特に軍団戦において極めて凶悪とされる兵器だが、不幸中の幸いか正義心に篤いアーチャーは専ら幾千もの己の幻像を生み出すといった使い方を好み、悪辣な手段で用いることは考慮していないようだ。

【解説】
 パーンダヴァのアルジュナクリシュナの妹スパドラーの息子。
 それと同時にソーマとも同一視される月神チャンドラの息子スヴァルチャスの生まれ変わりである。
 チャンドラは自身の息子が人間として転生する際、手放したくないあまり息子は16年間しか地上に留まらないという協定を結んだという。

 かのサイコロ賭博での追放劇の際は母と共にクリシュナの元に疎開し、バララーマ、クリシュナクリシュナの息子のプラデュムナに教育を受けている。
 またバララーマがシヴァから受け取った強力な弓ラウドラを受け取っている。

 クルクシェートラの戦いでは勇猛果敢に戦い活躍した。
 しかし戦争十三日目、カウラヴァ総司令ドローナの蓮華の陣を破るため浸透したが、援軍が敵軍に妨害を受けたため敵陣の中で孤立してしまう。
 奮戦するもドローナ、クリパ、カルナアシュヴァッターマン、プリハドバラ、クリタヴァルマン、ドゥフシャーサナの息子に囲まれ戦死する。
 この時弓を破壊されれば、剣を取り出そうとし、剣をはたき落とされれば、戦車の車輪で戦いを続けたという。
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最終更新:2023年11月01日 23:18