【元ネタ】『西遊記』など
【CLASS】
キャスター
【マスター】
【真名】玄奘三蔵
【性別】女性
【身長・体重】160cm・48kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷B 魔力A+ 幸運EX 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
キャスターのクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。
Aランクともなると「工房」を上回る「神殿」が作成可能。
厳密には使う魔術の方向性が違うため「工房」とは称されず、即時性に優れた強力な結界を展開することが可能である。
【固有スキル】
高速読経:A
「
高速詠唱」と同様のスキル。強力な大魔術の詠唱ですら一工程で終わらせる。
読経そのものは、キリスト教でいう「聖句」の塊であり、そこに籠る霊的概念は読誦する者の霊格や、経典への理解度の次第で何倍にも跳ね上がっていく。
イベント劇中でも玄奘三蔵が般若心経を読んでいるが、これは彼女が史実で持ち帰った大教典「大般若波羅密多経」の圧縮版と言う、特質して概念濃度が濃く、また唱えやすい経典だからだろう。
妖惹の紅顔:A
『西遊記』において多くの妖達から狙われ続けた事がそのままスキル化したもの。
『西遊記』作中では、妖魔奇怪のあいだには「高僧の血肉を喰らえば妖力が増す」という伝承が流布しており、特に三蔵法師は釈迦如来の弟子たる金蝉子の転生体とあって「不老不死を得られる」と噂され、執拗に狙われる羽目になった。
三蔵の教え:A
三蔵法師としての在り方がスキルとなったもの。
有り難い教えで味方全体に様々な補助効果を与える。
三蔵とは「律(仏門における戒律)」「経(経典による教え)」「論(仏教教理への理解)」のことであり、これら三つを修め通じた者だけが仏教徒の最高峰として“三蔵法師”の号を贈られる。また玄奘三蔵は史実でインドの高僧から「唯識」の教理を直伝されており、般若心経にも重要な要素として解説されている。
神性:D
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
彼女は前世が釈迦如来の元弟子であったこともあり、更には未来に仏へ至る可能性を持つため、神性を低ランクではあるが保有している。
【宝具】
『五行山・釈迦如来掌(ごぎょうさん・しゃかにょらいしょう)』
ランク:B 種別:対軍・対城宝具 レンジ:0~40 最大捕捉:1~100人
敬うべき仏にして天界に於ける(前世での)師、釈迦如来の力のごく一部を借り受ける。
かつて
孫悟空が至ったという「世界の端」―――すなわち巨大な釈迦の掌そのものが空から落ちて、仏法を貶めんとする敵対者を懲らしめる。覚者掌底。
『記別・栴檀功德(きべつ・せんだんくどく)』
ランク:EX 種別:記別宝具 レンジ:- 最大捕捉:自身
西遊記の終盤に於いて予言された「一種の未来仏としての玄奘三蔵」すなわち栴檀功仏に由来する宝具。
玄奘三蔵の全身が後光に包まれて、一時的&限定的な仏
モードになる。
大抵の攻撃を弾き、攻撃力はそれほどでもないが高い回復力で自陣を継続的に大回復し続ける上に状態異常攻撃を跳ね除け、精神系干渉も弾く。
ただし、使用後は霊基が完全に破壊されて玄奘三蔵は消滅する。
最終更新:2021年01月17日 13:32